ノロノロ台風の影響
一日中、テレビではノロノロ台風を追いかけて雨風の映像ばかり。どの局もどの番組も・・・。宮崎市内や都城、大分、佐賀など、九州には親戚や知人が住んでいるいるから、気になる。でも、テレビで台風情報を見ているのは、暇な年寄りだけに違いない。
竜巻で屋根瓦が吹き飛んだとか、土砂崩れなどという情報ばかり見ていると、知人の家もさぞかしとんでもない被害を受けているのではないかと心配になるが、先ほど、台風が上陸した辺りの大分市内の友人と電話で話したら、わりと平静だった。駅の近くの高級マンション住まいだから、強風で家が吹き飛ぶようなことはないだろう。停電もしていないと。ただ雨量は半端じゃないようだ。
ハザードマップによると、わが家の辺りは水害危険地域だ。もし、多摩川と野川が同時に氾濫したら「ここまで水が来ます」と記されているのは、水深3メートル。それなのに、避難場所に指定されている小学校は、わが家よりも低い場所にあるという矛盾。狛江の端にあるわが家からは、世田ヶ谷区の中学校の方がうんと近いし、もっと近いのは、一戸建てばかりのこの辺りでは一番しっかりした3階建ての特養老人ホームだ。いざというときは、せめてここを避難場所にして欲しいと思うのだが・・・。そんなことはどこにも書いてない。
東京都は防災に関する立派な冊子を配布している。でも、配るだけでやってます感を出している「絵に描いた餅」だ。いったい誰が音頭を取って地域を守るのかは、全く見えない。自己責任なのか。
まだ台風は九州にいるというのに、夕方から神奈川、多摩地区も雨が激しくなってきた。地球沸騰化は台風の進み方にまでも影響する。今までの常識や経験は役に立たない。日本、大丈夫か。
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