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どうして内緒話を聞きたいのか

どうして私が [内緒話を聞く]をやりたいか。

私、施術(リラクゼーション)を生業にしております。
問診や施術中、終わってからの一息のときに、お客様のお話をたくさん聞いてきました。
世間話や打ち明け話、愚痴にノロケもあります。

施術のあと、お客様がすっきりした顔になるのは嬉しいんですが、
何かを抱えてらっしゃるのを垣間見ることもありまして。

時折、お客様の体が教えてくれたり、訴えてきたり、知らんぷりしてたり、虚勢をはっていたり、マンホールの蓋や分厚い扉が見えたりします。
(書いてみると、ちょっと不思議な話ですね。
私は見えないものは見えません。
見えるって書いているけど、見えません。どっちだよ)

お客様からお話が出ない限り、私からそれについて口にすることはほぼありません。


このnoteを立ち上げたときに気がついたんです。

施術の回数券を作ったけど、売る気になれなかった理由が、
「話したほうがいいことを出さずにスルーして、体をほぐし続けていることが私のやりがいに繋がらないから」。

[内緒話を聞きたい]の方が、第1回から何回まで続くのかワクワクします。

人の話は芋の根っこのように、地中に埋まって、広がっている。
出すことで、硬い土がやわらかくほぐれて、空気が入るように、
体の緩みに繋がっていくのです。

施術は、[内緒話を聞く]というコンテンツの中に組み込んでいく方向で考えています。
この感じだと、私自身が、
話だけでもいいし、体を緩めて話でもいいし、施術だけでもやっていけそうだから。

内緒話は蜜の味であり珍味。
そしてあなたの体にとっても潤滑剤になりえます。

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