夢が叶った10/25

@wifebeatermizuです。皆様こんにちは。

先日1年半滞在した中南米を離れ札幌に戻ってきました。
それと同時に長く勤めた会社からも卒業させていただくことになりました。

さて、そんな私事ではあるのですが、前職時代はJリーグ様との仕事が良くあり、その中でずっと思い描いていたことが実現したというのが今回皆様にご紹介したい話なのです。

札幌で生まれ育ち、大学も大学院も札幌、そろそろ北海道を出たいと狙いをつけていた会社にベンチャー時代から入り、その会社が今や東証一部上場までいったのは感慨深くもあります。
会社の成長はそれのみならず、その間にJリーグ様のスポンサーになってもいます。そんな大きなカテゴリではありませんが。今から思えば、Jリーグ様のスポンサーになるメリットをまとめた上で会社を動かしていくのはかなり大変でしたが、良い経験になったと思います。
そのアクションを取っていたこともあり、Jリーグ様には数々のイベントにもスポンサーとして招待を頂戴しておりました。
けれども残念なことに、いやありがたいことに、前社はスポーツといえば野球と駅伝とラグビーであり、こうしたイベントに行きたいという人間も10年近く前は私ぐらいでしたので、以来、常に私が参加しておりました。

しかし、1996年からのコンサドーレサポーターである私にとって、やはり満足しきれないものがあり、それは会える選手や元選手がどうしてもスター選手達でありコンサドーレの関連の方は中々参加しないといったものでした。

けれども少しずつ札幌を巣立っていった選手達にナビスコの前夜祭や、Jリーグアウォーズで会うことが出来るようになっていき、次の願いは現役のコンサドーレの選手に会いたいなと思うようになっていくわけです。

そして少しずつイベントに参加するコンサドーレの選手やスタッフにも会うことができ、個人的な願望である選手との記念撮影やサインを頂くという機会も出来てきて、そうなると望みはエスカレートしていきルヴァンの決勝にコンサドーレが進むか、リーグ優勝して全選手がアウォーズに参加するコンサドーレだらけ状態を期待するようになっていったわけです。

昨年、辞令でサンパウロに行くことになって、そこでもDAZN殿で試合を見てJ1での躍進を見ることができた一方で、子ども達が単身赴任を嫌がり始めたのもあり、また会社とのビジネス拡張方針が合わずにいて、ここが合わなければそろそろ次の職に移ろうと思い始めていました。その最中、ルヴァンでの快進撃に感動し、そしてもし決勝に行くならば、一つの願いが叶うのもあり前夜祭に参加してJリーグ様と会社との関係に感謝してこのおいしい権利を後任に渡した上で、会社を辞めることの後押しになるだろうなと理解して、腹を括って会社と話し合おうと決断。まあそのタイミングをルヴァンに合わせるあたりがサポーターらしいところなんですけど、帰国させてもらったわけです。

ガンバさんとの準決勝も何の疑いも心配も持ってませんでしたが、予定通りの決勝進出、結論会社との議論は噛み合わずで、心の中では完全に割り切りができて本当に気持ちよく前夜祭へ向かわせていただきました。

決勝会場が埼玉スタジアムになってからのいつも開催されるホテルへの足取りも軽く、雨でしたが気分が良すぎでした。

いつもは元コンサドーレ選手のサインをいただき写真を撮って、それも大体1〜2人居るかいないかだったので、美味しい料理を頂いてから帰るところなんですが、今回は料理への興味よりも優先されることがあり、ただただひたすらに選手入場が楽しみで仕方なかったですね。

選手に会えてこれまでの感謝と期待をそれぞれ伝え、中でも菅ちゃんにはゴール決めそうな気がするので明日思い切って撃ってよと伝えた(夕方電話したら次男がそう言ってたのを受けて伝えたんですけどね)し、ロペスとルーカスとウリセスさんとはポルトガル語で会話して、夢のような時間を過ごさせて頂きました。

Jリーグ様と今でも好きな前社には感謝してもしたりない想いを抱きつつ、その後ルヴァン決勝のために札幌からやってくる息子達を迎えにさいたま市から羽田空港へ向かい、久々に会った子供たちの興奮もあり深夜にホテルで寝るまで大変でも、高揚感に包まれ、もしかしたら私にとって本番前に達成感に満たされてしまったのかもしれません。

決勝は楽しめましたし、チームにも我らが日本に誇るコンサドーレサポーターに感動もさせてもらいました。が、なんだかやはり私自身フワッとしてしまった感があります。
VIP席(といってもVIPに入れるのは私だけだったので子供たちは母にみててもらっての弁当だったのが申し訳なかった)のいつもの料理とお土産(試合球のミニボールで毎年子供たちのサッカー練習用になっている)も頂いて、Jリーグ様のスポンサーへの厚遇にも感謝し、もちろん直接担当の皆様にも伝えました。
そこで今年はアウォーズは来ないの?と聞かれたので、今年から最近増えてきたサッカー好きの後輩達に権利を譲りますと伝えたんですが、今年のアウォーズがなんだかおかしな方向に行ってしまったのは引き際が良かったということなんでしょうか。ローランド様と蝶野さんには会いたかったですが。

さて、今後は私はアウェイサポになりそうです。子供には転校を強いることにはなりますが、住居を移す東京と、長期出張を繰り返すことになるアメリカ東海岸で半分ずつの生活になる見込みです。採用が確定すればですが。
私が常にコンサドーレとJリーグ様に抱いている気持ちは感謝ですが、これは今後も変わらず抱いていこうと思います。これからもコンサドーレとJリーグ様が私達に感動を与え続けてくれることを祈っています。