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勝手にマリアージュ【10月】すだち×甲州(前編)

地域を元気にしたいワインエキスパートが、旬の食材と「日本ワイン」を気軽に楽しめるオススメの組み合わせ「勝手にマリアージュ」をお届け

初回のテーマは【すだち × 甲州】

日本のブドウ品種として、
2010年に初めて国際的に認定されたのが、
「甲州」です。

薄い藤紫色の甲州からつくる白ワインは、
柑橘の香りがほのかにして、
和柑橘との相性がいいです。

合わせるお料理としては、
いま旬の秋刀魚に「かぼす」を絞るのもいいですし、
鯛を昆布〆にして「すだち」と塩で食べるのも、
とってもオススメ!

■「鯛の昆布〆すだち塩」簡単レシピ■
①鯛のサクに軽く塩をする
②昆布ではさんで、冷蔵庫で半日~1日おく
③鯛を切ってすだちを絞る

コロナの影響で、養殖の鯛が売れないなどと聞きますが、
昆布〆にするとスーパーの鯛も「なんちゃって料亭風」に。

更に「甲州」ワインを合わせると、
白身魚の旨味を引き立てつつ、爽やかに仕上げてくれます♪

「甲州」ワインは日本酒のような吟醸香がすることがあり、
2日目以降のワインを飲む時、その香りが気になることがありますが、
先日は「へべす」を少し絞ってみたところ、フレッシュな香りが加わって美味しくいただけました!

⇒後編では、「甲州」ワインについてご紹介

(画像は、大分県のかぼすと徳島県のすだち、「旭洋酒 ソレイユ 甲州2019」)

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