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特攻なんてクソったれ!特攻を拒否したパイロットもこれだけいたという事実

みんなが当然や常識や歴史的事実だと思っていることは、必ずしも正解とは言えません。例えば、僕は今までも「若者の9割は結婚したがっている」という報道の嘘や、「男性の草食化が進んでいる」という誤解についても解き明かしてきました。

人は、それが正解かどうかではなく信じたいものを信じる生き物。

それはそれでいい場合もあるんですが、やはり事実は知っておくべきだと思うんです。


本日は終戦記念日。

いつも暑く蝉の鳴き声のイメージがある日ですが、今日は一日中雨。せっかくなので戦争についての「みんなが勘違いしている事実」について書こうと思います。

太平洋戦争の末期、日本には特攻という愚かな戦術がありました。戦闘機に爆弾積んで飛行機もろとも敵艦に突っ込むアレです。

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撃墜王として有名な坂井三郎少尉は、特攻作戦を愚策と批判しており、後にこう述懐している。

「特攻で士気があがったと大本営は発表したが大嘘。『絶対死ぬ』作戦で士気があがるわけがなく、士気は大きく下がった


ちなみに、戦争中の軍隊なんて「命令は絶対」だと思っていませんか?

「命令違反なんてとんでもない」と。特に、映画で描かれる日本軍はそういうイメージだと思います。


そんなことはないんです。特攻に対しては、誰もがあんな作戦「クソくらえ」と思っていた。特攻命令を拒否し続けたパイロットたちもたくさんいます。その事実をご紹介します。


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