#23 継続と支え合い

「続けることに意味がある。」

「続けるには、強い意志が必要だ。」

継続には何事にも屈しない強い意志が必要だ。しかし人間はほっておけば怠けてしまう。そんなとき仲間の存在は、継続の動機を呼び起こさせる。

私は人にフォーカスしたドキュメンタリー番組が好きだ。あの情熱大陸みたいなもの。

その人物の普段の姿や表には出ないありのままの姿。そこには個人の取り組み方が内包される。それを全体像を受けとったとき、初めて感動や共感がうまれる。

僕は格闘技が好きなので、よく選手のドキュメンタリーに目を通すことが多い。AbemaTVでやっているOneDayはそのうちの一つだ。

直近では、三浦彩佳という選手が出演した。

戦績は7勝2敗1分け。強いと思われるが、実は結構怒られていたり、泣きべそかいていたりする。大丈夫か?なんて思っちゃうんだけど、彼女には心強いパートナーがいる。

MIOというシュートボクサーで、アトム級の現役日本チャンピオンだ。

印象的なシーンがあった。階段ダッシュというトレーニング終わりに三浦がMIOにテレビ電話をして励ましてもらっているシーンがあった。

このとき、同じ方向を目指す人と一緒に支え合うことが実は継続することで大事なことだと。

このシーンに関心のある方は、「三浦彩佳 one day」で検索してみてほしい。youtubeにアップされてます。

私は最近、知り合いと朝活をしている。私は飽き性なので、始めたことをすぐにやめてしまうことがある。

朝活チャレンジなど何度決意しても、やめてもとの生活に戻ってしまう。知り合いとやり始めてまだ数日。サボりそうなとき相手の顔を思い浮かべる。

朝活は、知り合いの方から「やろう!」と誘われた。二つ返事でオッケーした。

僕は意志が弱い人間だと自覚している。結局のところ一人で何でもやろうとすると、いずれは破綻する。

昔は一匹狼が美徳に感じられたけど、何か取り組むとしたら、何か環境を利用するとか、一緒にやるとか、少し工夫することも大事なんだとようやく気付けた。

目的は、継続することだから。決して弱い人間というわけではない。そもそも強い人間などいるのだろうか。

一緒に支え合う仲間の存在というものの大事さを感じる。

一人で生きていこう。なんて思ったりするし、普通に働いているわけだから、そのへんはなんとかなったりするだけれど、

心のどこかで繋がりを求めていて、誰かに認められたいとか、共感してもらいたいとか、っていうこれはもうそういう性質なんだと。

自分は弱いんだと自覚すると、案外楽になれそうです。

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