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戦場にいないのに、常に戦場に在るにはどうすればいいのか。

格言は偉人が自らの経験を高度に圧縮した文章だから普通の人には役に立たない、と書きました。

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でも、先人の知恵に学ばないのももったいない。格言を自分にインストールできないか、試してみましょう。

私の好きな格言は、

常在戦場

です。

常に戦場に在り。

戦場に出たことはありません。出たいとも思いません。でもなんだかこの格言が好きです。自分のものにするのは難題ですね。

まずは解凍です。誰が、どんな思いを込めてこの一文を作ったのでしょうか。

調べてみました。長岡藩を治めていた牧野家の家訓だそうです。

戦国時代、牧野家は今川、武田、織田という大勢力に囲まれていたので、こんな家訓ができたのでしょう。

幕末に北越戊辰戦争で長岡藩を指揮した河井継之助や、先の大戦の連合艦隊総司令長官山本五十六がこの格言を好んだことから、全国へ広まったようです。

いつも戦場にいるような緊張感を持って物事に臨め。

乱世だからこその、この格言。どのように具体化して、自分のものとしましょうか。

続く

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