ニンジャスレイヤーAoM感想／Ｓ５第３話(2)「ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー」♯5～10
こんばんは、望月もなかです。
座椅子を買い換えました。（クッションがへたって中の骨組みが腰を攻撃する罠椅子みたいになっていたので…）少しでも姿勢をマシにしたくて、専用の椅子を選んでみました。背もたれがテーブルのように真ん中で折れて、本を読むときの台になります。良い感じです。
さてさて。
怪盗、黒スーツエージェント、犯罪陰謀団、変装の名手、全部盛りのお祭りエピソードの後編です。ニンジャでありながら戦闘力の低いペイルシーガルさんはジツと度胸だけを武器に「月の石」を奪取できるのか！？
◇◇
前回の記事
【前提】望月のニンジャスレイヤー知識
・書籍第一部 3巻まで（中断）
→6年経過（ほとんど内容を忘れる）
→2019年、『スズメバチの黄色』で復帰
→4部から読むことに。AoMシーズン1～3を読んだ後、PLUS加入
→AoMシーズン4以降はトリロジーと並行読書中（現在三部序盤）
◇◇◇
今回のエピソードはこちらです。
シーズン５「ジ・インターナショナル・ハンザイ・コンスピラシー」
KOL博覧会初日。VIP限定招待の開会式会場に、即席バディは危なげなく乗り込んだ。難しいのはこの先だ。エラボレイトのハッキングと、ペイルシーガルの変装能力をもって、最高セキュリティのオークション会場に潜り込み…怪盗出現に合わせ、デス・ライユーを召喚。その隙にペイルシーガルが「月の石」を奪い取る！ 入れ替わり先として目をつけられたのは……
♯５
「これでは実際、ワシのような美食家を唸らせる事はできんぞ。食事も……これは本国では新聞紙で包んで出されるようなシロモノだ。せめてアフタヌーンティーは無いのか？ ナメているかね？」
カナスーアさんだ！
シーズン３以来ですね。またそんな分かりやすいモンスターカスタマーからの被害者しぐさを…変わらないね……。
カナスーアさん、この先も元気でしぶとく生き延びて、あと３回くらいカモになってほしい（ひどい）
「いいぞ。そいつはカネ次第で何でも褒める太鼓持ちで、企業のいいピエロだ。世渡りで二階への入場権まで得た」
酷い言われようだ！
メガコーポ側にとっても使いやすいから生き延びてるのかもね。
◆
「いや、差し出がましい口をききました。大変なシツレイを。ブッダに講釈という言葉もありますな」ペイルシーガルは微笑んだ。
人たらしだ～～～～～ッ！！
みなさんここに！ ここに人たらしがいます！！！
いつかニンジャスレイヤーとなにか事を構えなくちゃいけなくなったらこの調子でタキさんの冷凍ピザをヨイショしながら美味しそうに食べてほしい！ その光景をマスラダに目撃されてほしい！！！
あなたが見たいだけですよね？
そうです。
◆
トイレで潰れたカナスーアさんと、見事に入れ替わったペイルシーガル。
素朴な疑問なのですが、ツツモタセ・ジツで変身した後は、エラボレイトさんのサイバネアイ表示も変わるんでしょうか。例えば今回のケース、カナスーアさんの情報が表示されるのでしょうか。それとも「ニンジャ：ペイルシーガル：ハンザイ・コンスピラシー。低い戦闘能力」みたいに表示され、変装していてもエラさんにだけは正体が分かるのかな？
好み的には後者なんですが、網膜完コピでセキュリティスキャンを潜り抜けられるから前者なのかも（リロン・ケミカル社では見破られていたので後者の可能性もゼロではないかなぁ……）
◆
と思ったらトイレで不審現象が。
廊下の壁が、モコモコと泡を噴いている。
ふむ。
壁が融けて、泡……？ エラボレイトはペイルシーガルを見た。ペイルシーガルは頷き、泡から一歩離れる。
アイコンタクト、いいね……
何が出てくるんだろうね。
壁に開いたいびつな円形の穴から進み出たのは、ナムサン！ 蟹めいた甲殻ニンジャ装束で身を鎧ったニンジャである！
