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舞鶴地縛写真の公開について

舞鶴地縛写真を公開するにあたり、少々書きたいと思います。

舞鶴は、少し特殊なところです。
私は、舞鶴出身でないのですが、この街で暮らし始めたときは、そう感じました。今は慣れましたが、他から移住してきた方は少なからず感じることだと思います。

舞鶴は、京都府の日本海側にあります。
近くには日本三景の天橋立、伊根の舟屋群があります。

舞鶴は、もともとは城下町で半農半漁の地でした。
舞鶴湾の東側の一番奥まった場所に1901年(明治34年)に舞鶴鎮守府が開庁し、日本海側唯一の軍港として発展しました。
舞鶴は、城下町の西舞鶴、軍港の東舞鶴の2つの顔があります。

西舞鶴は、細川幽斎が籠ったとされる丹後田辺城(舞鶴城)の城下町であり、昔の木造民家が残っています。
残念ながら、年々老朽化によって建て替えられています。

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軍港の東舞鶴は、戦後、旧海軍は解体され海上自衛隊の舞鶴総監部が設置されました。国道沿いには自衛隊桟橋があり、最新鋭の護衛艦が並んでます。
また、旧海軍時代の施設が東舞鶴のあちらこちらに残ており、舞鶴赤レンガパークは、舞鶴鎮守府の倉庫だったところです。いまだに現役の赤レンガ倉庫もあります。

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横浜がTVドラマのロケ地に対して、舞鶴は大戦中の映画のロケ地として撮影が行われています。

「日本のいちばん長い日」、「海賊とよばれた男」、「アルキメデスの大戦」、「男たちの大和」や、「鋼の錬金術師」など多くのロケが行われました。
アニメですが「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」も舞鶴が舞台になってます。
「舞鶴地縛写真」には、映画で見たことがある場所が沢山あります。

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旧舞鶴海軍工廠は、現在、造船所(ジャパンマリンユナイテッド)として、商船の建造と艦船の修理を行ってます。
艦これ で有名になった「島風」は舞鶴海軍工廠で建造された一等駆逐艦で速力は40ktという驚異の速さでした。
毎年夏に 艦これ のイベントが舞鶴赤レンガパークで開催されます。(2020年は12月に延期)

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舞鶴の観光名所は、舞鶴赤レンガパーク、レンガ博物館、引き上げ記念館、五老ヶ岳公園などですが、旧海軍だったり海上自衛隊に関連があるものが多いのも、舞鶴が海軍とのかかわりが深かったためです。
観光に来た皆さんは、普段は縁遠い護衛艦が間近に見られる自衛隊桟橋の見学や軍港めぐりクルーズが印象深いようです。

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「舞鶴地縛写真」は、撮影地を舞鶴湾を中心とした地域に固定(地縛)した写真をまとめていきます。
主に風景写真を撮っていますが、おのずと護衛艦の写真も多くあります。
(一定数の人は、軍事的なものを嫌うことも承知しています。)
過去から撮り貯めた写真を順次公開していきます。

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五老ヶ岳公園からの眺望「海の京都 五老の景」も公開してますので、併せてご覧いただければ幸いです。


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