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【東京エレクトロン】やまえつPFの和製エースストライカー3TOPの一角入りに十分たえれる力量っ【最強半導体装置企業・東京エレクトロン】



東京エレクトロン ロゴ


 やまえつポートフォリオにおける、和製エースストライカーとしては今まで『日本電産』『村田製作所』が不動の2枚看板として君臨して来たが、ついにその2枚看板に勝るとも劣らない、3枚目のストライカーを獲得を発表したいっ。その名も、『東京エレクトロン』である。泣く子も黙る、日本の誇る半導体装置の絶対的王者である。世界中の半導体メーカーが『東京エレクトロン』の製造装置がないと製造できない絶対的な半導体製造装置王者である。


【企業概要】

1.企業概要

 

 世界3位の半導体製造装置メーカー。半導体製造装置(コータ/デベロッパ、エッチング装置、成膜装置、洗浄装置、ウェーハプローバ)、FPD製造装置(コータ/デベロッパ、有機EL用描画装置)の製造販売。半導体製造装置はDRAMメーカー、不揮発性メモリ(NAND)メーカー、ロジックファウンドリ、ロジック&その他(MPU・AP)メーカー向けに販売。コータ/デベロッパ(塗布・現像装置)、ウェーハプローバは世界トップ、半導体洗浄装置は世界2位。450mmウェーハのための装置、EUV露光による超高解像パターニング、3次元積層メモリ対応、インクジェット技術を用いた有機ELディスプレイ製造装置の開発に注力。2010年セイコーエプソン<6724>と有機ELディスプレイ製造技術の共同開発契約を締結(2014年インクジェット描画装置を開発)。2012年半導体洗浄装置の米FSIインターナショナル社を買収。2014年太陽電池製造装置事業から撤退、東京エレクトロン デバイスを連結対象から外す(持分法適用関連会社へ)。2020年超臨界乾燥技術を搭載した洗浄装置をリリース。

主要取引先はIntel Corporation、TSMC、Samsung Electronics、SK hynix、Micron Technology。

 



2.指標

 PER予想21.5倍(安っ!!)とこれだけの企業の割には非常に低く感じる、ズバリお値ごろである。ROAは17.9%(高っ!!)と凄まじい数値を叩き出している。

東京エレクトロン① 指標


3.業績

 売上も営業利益も右肩上がり。営業利益率は25%をコンスタントに超える高い利益率を誇る。付加価値の高さ、技術力の高さが数字に表れている。

東京エレクトロン② 通期業績


東京エレクトロン③ 四半期業績


 営業キャッシュフローも、常に売上高に対し10%以上を稼ぎ出している

東京エレクトロン④ キャッシュフロー


東京エレクトロン④ セグメント


4.コンセンサスおよび会社予想

 2022年2023年についてはコンセンサスとしても増収増益が続く見通しである。

東京エレクトロン⑥ コンセンサス

  会社としても2022年度は過去最高の売上高と利益を見込んでいる。

東京エレクトロン 2022売上予想

  

 研究開発費は、1600億円を計画。設備投資 640億円、減価償却 430億円と将来の種まきもぬかりなし

東京エレクトロン 2022研究開発費


 株主還元に対しては配当性向50%、年間配当金150円以上および機動的に自己株式取得も明記している。

東京エレクトロン 2022配当予想



5.中期経営計画

 売上高:20,000億円

 営業利益:6,000億円

東京エレクトロン 中期計画2024


 

6.東京エレクトロンの世界シェア

 世界でも高いシェアを誇る半導体装置がたくさんあるが、中でもトップシェアのコーダ/デベロッパの87%が頼もしい。

 コーダ/デベロッパ  87%

 成膜装置      38%

 ウェーハブローバ  45%


東京エレクトロン 主要プロダクト 世界市場シェア


7.半導体の未来

 現在から、未来に向かってデジタル革命が進み、5G・DX・EV自動車など半導体需要はこれからますます右肩上がりで成長が間違いないところ。半導体市場全体で見ると、10年後は今の市場の2倍に膨れあがると見込まれている。

半導体市場 2030年予測


結論:デジタル革命で半導体市場が拡大する中で、その半導体製造装置で世界的シェアを誇る東京エレクトロンが業績を今以上に拡大していくのはごく当たり前の未来だと感じる。日本電産、村田製作所とともに我がチームのエースストライカーとして迎え入れるに足る存在と考える。

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