クソが！！！！（タブレットを放る！）
急にカニを出すな……！ カニは人間のトイレに出現とかせずおとなしく海底の地引アに身（動揺してタイプミス）、地曳網にでもかかってもがいていればいいんだよ！！
「当然だ！ 俺の計画に漏れはない」穴を乗り越え、もう一人が踏み込む。額に「幸運」と書かれたハチマキを巻いたバラクラバの男だ。
もう一人もなんかダメ！ そもそもバラクラバに鉢巻きするのってどうなの？ 布の上から細布を巻いても滑り落ちるんじゃないんですか！？
↑メガネ用の穴がテンプルに空いててすごくいいと思ったよ↑
◆
「俺等はニンジャだ。カネモチ文化かぶれ野郎どもは全員殺す、楽勝だろ」「確かにな。俺のハサミは無敵だ」泡を蹴散らし、意気込む。
なぁ～～～にが「俺のハサミは無敵」だ茹でて食ってやろうか……ほら、お鍋いっぱいのお湯だよ……貴様の殻をきれいな赤色に染めてやるよ…
「ナメるな！ 俺はディゾルヴァー！ 真の犯罪ニンジャだ！」
なぁ～～～にが「真の犯罪ニンジャ」だカニモドキが調子に乗るな、、ディゾルヴァー？ 贅沢な名だねェ
いいかい今日からアンタはカニモドキだよ。わかったら返事をするんだ！カニ！！
などとキレているうちに、犯罪バディがあっという間に二人を制圧してました。エラボレイトさんってカラテも強いんですね！ サイバネギミックもかっこいい。
◆
長いプラチナブロンド、背中の開いた白いドレス。フェイタル。ニンジャ。傭兵兼ファッションモデル。高い戦闘能力。
フェイタルさん！？ てっきり傭兵一本で食べているのかと思ったら、ファッションモデルも続けていたんですね。嬉しい驚きです！
マスラダくんもアーティスト活動続けてほしいよ。トリロジー時代ならいざ知らず、AoM世界では「ニンジャ」になったことが必ずしも何かを諦める理由にはなりえないから……
◆
ペイルシーガルはエラボレイトが這い上がるさまを確認したのち、周囲を再度見渡し、そして歩き出した。高いピンヒールで二歩はぎこちなく、三歩目には平常。
ここ好き。
ペイルシーガルさん、女性に変身するのに一切の恥じらいがなく堂々としているのがよろしいですね。カナスーアさんの姿に比べて、だいぶ長いことフェイタルさんの仮面をかぶっているのも面白いです。
◆
光の柱が壇上を照らすと、そこに現れたのは、タキシードを見事に着こなす紅顔の美少年だった。淡いピンクの髪を後ろに撫でつけ、リボンで縛っている。
カタナ社はもっと恥じらいを持ってほしい。
ドン引きです。趣味に走りすぎだよ。
◇◇
♯６
万雷の拍手が鳴りやむと、人造美少年の澄んだ声が響き渡り、ハンマーが打ち鳴らされた。K.O.L社の威光を知らしめるかのように、彼はひときわ美しく輝いていた。長椅子で物憂げに会場を眺めまわす美女は、美少年が指し示す至宝を見遣る。笑わせる。所詮は役立たずの骨董品……
◆
潜入工作の場面でハッキング能力を持ちながらカラテ白兵戦をこなせる存在はパラディンとも呼ばれ、希少価値を認められている
へ～！ 初めて知った。
シーズン２で出てきたサキュバスさんもこの類でしょうか。
◆
エラボレイトの網膜に、VIP達の情報が表示される。ヨロシ・サトル：ヨロシサン・インターナショナルCEO。カーク・コシカタ：コシカタ・ファブリック社筆頭。いわゆる闇カネモチとして知られる本業不明のビリオネア、ピット・ゴー。
あっ。現行連載エピソードに出てきたカーク・コシカタさんだ。ここでもう登場されてたんですね？ 気づきませんでした。
◆
『ン……何だと！？』ペイルシーガルは腰を浮かせ、身を乗り出す。エラボレイトは訝しんだ。鈍色の、流線型が美しいヴィンテージカーである。
ばかwwww
好きな車に目の色を変えるペイルシーガルさんほんとにバカで好き（笑）
『ボクね、クルマ・オタクなんだ。スープルカミナリはナゴカ社の最高傑作でさあ』『違うだろうが……あのクルマを作った時はナゴカ社とカミビークルの資本提携はない……』ペイルシーガルが呟く。
