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自分のことを 愛せずに沈む 冬の朝 「パン焼けたけど要る?」と LINEが届く

(自分を素晴らしいと思えない負のループでもがいていて、やっぱり自分はこの世に要らないのではないかと拗ねかけてしまったときに、美味しそうなドライフルーツの入ったカンパーニュの写真付きで「パン焼いたけど、要らない?」と犬友さんからLINEが入った。パン作りはプロ級の腕前の方だ。誰かが、私が喜ぶかな?って、ふっと考えてくれたんだ。そう思うだけで泣きそうになった。「要ります!」と遠慮なく返事して、いただきに寄らせてもらうとそそくさと外出の準備をして、洗面台で急いで髪をとかして、その時、今朝初めてまともに自分の顔を見たことに気が付いた。)

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元保護犬であった愛犬がシニアとなりお空組となりました。まだまださびしい毎日ですが、これからも保護犬たちが幸せをつかめるように何らかの行動は続けたいと思います。愛ある作品も素人ながら作ってまいりたいと思っています。 お茶一杯分ほどでもサポートをいただけたら心から嬉しいです!