出戻り初心者ヘッズが、ニンジャスレイヤーを第4部から読みはじめる/本編以前_1「予告編」
こんばんは、望月もなかです。
はじめましての方ははじめまして。
『スズメバチの黄色』感想日記でお会いした方はお久しぶりです。
いろいろあって、5年ほど離れていた忍殺をまたちゃんと読もうと思いました。
まずは、重度ヘッズ?の夫(@biobamboo)に「復帰するならここから読むといいよ!」と『スズメバチの黄色』をプレゼンされたので、8月に読みました。
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とっても面白かったので、勢いで本編も1から読み直そうと思い、夫のニンジャ本棚を見ましたら……
これ……全部読むの……?
ありがとうございます……。
パイセンがやさしい世界って素敵ですね。
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第4部から読みはじめます!
……とはいえ、書籍発売はまだのようですし。
どうしよう。
外伝も読める有料マガジンがあるみたいなのですが、よくわからないので、とりあえずAndroid版〈NJrecalls〉アプリをインストールして、無料で読める部分から読むことにしました。何も考えずに上から順番に読んでいきます。(本筋はこれでも追えるんですよね?)
ついでに、モチベーション維持のため&後進のご新規さんのために役に立つかもしれないので、4部から読み始めたと言っても過言ではないよ日記を書くことにします。
ゆるっと書いていきますので、ゆるっとお付き合いいただければ幸いです。
(第一部を読んだのは太古の昔なので、あやふやな記憶で変なこと書いてても見逃してください)
【前提1】望月のニンジャスレイヤー知識
・ニンジャスレイヤーは第一部の3巻くらいで止まっています。面白かったものの、抒情的な成人向け小説を書いてたので文体が引きずられそうで困ったとか出産とかの諸事情あって中断。5年が経過しています。
・2019年8月に『スズメバチの黄色』読了。
・いわゆる忍殺用語(グワーッとかゴウランガとか)にはまあまあ慣れましたが、使いこなせません。出てくるとまだビクッとします。
・夫曰く「軽度ヘッズ」。
・第4部から読みはじめても全然オッケー!という謳い文句に心惹かれて、また読み始めることにしました。
【前提2】感想の方針
・〈NJrecalls〉さんのまとめを、上から順に読んでいきます。
・その日読んだところまでの感想を書きます。
・読まなかった日は更新しません。
◇◇◇
本編以前/「予告編」まで
「予告編」の前に、第4部のタイトルがよくわからないんですけど……、具体的にいうと『エイジ・オブ・マッポーカリプス』の「マッポーカリプス」がわかりません。「マッポー」と「アポカリプス」を接着した造語だということだけはなんとなく理解できるんですが、接着したらどんな風になるかまでは理解できなかった。
「マッポー」っていうのはあれですよね? ヒャッハーした倫理観のない人々が徘徊するような、『北斗の拳』とかで使う「世紀末」みたいなイメージの単語だった気がします。
で、アポカリプス。知っているようで実は知らない横文字。
【apocalypse】
①天啓。黙示。啓示。
②[the Apocalypse]新約聖書のヨハネの黙示録。
(スーパー大辞林3.0/三省堂)
??????
なにもわからないですね???????
NJRecallsさんの目次には
(原題「Age of Mappor-Calypse」直訳で「マッポーカリプスの時代」)
と書いてありましたので、【Calypse】を辞書で引いたけど載ってなかった。
聖書関連ならラテン語かもしれないと思って羅和辞典も引いたんですがなかった。そんな単語は存在してなかった。
タイトルを気にしてもしょうがないということですね。
解散。
◆
というわけで、予告編を読むぞー!!
「磁気嵐の消えた世界で、まずは人々の混沌が吹き荒れた。すぐに、ヤクザ・シンジケートや暗黒メガコーポがそれを押さえ込み、新たな勢力図を引き直した。ネオサイタマは複数に分裂し、尊大なるヤクザの少年がその一区画を我がものとした。ヨロシサンは本社を別大陸に移した。だが、さらに先があった」
そ、尊大なるヤクザの少年~~~~~~~~~~!!!!!
チバ=サンだーーーーーーー!!!!!!
『スズメバチの黄色』のときの話だ嬉しいー!!! チバ=サン元気かな……今も火蛇と大熊猫は傍にいてくれてるのかな……。あのカッコイイ「スズメバチの黄色」を無駄遣い(煙草の火をつけさせるとか服のタグを切らせるとか)させてるところとか見たいな……。
それはそれとして別大陸ってなに?
「その数年後、邪悪なる太古のカラテが世界全土を覆ったのだ。……最初に蘇ったのは、ギザのピラミッドの棺を内側から押し開けた、恐るべき暗黒のファラオニンジャ、セト。奴は闇のカラテ使徒を鍛え上げ、何らかの探索のために世界各地へと放った」
やみのからてしと ってなに
「次いで、カナダの森林地帯を、山のように巨大な得体の知れぬニンジャが彷徨い始めた。ネオサイタマ南東湾岸廃墟には、謎めいた焦土の徘徊者ペイルライダー。ケイムショはロンドン塔を己のドージョーと宣言し、十七もの区画を死者の都へと変えて大英博物館を包囲した」
ロンドンがゾンビ都市になってる……。
ところでケイムショって刑務所じゃないの? 私が知ってる「刑務所」は犯罪者を収容する施設の名称だったんですけど、この「ケイムショ」って明らかに擬人化されてますよね???
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そろそろちょっと泣きそう。
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「楽園の如きオキナワ海底都市も、クジラの背に乗ったニンジャの攻撃により崩壊の瀬戸際。地底には対立する二人のクエスターあり。報酬に釣られたニンジャを契約で縛り使役する。あるいは知っておるか?狭間の城を根城とするニンジャの軍が、古代のニンジャを狩り、超自然の版図を広げ続けている事を」
オキナワって海の底にあるんだーきっと白面の者が日本を支える支柱を壊したんだねーそう、白面の者のようにこのまま赤ちゃんになりたい何も知らない赤ちゃんに……
「奴らの狙い?さあて……わからん。」
「奴らの狙い」どころかもうすべてがわからないよ!!!!!!!!!
泣いちゃう!!!!
まあ、何ひとつわからなくても「ネオサイタマは特に変わってなさそう」「こわいニンジャが世界中にいっぱい出た」「全世界で画期的な新素材をめぐる争いが激化しつつある」ということはわかったので、たぶん理解できてるんじゃないかなーとおもいます。たぶん……。
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そして、燃え盛る炎を背景に(巨大黄金ブッダ睡眠像とは)(考えるのはやめよう………)、漆黒装束のニンジャと、死体の山の上で満身創痍となった赤黒装束のニンジャスレイヤーが対峙する。サツバツナイトさんって存じ上げないんですが名のあるニンジャさんなんです? ハジメマシテですね。
はー、しかしこういう一枚絵のカッコよさが本当にすごい。『ニンジャスレイヤー』はほんとに絵作りがうまいですよね、かっこいいなあぁ。よくわからない情報をさんざん投げてきたりしますが、最後の最後でちゃんと締めるところ締めてくるので信頼がおけます。
本編も楽しみです!(といっても、メインストーリーの前にいくつか話があるようなので、まずは「スネイク・オナ・マナ・イタ」を読みます。)
ではでは、また明日か明後日にお会いいたしましょう。
みなさま、どうぞ良い夢を。
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