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「意識高い系」と「意識高い人」の違い


皆さん、お疲れ様です!


カフェでこんな言葉が聞こえてきました。

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30代女性A)「意識高い系って私苦手なの〜。」

30代女性B)「分かる〜!私も苦手〜!」


ヒヤッ!!!っとしたので、自分もそうなっていないか気になり、表題の違いを自分なりにまとめてみました。


早速、結論からいきましょう!

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【意識高い系の特徴】

①考えているだけで、行動はしない。

②セミナーやイベントによく参加する。

③業界用語や横文字ばかりを使う。

④SNSでお金持ちを演出する。

⑤ビジネス(起業)するする詐欺。


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【意識が高い人の特徴】

①自分のためではなく、社会のために行動する。

②仕事の話をしない。

③誰に対しても謙虚な姿勢。

④周りの目を気にしない。

⑤自分に自信を持っている。

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この5つの特徴に分けてみました。

これまで出逢ってきた人をイメージし、言語化したので僕の主観も入っています。


もう少し細かくみていきましょう。


意識高い系①:考えているだけで、行動しない

早速心が痛いですが、僕自身、この傾向はあると自覚しています。何かしていないと不安なので、とりあえず何かはするんですよ。本読んでみたり、企業の分析してみたり。

ただ、大きく2つに分けられると僕は思っています。

1)行動していないことに気付いていない。

2)行動はできていないと気付いている。

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前者は、いわゆるマルチ商法をされている方々や、ビジネススクールに通っている方々、自己啓発本に没頭している方。後者は、前者に意味はないと気付いているものの、なかなか行動に移せずにいる方。一概には言えませんが、おおかた合っていると思います。

前者は、抽象的な発言が多く、そのほとんどは本や誰かの言葉を真似ているだけです。後者は、前者と自分は違うと思っているものの、思っているだけで行動はしていない。


意識高い系②:セミナーやイベントによく参加する。

これはもう説明するまでもないですね。参加して満足の無限ループを繰り返し、あたかも自分は周りよりも抜きん出ていると思っています。ただ、①と同様、行動には落とし込みません。

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意識高い系③:業界用語や横文字を使いがち。

覚えたばかりの知識を周りにひけらかし、自分はえらい、賢いと思っています。厄介なのが、簡単なことでもわざわざ難しく変換して話す傾向があります。相手に自分の考えを伝える、というコミュニケーション本来の目的を見失っています。

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意識高い系④:SNSでお金持ちを演出する。

フェイスブックやラインのタイムライン、ツイッターやインスタグラム等で、必死にゴージャスな日常をアピールします。日常の大半が、セレブな投稿をすることが目的になっており、本人のコンプレックスが浮き彫り状態です。

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意識高い系⑤:ビジネス(起業)するする詐欺

これは社会人なりたての自分がそうだったかもしれません。卍解(なんかブリーチ読みたくなった)したい、見返したい、ぎゃふんと言わせたい、一髪逆転したい、そんな想いを叶えてくれるもの、それがビジネスだと思い込んでいます。

会社を辞めることをかっこいいと思っていたり、雇われることをダサいと思っています。そう思っている自分が一番ダサい。

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意識が高い人①:社会のために行動する。

自分が儲けることはあまり考えておらず、社会全体のために行動することに生きがいを感じます。目先の利益ではなく、長期的な視点で世の中を見据えており、仕事の判断基準も、社会に価値を生み出すかどうかで考えます。

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意識が高い人②:仕事の話をしない。

自分の話したいことではなく、相手が興味のあることを選んで会話をします。逆に、意識高い系の人は、自分の夢やビジョンの話ばかり語る傾向があるので、相手からするとつまらない人間だと思われます。意識が高い人は、聞かれたら答えますが、聞かれない限りは話しません。だからこそ、そのギャップで人を魅了してしまうのです。

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意識が高い人③:誰に対しても謙虚な姿勢。

自分が何かの分野のプロであるように、相手も別の分野のプロということを知っています。意識高い系は、「仕事ができる=えらい、すごい」と思いがちで、視野が狭い状態です。意識が高い人は、情報のアンテナが高く、どんな話からでもしっかり学びに変えます。僕が学生時代に勉強を教えてもらった恩師の一人が、次のようなことを仰っていました。

私は勉強を教えるプロですが、あなたたちは話を聞くプロですよ。

「僕たちは対等な立場なので、講義に対する要望や意見、改善点があれば、是非教えていただきたいです。私の勉強になります。」

今でも台詞を覚えているくらい、印象に残った言葉でした。すべての人を対等にみていなければ、自然に出てくる台詞ではありません。

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意識が高い人④:周りの目を気にしない。

⑤と少し繋がってきますが、自分の確固たる信念があるからこそ、周りに何と言われようが、いちいちブレません。日頃から自分とじっくり向き合い、自分の中の答えを知っているからこそ、一喜一憂せず行動し続けます。

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意識が高い人⑤:自分に自信を持っている。

自分の事を100%信じているため、わざわざ宣言したりはしません。「無言実行」です。自信がないと、自分を鼓舞するために、周りから評価されたいがために、壮大なビジョンを皆んなの前で宣言しがちです。不安だからです。しかし、意識が高い人は、口先ではなく行動にこそ価値があることを知っているため、淡々と自分のやるべきことを遂行できる強さをもっています。

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以上、簡単にではありますが、自分の経験を元に、それぞれの特徴をまとめてみました。僕は、意識高い系でも別にいいと思います。本人が満足しているのであれば、それで良いと思います。一番卑怯なのは、何も行動しないくせいに、「あの人意識高い系だよね、痛いよね」と、陰でこそこそいっている人間です。自分が何もできていないのに、人の悪口は達者なものです。

人生のステージは、決して年齢に比例するものではありません。意識高い系の状態でも、いずれ意識が高い人間に変化していきます。タイミングはいつになるかわかりませんが、そういうものだと思っています。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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