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【移民活。永住権獲得は結婚のごとし】おわりに。

海外移民、海外移住するというのは結婚に似ていると書いてきました。

結婚には法律的な義務や責任、また、覚悟や暗黙のルールが必要とされることがあります。

海外移住や(移民)においても責任や覚悟を求められることが多いものです。

これら責任や覚悟にどれくらい向かい合えるかで結婚も海外移住も決まってくるかと思います。

旅行だったらその国や地域に対して責任や覚悟を持つ必要はなく、嫌だったらすぐに離れられます。

海外移住の場合、衣食住、収入や貯蓄の使い方をさらに熟考しなければなりません。

長く住み、移住先で税金を支払っていく。

それこそが海外移住の主たる責任や覚悟であると思うのです。

税金を通じて国の仕組みやルールを知り、確定申告をすることで税金を支払う資格と義務を守っていく。これが旅行者との大きな違いです。

恋愛と結婚の違いにも似ていると思うのは私だけでしょうか?

どの国や地域も税金を払えない移民希望者は国に入ってきてもらいたくない。

だからこそ、ビザ申請に「残高証明」など資産があることを基準にして、移住してすぐお金がなく、生活保護という国の税金に頼られたら国が大変だということになるのでしょう。

権利だけを主張するのではなく、義務を果たす。

それができなければ移民はしてはいけない。そう自分に言い聞かせて約4年(2020年現在)、永住権がとれてからだいぶ肩の荷が少し軽くなった気がしています。

しかし、よく考えてみると、もし自分の人生を愛することができたら、同時にもし結婚相手(や国)に惚れているとしたら、責任や覚悟などという堅苦しい言葉やそれに付随する手続きや義務などはたいして問題にならなくなっていくのではないでしょうか?

すぐにカナダを好きになれというわけではなく、カナダのほうが自分の人生が幸せに送れるかもしれないという可能性や直感があるだけでも良いと思います。

それこそ恋愛のようにある日突然好きになることもあれば、最初からトキメク場合もあります。

一方で自分にふさわしくないかもと悩むかもしれません。

それらの感情の起伏を通じて、相手(国)を好きになり、そんな自分を許せる状態がくるのです。

誰もが幸せになっていいのです。

方法や方向はいくらでもあります。

結婚も海外移民手続きも基本的には自分で行動を始められますが、例えばウェディングプランナーがいると手続きや段取りはわかりやすくなり、わからなければ聞ける土台があると安心です。

私は自分で経験したことしかお伝えできませんが、この本を通じてあなたの行動がより具体的になっていくとしたら嬉しいです。

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