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【チャート相場分析】ラガヴーリン 16年

今朝発表されたNVIDIAの決算は、全く予測が困難な状況でした。SNS上では、「決算が良好で株価が上昇する」という意見と、「決算が予想を下回り株価が下落する」という意見が主流でした。

実際に蓋を開けてみると、決算は予想を上回り売上高も良好でしたが、「インパクトに欠ける」といった理由からか、株価は一時8%下落しました。「リセッション入りが近い」と悲観する投資家もいれば、「米国市場はまだ成長を続け、S&P500も高値を更新し続ける」と予測する人もいます。

これほどまでに真逆の意見が混在するタイミングは珍しく、今後の見通しが全く読めない状況です。

さて、昨今の円安で15,400円まで価格改定された「ラガヴーリン16年」ですが、並行輸入の流通量が多くなったためか、中古市場の相場はそれほど上昇していないようです。

2022年秋の13,000円と比較すると、現在は8,400円のラインで落ち着いています。価格が暴落しているわけではなく、去年の秋ごろと現在の価格がほぼ同程度に収まっています。

理由はシンプルで、現在のオークション価格に送料1,000円を加えると、約9,500円となり、ほぼAmazonと同程度の価格になるためです。需要と供給のバランスが均衡しており、新品より極端に安く売られることも、新品より高くなることもない状態です。

つまり、これ以上価格が上がるには、新品の商品が品薄になるか、価格改定で値上がりする以外に方法がありません。NVIDIAの株価予想と同様に、ラガヴーリン16年も価格改定で全体の相場が上がると予測していましたが、蓋を開けてみると、あまり値段が変わっていないというのが実情です。

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