見出し画像

ユーキャン333日目


A所有の甲土地とB所有の乙土地が隣接し、甲土地の上にはC所有の丙建物が存在している。この場合、Bが、甲土地に乙土地からの排水のための地役権をA・B間で設定し登記していた場合において、CがAに無断で甲土地に丙建物を築造してその建物の一部が乙土地からの排水の円滑な流れを阻害するときは、Bは、Cに対して地役権に基づき丙建物全部の収去および甲土地の明渡しを求めることができる。
○か×か








× Cに対して出来るのは地役権に基づく妨害排除請求のみ。したがって、建物全部の収去や土地の明渡しは現実的には難しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?