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腰痛を治そう。合言葉は「地獄のシックスパック!」

パン職人の妻が「腰が痛い」と。

よくないですね。このまま放置すれば椎間板ヘルニアになってしまうかも。それだけは避けたい。

一緒に腹筋を鍛えることにしました。

私は学生のころラグビーをやってまして、腰を痛めて椎間板ヘルニアを患いました。もう40年弱の付き合いなのでうまい身体の使い方は体得しましたけど、たまに気が緩んだときにニュルっと椎間板が飛び出して、神経に触れて、それはもう痛みます。

腰痛を防ぐには、腹筋を鍛えることです。医師にもそう言われますよね。

しかし、ですよ。

腹筋の鍛え方までは、医師は教えてくれません。

約40年間、腰痛防止のために筋トレしてきましたけど、腹筋は鍛えづらいです。

クランチするとなぜか腹筋より腰が痛くなります。あれを防ぎ、本当に腹筋を鍛えるコツまでは、医師も知らないのです。

そのコツを言語化し、実践方法を教えてくれるのがプリズナー・トレーニングです。

本書は自重トレーニングの教書です。身体の部位ごとに、入門レベルの簡単な動作から、徐々に難しいエクササイズに進んでいきます。

腹筋については「地獄のシックスパック」と題し、クランチを完全に否定。股関節を支点に脚を引き上げるレッグレイズを推奨します。

一つの動作を徹底して繰り返す。今のステップを完全にマスターしてからはじめて次のステップに移る。

プリズナー・トレーニングは、そう教えます。

私はもう何年もプリズナー・トレーニング流のレッグレイズを実践しています。それまでの筋トレで腹筋の収縮は理解したつもりでしたが、全然わかってなかったことを、気付かされました。

昨日のレッグレイズでも「ひょっとして腹筋ってこうなのかも?」という気付きがありました。

腹筋への理解が進むと、腰痛が減りました。年に2回ほどは腰が痛んで動けなくなるのですが、この数年はそれがありません。

そこまでいかなくとも、腰が重い、鈍痛がある、腰部から左足にかけて痛むなど、以前はよく出ていたヘルニアの症状も減りました。

こんなに素晴らしいプリズナー・トレーニングですが、弱点は女性が読みにくいこと。表紙がブーメラン一丁のビスケット・オリバだし。

テキストもB級アクション映画のノリで、私はこういうの大好きですけど、女性はダメですねこれ。妻にいくら勧めても読みません。

なので「地獄のシックスパック!」を合言葉に、妻と二人で腹筋の章を読みつつ、トレしてます。

なお、腰以外にも肩や背中の痛みは現代人の多くが持つ悩みではないでしょうか。

肩、背中、腰を総合的にメンテナンスする3つのエクササイズ「トリフェクタ」が、プリズナー・トレーニング続編に掲載されています。

これで背中も肩もラクになり、デスクワークの集中度が上がりました。

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