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2022年のM&A件数、過去最高を更新

M&A助言大手レコフが発表したデータによると、2022年1-12月の日本企業のM&A件数は4304件と、2021年の4280件を24件、0.6%上回り、2年連続で最多を更新しました(図表)。


M&A件数は2012年から2019年まで8年連続増加しましたが、2020年に世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響を受けて減少し、2021年に再び増加に転じていました。


他方、金額は11兆4356億円と、前年の16兆7128億円から31.6%減少しています。


私の周りでも事業売却をする起業家が多く、特に規模が小さい企業のM&Aが増えている印象です。


エンジェル投資家にとってみれば、投資先のベンチャー企業が早めのイグジット(事業売却)をするパターンが増えており、一社あたりのリターンはそこまで大きくないものの、投資期間が短く、利益確定も早まっている様子です。


エンジェル投資をする人も受け入れるベンチャー企業も増えてきており、今後のエンジェル投資の活性化に期待です。


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