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日日是好日 〜Diary〜

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日記のような、ある日の記録。
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記事一覧

2024年 正月 記録

カバー写真は約2年前、2021年の11月に富山・高岡駅から撮影した夕陽に染まる立山連峰です。 …

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セミ・ファイナル

 今夜も遅くなった。  右手にはコンビニ袋。ジェノベーゼが入っている。早く家に帰って、チ…

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ことばは、まだ、わたしたちの領域だ。

ここ最近、考えていたことがある。 chatGPTが話題。 noteにもAI機能。 最初は、シレッとウソ…

鉛筆削り

 我が家には鉛筆削りがない。これまで、特に必要なかったからだ。  普段はシャープペンシル…

誕生

 母からLINEで、うれしいニュースが届いた。  「生まれる」  なんていい響きだろう。世界…

卒業

 タオルケットを、捨てた。  ライナス症候群。スヌーピーでお馴染みのマンガ「ピーナッツ」…

“バリアアリー”でいい。だからこそ、つながれるのだから。

アレルギーEXPOの帰り。一緒に出展させていただいたママさんは、お子さんを連れてきていた。終始ご機嫌でマスコットになってくれた彼は、はしゃぎ疲れたのか、ベビーカーでぐっすり眠っていた。 歩道に上がる瞬間、車の滑りが悪くなり、危うくベビーカーから子どもが落ちるのではないかとヒヤッとする場面があった。ママさんは慣れたもので顔色一つ変えなかったが、車いすやベビーカーの小さなタイヤには、まだまだ不便な凸凹が街には多いのだとハッとする瞬間だった。 それも、タイヤが引っかかったのは、

アレルギー対応の活動をしてるからこそ、私は卵が大好きだとも伝えたい

ある日、仲の良いママさんの一人と一緒に食事していた時のこと。 「やっぱ卵、美味しいよね。…

きっと、学生のいう「ワクワク」と、働いて感じる「ワクワク」は、質感が違う

先日、学生時代に所属していたアイセックの海外インターンシッププログラムの一つである「Japa…

“やりたいこと”と“やるべきこと”。どちらを取ればいいか、という相談

「興味があって、やってみたいなって思うことがあって。だけど、今関わっているプロジェクトも…

他者に“肯定してもらう”という体験――自己認知のお話

よく、「自己認知力が高い」と言われる。 すごく簡単なことで、「私はここが足りない」「私は…

怖がっていたのは、自分の弱さだったのかもしれない

ずっと、人付き合いが苦手だった。 そう言うと、驚かれることがある。表面上の会話や社交辞令…

きっと、未来の私がヨシヨシしてくれる

これまで、そんなことを思うことが多かった。 基本、自己肯定感が低いのかもしれない。うまく…

「今」に生きようとしたら、「可哀想」じゃなくなった

先日、webメディア『soar』である女性のインタビュー記事を読んだ。 どのような生きにくさを抱えてきたのか。どのようにして境界性パーソナリティ障害だと気がついたのか。そこから、どのように人と関わり、どのように回復の一歩一歩を歩んでいるのか。彼女の半生が丁寧に語られている。 その中で、私の目を捉えて離さない言葉があった。 「毒親」という言葉に抱いた違和感一時期、境界性パーソナリティ障害やアダルトチルドレンに関する記事や本をよく読んでいたことがある。ちょうど、昨年の夏から