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【はじめての沖縄旅行 2日目】憧れの美ら海水族館へ

初めての沖縄旅行で絶対に外せなかった目的地は、美ら海水族館
テレビで何度となく見ていた、ジンベエザメやマンタがゆっくり泳ぐ大きな水槽をいつか自分の目で見てみたかった。

水族館で感情が忙しい

沖縄2日目、今日もぴかぴかの晴れ。
おいしい朝ご飯をしっかりいただき、レンタカーで美ら海水族館へ向かう。
泊まっているかねひで喜瀬ビーチパレスから水族館までは、車で40分くらい。
本部半島の西側の海岸線沿いに、国道449号を気持ち良く走っていくと、あっという間に到着してしまう。

開館時間の8時半には駐車場に車を停めることができたが、4月半ばの平日なのにほぼ満車。
私だけでなく、たくさんの人が「美ら海水族館は外せない」と思っていることが良く分かった。

そもそも水族館が大好きなので、サンゴも珊瑚礁にいる生き物達も、どんなに小さな水槽も見逃すまいと1つ1つゆっくり見ていく。
水族館独特の薄暗さと、水槽の青い光には催眠作用があるのかも。
ぼんやりと夢うつつになってきたところで、目の前にジンベエザメとマンタの水槽「黒潮の海」が現れた。

ジンベエさんにはたくさんのお供がいる

動画をスクショした写真では迫力が伝わらないのがもどかしい。
水槽がとにかく大きくて、ジンベエザメもマンタも大きくて、それ以外にもいろいろな魚がものすごくたくさんいて。
青い色と上から差し込む光のコントラストがきれいで。

水槽前には椅子があるので、座ってしばし放心していた。
なんなら寝袋持参でここに一泊させていただきたいと思うほど。
1日目の馬とはまた違う効能で、心がやさしく指圧されたように感じた。

ふわふわと気持ち良くなりながら水族館の展示を見終わり、次は「オキちゃん劇場」へイルカショーを見に行く。

オキゴンドウのゴンちゃん、ここに来て40年の大ベテラン

まぶしい青空の下でのイルカ達の大ジャンプに、お客さんは大盛り上がり。
私も大盛り上がり、していたのに。
イルカ達のジャンプを見ていたら、目から水が出てきて驚いた。
「感動」なのか「けなげ」なのか、もはや説明のつかない感情。
テレビで「はじめてのおつかい」を見て泣くのに近いのかも。
それにしても、家族連れもたくさんいて、みんな楽しそうな客席で、BBAが一人で目から水を出していたらすごくこわいし迷惑なので、何気なく拭っておいた。

そして、イルカショーを堪能した後はウミガメ館へ。
そこで私はカメ使いのおじいさんに出会う。

カメ使いのおじいさん

おそらく、台湾から家族で旅行に来た方と思われる。
外のウミガメの水槽を見ている時から気になっていたが、カメと意思疎通していらっしゃる。
おじいさんが「来来(らいらい)」と呼びかけると、カメが寄ってくる。
ずーっとカメとコミュニケーションを取っているので、娘さんに強めに呼ばれることたびたび。
最終的に「お父さん!写真撮るから早くっっ!」(想像で翻訳)とかなり強めに言われた時は、すちゃっと素早くポジションに入ってらっしゃった。
普段の家族内の力関係が伺われるワンシーン。

癒されたり、目から水を出したり、最後は笑いを堪えるのが苦しかったり、美ら海水族館では感情があちこち行って忙しかった。

#わたしの旅行記


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