【0097】オリンピックの感想あれこれ

東京オリンピックでサッカーに出場した堂安選手の言葉が素敵です。

インタビューで、エースナンバー10番の選手像を聞かれて、

「誰もが負けを認める状況で、こいつがいるからまだわからない、
こいつだったら何とかしてくれる。そんな選手になりたいです」

いかがですか?かっこよくないですか?

ぜったいうまくいかない、うまくいきっこない。
何か始める時やピンチの時の周囲からの意見は、
だいたいそんなもんです。

そんな時、どう思うか、どう行動するかはその人次第。
大切なことは、周囲のマイナス意見には一切耳を貸さず、
自分が見えてる世界を実現する強い覚悟です。
その覚悟を見せることで、場の空気が変わっていきます。

周囲はよく見ています。
言行一致で正直者であるかを見ています。
この人は期待に応えてくれる人物か見ています。

堂安選手の見ている世界が楽しみです。

一方で、残酷な現実もありました。

高いレベルの技術をもった、大きな期待を背負った選手たちが
精神的な重圧に苦しめられて、本来のパフォーマンスを発揮できない状況です。

・30度を超える猛暑
・1年延期によるピークパフォーマンスのずれ
・オリンピック開催を反対する世論
・無観客試合
・ネットの心ない意見
異例づくしの状況が、選手の精神面を相当苦しめたのではないでしょうか。

また、オリンピックは、金メダル(1等賞)を決める戦いですが、
何人かのメダリストが口にしていたのは、
「自分のパフォーマンスを最大限発揮することが課題です。
他の選手と競っているわけではありません」
という言葉です。
よくプロスポーツ選手が「自分との闘い」を口にしますが、
今回のオリンピックは、選手個人の自分との戦いを、数多く画面越しに見ることができました。

さて、みなさんのビジネスはいかがでしょうか?
最大限のパフォーマンスを発揮するために、日頃からスキルを磨いてますか?
スキルを磨く工夫をしてますか?
自分に勝つ努力をしていますか?
マイナス意見にひっぱられていないですか?

自分の家族はよーく見てます。
お客様もよーく見てます。
取引先もよーく見てます。
ましてや、自分自身は自分をよーく見てます。

他人には涼しい顔をして、陰で精いっぱいの努力をしてください。

こいつだったらなんとかしてくれるメンバーだらけの会社にしましょう!
そんな会社は、おそらく世間がほっときません^^

期待してます!

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