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お片付けヒント集

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片づけのやる気を起こすヒントや、家族との片づけをスムーズに進めるアイディアなど。忙しい方がお片づけに時間をかけずに快適に暮らすためのヒントとなる記事を集めました。
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#片づけ

1月7日の節目に: 物の見直しで心地よいスタートを!

新しい年が明けて、あっという間に1週間が経ちましたね。 1月7日を過ぎるとお正月気分から「通常モード」へ自然と気持ちが切り替わる、という方も多いのではないでしょうか。 それは、1月7日に昔から行う風習も影響します。 1つは、春の七草「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」を食べて健康で長生きできるよう願うこと。 七草がゆを食べるのは「味付けが濃いお正月のごちそうで疲れた胃を休めるため」ともされています。 その目的として、丁度よいタイミングではない

「ここ」から始めれば「片づけ」はうまくいく!

「片付けをどこから始めればいいのか分からない」 「どこも散らかっていて、どこからお願いしたらよいか迷う」 片づけのご相談を受けると、まずこんな風にお話をされる方が多いです。「どこからスタートするか」は、自分で片付ける場合も依頼する場合も考え方は同じ。 結論からいうと、「思い出や感情にまつわるモノが少なく、『いる・いらない』の判断が簡単なエリア」から始めましょう。 モノの選別は、明確な基準がないと「モノへの思い入れ」が立ちはだかって想像以上に時間がかかります。分け方の基準

ラッシュで消耗するのは、人もモノも同じ

会社員時代、私が1番「つらい」と感じていたのはラッシュ時の満員電車です。 片道1時間以上かけて通勤していたこともあり、乗車率120%を超えると会社にたどり着く頃には疲れ果て、使い物にならない状態でした。 片づけの現場で、このことを思い出す光景があります。 ぎゅうぎゅうに詰め込まれ、開け閉めもままならない引き出し 隙間なく洋服がかけられたクローゼット 開けたらモノが落ちてくる冷蔵庫 自分も収納をこんな状態にしていた1人なので、よく分かりますが「空間」があると、つい埋

「当事者意識」のない家族の「片づけ自分ごと化」計画

「なぜ、私が家族に『片づけて』とお願いしなければならないんだろう」 片づけても片づけてもすぐに散らかる。そんな状態が続いていた頃、いつもそう思っていました。 家の中を快適に保つのは、そこに住む全員のタスクのはず。子どもはともかく、夫に対しては「『気になる、気にならない』の程度や価値観の差こそあれ、もう少し協力してくれてもいいんじゃない?」そんな風に思ったのです。 「家族と片づけ①」では、片づけの構図を変えて家族全員で片付けに立ち向かう協力体制を作ろう、と呼びかけました。

いつの間にか「片づけ」が終わっている?さっと済ませるためのアイディア

「片づけ」と聞くと、それだけで気分も腰も重くなる…という方が多いのではないでしょうか。 きれいな状態を維持するには、毎日のちょっとした「手入れ」や「ちょこっと掃除」が大切です。さっと取り掛かることができれば、取り返しのつかないことにはなりません。 ところが、そのちょこっとがなかなか難しいんですよね! そこで、今日は私が普段取り入れている片づけに向かうハードルを下げ、楽しい時間にするための工夫をご紹介します。 それは、 「片づけ」の時間にしない ことです。 どういう