かんぜんにオタクの早口で草。
気持ちはわかる。私も『指輪物語』の赤表紙箱入りハードカバーシリーズがオークションに出されて思わず色めきたってから着席した横で誰かが『ボクね、ファンタジー・オタクなんだ。DVD-BOXも持ってるし』とか喋ってるのを聴いたら『違うだろうが……原作と映画はまったくの別物だろうが…まずは赤表紙の話をしろよ…』とか低音で呟くと思うので…（面倒くさいオタク）
◆
ピット・ゴーは笑顔のまま顰め面になり、『1100』と言った。ペイルシーガルはせせら笑った。『刻んできたな。付き合うぞ。1200だ』
刻んできたな。じゃあないんだよ。
エラボレイトさんかわいそ～www
もしやエラボレイトさんってステータス値が平均して全部高いのに「ＬＵＣＫ」だけが異常に低いタイプだったりします？ よりにもよってネオサイタマ入りして即ピザタキに来ちゃったのもなんか……おみくじ引く？ 木に結ぶといいらしいよ
◆
出品が進む。現代美術品だ。ピコ・シュルトのオリガミ作品「一点にて直立する豆腐」である。5000万新円からのスタート。
マスラダくんこの作品どう見る！？ 興味ある！？
作家的な視点から意見が聞きたいな～！！
◆
「ハイ！」ビル・モーヤマは勢いよく手をあげた。マークフォーが指さした。
元気よく手を上げるビル・モーヤマ氏かわいい。
授業中の生徒みたい。
◇◇
♯７
異様に痩せたVIP市民ミモキが天文学的数字を告げる。奴の執念は異常だ、このままでは競り負ける。ビル・モーヤマは歯噛みした。UCAから盗み出された銃「ザ・ビースト」がなぜオークションに出品されている！？ ……そこから起きたことを、観衆が理解する前にビルは跳び、ハンドガンを構えていた！ ブギーマンが来る！
◆
というわけでレリック銃で撃たれた係員がうずまきになり、中心部からブギーマンが出現。発砲したのは非ニンジャのVIP市民であり、ブギーマンが使用したわけではないんですよね。どういうこと？ 謎すぎる。
「エメツ塊＋近くにニンジャがいる」がサツガイさんの出現条件であるように、ブギーマン所有のレリックで死者を作ることで、ブギーマンの出現条件が満たされる……のかな。どうだろ。この１話だけでは読み解きようがないのですが、何かしらの法則性はありそうな気がします。
「アトラクションじゃないの？ ノンサプライズ？ ノンフラッシュモブ？ 聞いてないよ！？」ピット・ゴーがせわしなく顔を動かし、腰を抜かしながら後退した
この状況で出てくるセリフじゃなさすぎて笑いました。
おもしれーVIP……。
◆
VIPの中には腹の据わった奴もいる。ラオモト・チバはアルカナムのザルニーツァに、睨むような視線を投げている。そこにペイルシーガルはなにか妙な空気を感じた。
おっ。兄チェックですかぁ？ ニヤニヤ。
チバ坊ちゃん時代はずっと末っ子の顔しか見てこなかったので、ここにきて「兄」の顔をするチバ若を見ると嬉しくなっちゃう。いいよいいよ～
◇◇
♯８
ペイルシーガルは切り結びに強引に割って入り、「月の石」を奪取した。受けた傷は重い。現場は大乱戦だ。ガラスドームが割れたかと思えば、さらなる謎勢力が五月雨式に降下する！ 紅顔の美少年は半泣きになっている！ 月の石を守りながら、この場を生きて脱出できるのか！？
◆
「おお、おおお、ケオスの御子よ！ 私も今、まいりますぞ！」
誰かと思ったらサンズ・オブ・ケオスでしたか。
当たり前のように受け入れてましたけど、サツガイに遭遇したニンジャたちがブギーマンも同じように崇めているの、ちょっと不思議な感覚かも。アヴァリスさんとゾーイちゃんはそういうの無かったですよね？
◆
「ロク……ハラ……？」「オムラの番犬どもは、護衛サブスクリプション契約者がVIPに居るという主張を強硬に行い、この島への侵入を試みております（略）」
最悪！ オムラって本当に最悪！！！
カタナもキモンも何やってんの！ もっとしっかりしてッ！
