マガジンのカバー画像

マーケティング発想源 〜経営と商売のヒント〜

日本一のメルマガを決める「まぐまぐ大賞」にて5年連続でビジネス部門第1位を獲得した経営者向けビジネスメディア『ビジネス発想源』シリーズに、さらに高度なnote版が登場! 世の中… もっと読む
「まぐまぐ大賞」で5年連続ビジネス部門第1位を獲得した『ビジネス発想源』シリーズに、フラッグシップ… もっと詳しく
¥1,980 / 月
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

507:業界の低迷を嘆くなら、熱く盛り上がる世界に自分から足を踏み入れてみる。 [トップリーダーズSelect]

かつてヒットを飛ばしたものの人気が失速していったロックバンドが、一から出直して別のジャンルの世界に足を踏み入れたところ、そこはかつてのロックと同じような熱量で盛り上がっている世界だった! 時代によって熱量のある領域は変わっていきます。かつて盛り上がった場所に居続けて「あの栄光をもう一度」と待ち続けるよりも、それまでの自分たちには関係なかった世界に足を踏み入れてみると、かつてのような熱量を持った世界の中で再び浮上することができます。 盛り上がってこなくなったこと、客足が絶え

有料
200

506:過酷な環境を強いる時代は終わり、より幸せになる環境を作ることを考える時代が来ている。 [トップリーダーズSelect]

震災や台風などで被災した人たちが避難所に暮らす様子が、ニュースなどでもよく報道されて、あの避難所のあり方は当たり前のように思えるが、実は日本の避難所のレベルはソマリアの難民キャンプ以下の環境度だった! 「もっと我慢して、試練に耐えろ」と強いている人は、ものすごくたくさんいます。災害時の避難民には「助かっただけでもありがたいと思え」と劣悪な環境に置いても何とも思わない、過酷な修行を強いられている新人には「俺もそれぐらいはやってたから、お前もやれ」とあたる。 人間らしく生きる

有料
200

505:自分たちがお客様のために自ら汗をかく地道な活動こそが、最強のパブリシティ。 [トップリーダーズSelect]

自動車メーカーの一社員が提案して自ら実行してみたイベントが、各ディーラーに圧倒的な支持を得て大好評となり、そのイベント自体がマスコミに取り上げられ続けて、90億円以上の広告効果を生み出した! 「プレスリリースを送ったら、マスコミが無料で広めてくれる」というようなヌルいパブリシティの時代はもうとっくに終わっています。自分たちが汗をかかないようなものに、マスコミは見向きもしてくれません。 自分たちが一生懸命になって地道に作り上げていく企画。マスコミに取り上げてもらえるかどうか

有料
200

特集19:地域とお客様の心を結べ!「夢を乗せて飛ぶ新興航空会社の経営者特集」3冊 [特集リーダーズ]

何かの分野について知りたい、何かの知識について調べたい、こういう人の話を読みたい、と思った時には、そのジャンルや方向性のものを複数読んでみるという方法も有用です。 そこでこのコーナー「特集リーダーズ」では、あるテーマに沿った本をまとめて3冊程度を一気にご紹介していきます。 一つのテーマをいろいろな視点から多角的に眺めてみる、そんな洞察力を養うために、ぜひ活用してみてくださいませ。 【特集19】地域とお客様の心を結べ!「夢を乗せて飛ぶ新興航空会社の経営者特集」3冊 日本

有料
300

504:イメージキャラクターを制定したらそれで終わりではなく、どう戦略に組み込むかを熟慮する。 [トップリーダーズSelect]

小都市の不動産会社が、ふとイメージキャラクターを作って、いろいろなシーンにキャラクターを登場させることを考えたら、社名よりもキャラクターのほうが圧倒的に知名度が増し、大きく成長していった! ゆるキャラブームでたくさんのゆるキャラが全国に増えましたが、そのほとんどが全く浸透していません。ゆるキャラを作ればそれで終わりではなく、それをどう活用するかが大事なのです。 イメージキャラクターを制定したら、そのキャラクターに親しみを持ってもらうためにはどのようなシーンに登場させたらい

有料
200

503:店内の情報は知ってて当たり前。店外の情報もどれだけ答えられるかで差がつく。 [トップリーダーズSelect]

車内販売でトップの売上を叩き出す販売員は、販売中のトークだけではなく、日本中の車外の情報を事前に網羅し、どんな質問にも答えられる工夫をしていた! 店内のことなら何でもわかる、自分たちの商品のことなら何でも分かる。これは当たり前のことです。そこからさらに突き抜けるには、店外や社外のことにいかに通じているかです。 お客様からの質問には社外のこともないでしょうか。それを「分かりかねます」で済ませていないでしょうか。そこには、お客様の信頼につながる大きなヒントが隠されているのです

有料
200

502:ビジネスの現場における「話す」という要素を、どう向上するかを考える。[トップリーダーズSelect]

ようやくつかんだ端役のたった一言のセリフがうまくいかずに仕事が来なくなった新米の声優が、悔しさのあまり半年間もそのたった一言のセリフばかりを練習し続け、やがて人気声優へと成長していった! ビジネスに「話す」という要素はつきものです。お客様へ話すこと、上司と話すこと、部下たちと話すこと…。でも、話すのが上手な人と話すのが下手な人がいます。 その「話す」というスキルは、ただ単に「話すのが上手か下手か」「話すのが好きか嫌いか」という違いだけではなく、相手に伝わるかどうかを決める

有料
200

501:利幅の大きさに惑わされず、着実に稼いでいける核は何かを忘れないようにする。 [トップリーダーズSelect]

1時間で100万円を売り上げるほどの賑わいとなる大人気商品の分野に手を出すよりも、1つ100円程度でしか売れない商品を着実にきちんと売っていくことで、東証上場を果たすほどの会社へと成長していった! 商売をしていると、利益率の高いほうへ高いほうへと引き寄せられていくのは、小売人の性です。しかし、そうやって利益率が高く投機的なものに力を入れて、着実に積み重ねられる少額商品を疎かにする会社ほど、あっさり消えていきます。 利幅は小さくても着実にしっかり売ることで長期的に売れ続けて

有料
200

500:たとえ役職は上がっても、現場から離れたら現場のことは現場に任せる。 [トップリーダーズSelect]

複数の名力士を自分の部屋から生み出した親方の育て方は、どのように攻めるかといったことにはほとんど口を出さず、現場のことはほとんど現場に任せてしまうやり方だった! 管理職になって現場を離れると、どうしてもこれまで活躍してきた現場のことに口出しをしたくなります。しかし、そういうOB的な人が複数いることで、現場はいろんな指導によって混乱を究めてしまいます。 経験がどれだけあろうが、かつてどれだけ活躍していようが、現場から離れてしまった人よりは、今の現場のことは今の現場の人たちの

有料
200

499:新しい流行に中途半端に乗らず、逆に古いところから逆張りをしてみる。 [トップリーダーズSelect]

ベテラン漫画家が青年誌に連載を始める時、青年誌に多く見られるエロを逆に一切封印してみると、初回から大人気となりドラマ化が決定するほどのヒット作品へと育っていった! ベテラン勢が失速するのは「新しい流行についていけないから」ではなく、「新しい流行に中途半端に乗ろうとするから」です。ベテラン勢は古臭いと敬遠されがちですが、古臭いなら古臭いなりの戦い方があります。 ヒットの芽は新しいものにあるとは限りません。過去のことに目を向けてみると、意外なヒットの芽があちらこちらに見つかる

有料
200