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音によるブランド戦略

こんにちは!株式会社ウィルグループ ウィルテクノロジーズ本部にてデザイナーをしている大木貴彦です。
昨年末に、会社からオンライン合同合宿の機会を頂き、参加させて頂きました。その際に私がテーマとして選んだのは「音(サウンド)」でした。

今回は、その合宿で「音によるブランド戦略」について、私が感じたことや学びを簡単に紹介させて頂きたいと思います。

人は五感で生きている?

私の場合、普段、アプリやWebデザインをしていると、人(ユーザー)にコンセプトを伝えるUIやビジュアルデザインに注力しています。デザイナーなので、前述の2つを前提に考えています。
如何にしてディスプレイの中において、押しやすい位置にボタンを配置するか、また、インパクトのあるイラストや写真を配置するかを常に念頭においています。しかし、ふっと思いました。
果たして、見た目や使いやすいUIだけが、Webサービスのコミュニケーション手段なのか?

聴覚が意外と面白い

「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の五感の中で、「聴覚(音)」をUIとして使えないだろうか?
もし、上手くユーザーに伝えることが出来れば、表現の幅が広がるのでは?

弊社は「アワマネ」という外国人アルバイトの28時間管理システムを提供しております。

会社から頂いた合宿の機会に、私はそのプロダクトに音の要素を取り入れ、プロトタイプを制作してみました。実際に制作してみると、「音」という感覚が無意識的に伝わってきて、とても興味が沸きました。

音をデザインとして取り入れている

ある特定の音を聞くと、その企業やサービスであることに気付くことってありませんか?
某大手ハンバーガーチェーンのCMで流れる音、パソコンの起動音などを耳にすると、知らぬ間に「あっ、◯◯◯◯サービスのことか〜」と認知しているのです!
コミュニケーションデザインをする上で、「これは無視できない!」と気付かされました。でも、これは単なる「音による演出」だけなのでしょうか?

ブランド戦略としての「音」

色々と調べていると、単なる音の演出だけではなく、「音によってブランドを意識・認知させる」1つのマーケティング手法であると知りました。
言われてみれば、当然なことなのですが、普段、パソコンの画面と睨めっこしているだけのデザインワークをしている私にとっては寝耳に水(?)でした。

また、この音によるブランド戦略、かなり以前より研究され、実践されていたことに、遅ればせながら、私は驚きました。
それは「サウンド・ビジネス」とか、「音によるブランディング」と呼ばれている専門分野であることを知りました。

各社では、ロゴ、ロゴタイプなど視覚的なブランド・アイデンティティーに加え、サウンドを一つのブランド要素として取り入れてます。以下、youtubeで投稿されていたサウンド&ロゴの紹介です。

引用:youtube「サウンドロゴ色々(最新)」

Webではない世界では日常化されている

数多くの書籍、または研究結果が発表されている「音のデザイン」。ここでは全てを紹介することはできませんが、UVI(Voice User Interface)は、今後、プロダクトを制作する上で、欠かせないものではないかと思いました。

前職で、TVメーカーにて、リモコンのプロダクト制作をしている時、ボタンの押しやすいレイアウト、色、素材について論議していたことを思い出しました。
それはあくまでも物理ボタンであり、Webサイトやスマホのようなタッチパネルではないため、アクションに対して、その応対する音に関してはしっかりと話題になっていました。

リモコンって、大体のレイアウトを覚えてしまうと、ブラインドタッチ(?)してしまいませんか?
そのリモコン操作をするシュチュエーションを寝る前や暗い空間だと想定すると、ボタンはしっかりと押されていることを認知させるために音を使うのだと私は憶測しています。

この一連のフローが、心地よいと「使いやすいな〜」という体験や感覚を持つことになるのではないかと思います。

今後のデザインとしてのトレンド

一人ひとりが、ヘッドフォンをつける事が日常となった現在、今後10年以内に、グラフィカルなUIからVUIに、取って代わるであろうと、考えています。
To C、ゲームなどでは、その世界観を作るために、サウンドの重要性は認知されていますが、To Bにおいても、今度、VUIを意識したサウンドで、世界観、ブランディングにも、影響を与えるのではないでしょうか?

謝辞

「0→1」の発想って、合宿やワクワク感の中で産み出されると思います。
最後に、自由な発想を実践できる機会を頂けた、弊社の企業文化、上長に感謝します。

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株式会社ウィルグループの「ウィルテクノロジーズ本部」が運営する公式noteです。新規事業開発やプロダクト開発・運営、スタートアップ投資を主体としている私達の活動や取組み、業務を通じて得た知識や経験について情報発信していきます。