◆
ブギーマンはバーンドエアの脳天を撃ち抜いた。肉体は渦に飲まれ、宝石になった。
ブギーマンがレリックを用いてニンジャを殺すと、爆発四散はせず、物理的な何かが出現する（マキモノ・宝石）ということ？
◆
ザルニーツァは背中を裂かれ、前につんのめり、ついに倒れる。「致命傷ではないが、あれはダメだな」チバは腕組みして顔をしかめた。ネヴァーモアを見る。頷く。動く。
ホホホホ！ 兄チェック！ オッホホホホホ！！！
たまんねェよな～～～「兄」の顔するチバ若はよォ～～～～ッ！
チバ若、「親父（ヤクザのボスとしての）」をやってきた経験はあっても「兄貴分」をやった経験は少なそうなので、昔の火蛇を脳内参照して兄妹会話に備えてたりしてたら最高の気分になるのですが当然ぜんぶ幻覚です！ ホホホホホ！！
◆
妹だけど妹じゃなかった。
「ダメか。"会わずに居れば" ッて台詞は、どうも間違ったみたいだな」ホールドアップし、眼帯の男の姿となる。「もっとよそよそしい関係ッてとこだったか。頑張ったんだが」
まあわかりませんよね、一度も会話したことのない異父兄妹（兄は妹の顔も名前も把握しているが、妹は異国に兄がいることすら知らない）だなんてわかるわけがない。
だとしても、チバ若とアルカナムの女エージェントに「何らかの関係」があると踏んでチバ若方面に逃げてきたペイルシーガルさん、機転が利きすぎる。痺れる。
◆
ペイルシーガルは眼帯の下に隠されていた目で、チバを凝視した。触れる事なく、チバの姿に変わっていた。
触れなくても変身できるんだ！？ すっご！
咄嗟の機転で切り抜け続けているところ最高にカッコイイです！ 能力だけじゃなく使い方がかっこいいね！（「触れる」が必要条件じゃないことをエラボレイトさんに黙ってたところも抜け目なくて、いいですね）
◇◇
♯９
ギリギリだ。すべてが。足はふらつき、血は止まらない。ジツを保つことすらできない。だが命はあり、首には月の石がかかっている。ブギーマンの銃弾も外れた！ 俺は今、ツイている！！
◆
ブギーマンはもう一度ペイルシーガルを見た。そして目を細めた。ペイルシーガルは睨み返し、不敵に笑ってみせた。
かっこい～～～……
◆
「やめろよォ！ もう、やめろォ……」マークフォーはデヴォートの爆発四散痕に何度もカタナを突きおろした。「僕のせいになっちゃうだろ！チクショウ……ウワーッ！？」
マ、マークフォーちゃんが壊れてしまわれた
責任を取ってマークファイブが出てくるのか、泣きながら頑張るスタイルで再登場するのかわかりませんが、今夜はホットミルクとか飲んで寝てほしい
崩落する床！ 巻き込まれるVIP客、警備兵達！
KOL社、面目丸つぶれだね。あーあ。ゴダさんとマークスリーの功績が半分以上なのに、自分たちが倒したつもりで調子に乗ってるから……
◆
『弊社はオムラ・エンパイアの系列企業、機動警察法人ロクハラ・コーポレイションです。プレミアムプラン契約者の皆様！ たとえこのデジマがKOL社の厚かましい支配主張領域であろうとも、緊急なので問題ありません（略）』
オムラは帰れ！！！
◆
そしてついにマスラダくんが登場です！ やった～～！超かっこいい！！
シトカのビジョンがよぎるザルニーツァさんにちょっと同情しています。せっかく新しい人生を歩み始めたのにマスラダくんが何度も邪魔してごめんね…
ザルニーツァはプラズマクナイに手をかけ、身構える。ビルが遮るように前に出た。護るように。
キュンじゃん！！！！！！！！！！
そして彼女はビルの呻き声を聞いた。ビルが身を呈してザルニーツァを押し倒し、庇っていた！
キャーーーーーーーー！
はぁ、はぁ、胸がきゅんした、ビルさんその調子だよ、もっとやって
◇◇
♯１０
ブギーマンを追ってドーム天井に上がったザルニーツァは、月の光に打たれるブギーマンを見た。その奥から飛び来った赤黒の影を見た。容易には手を出せぬ激しい戦闘に、手負いの上司……。息をつめて見守る彼女の視線の先で、ニンジャスレイヤーのスリケンがブギーマンを貫いた！
◆
ブギーマンが爆発したらお宝が流れ星になってネオサイタマに降り注いでしまいました。
あーあ……。欲深さ世界一都市ネオサイタマにこんなにいっぱいお宝が落ちたら大変なことになっちゃうよ。マスラダくん後始末頑張ろうね……。
絶望、無力感、驚嘆……幾重にもかさなりあった感情を覚えながら、彼女は見ていた。流星めいて、光の帯を描いて飛翔する、至宝の数々を。
光景がダイナミックでとても好き。
◆
『我々はロクハラ！ 責任あるオムラ・エンパイアの系列企業です！（略）邪悪なるカタナ・オブ・リバプールの株価は下落しなさい！』
うるせえ！！
オムラは空中要塞に帰れ！！！！！！！
◆
カタナ・モニュメント、やはり壊れましたね。チーン（おりんの音）
面目丸つぶれ。ざまぁないぜ。
◆
フジオの戦闘シーン久々に見ました。つよつよですね。
さすがトリロジーのラスボス級ニンジャ、格が違いすぎる。
◆
「胸踊るものだな、いつまでも」ペイルシーガルは呟き、口の端を歪めて笑う。彼のツツモタセは綱渡りのジツだ。彼に仮初の姿を与え、誤魔化しの材料をもたらす。それだけだ。それだけを武器に、口八丁手八丁で修羅場を潜り抜けてきた。
ペイルシーガルさん、カッコよ～……好きになっちゃいますよこんなの。
ところで痺れるような興奮を得たいならピザタキがおすすめだよ。タキさんに変装してマスラダくんを騙すゲームをしよう。
「答え給え、キミ！ それは怪我しているのかね？ 大変だぞ。賠償金請求したほうがいい。KOLに！ ここで何が起きているのか早く教えなさい」
カナスーアさんたくましいww
この先も元気でしぶとく生き延びて、あと５回くらいカモになってほしい。
カナスーアは錯乱して悲鳴をあげ、銃弾の中、左手の岸の方向へ遮二無二走ってゆく。無謀！？ 否、彼とてニンジャ。海に逃げられる可能性はある。ペイルシーガルは歯噛みした。手負いゆえ、あのブザマかつ鮮やかな逃走は真似られない。
wwww
最高。
◆
「クソッタレ」ペイルシーガルは笑った。「どれだけ貴重なヴィンテージカーか、俺は言った筈だぞ」
「さっさと乗れ。クルマの傷は諦めろ」オープンカーの運転席から声をかけたのは、エラボレイト。
ギャ～～～～～～～～～～～～～～～！！！？
実況で１回読んでるのにぜんぜん悲鳴上がっちゃったけどぉ！！？
破滅一秒前の現場にオープンカーで乗りつけて救い出すの、、もうこれは結婚だよ！！（支離滅裂なことを言っているのはわかっています！！）
エラボレイトさんは真のプロフェッショナル！！
◆
痛み止めと任務成功の相乗効果で急にハイになったペイル氏にちょっと引いてるエラさん、かわいいね……。ピザタキに愚痴りにきてほしい。
ペイルシーガルは手を広げて風を受け、エラボレイトはしかめ面でフルアクセルした。後方のデジマ上空、鬼瓦ツェッペリンの爆発は、野望を祝う邪悪な花火のようだった。
おめでとう！ 任務成功おめでとう！ またコンビ組んでくれ！！
面白かった～～～！！ 最後の一文まで大満足でした！
おまけ
いつものおまけ。手書き感想ノートをiPad miniの「書類をスキャン」機能で撮っただけのやつです。
内容は記事とはほぼ同じですが、取り上げそびれた細かな感想メモや、こんな感じの
ちまちましたノート隅の落書きがたまにあります。
補足代わりにどうぞ。
◇
次からは短めのエピソードが続きますね！
それではまた次の感想記事でお会いいたしましょう！
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次の感想はこちら。
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楽しいことに使ったり楽しいお話を読んだり書いたり、作業のおともの飲食代にしたり、おすすめ作品を鑑賞するのに使わせていただきます。