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【全文無料】円安継続で「モエ・エ・シャンドン」が1万円になる?

「いや〜、この値段で助かるよ!隣の酒屋は7,000円で驚いたよ……」
酒屋で「モエ・エ・シャンドン」を片手に飲食店の方が嘆いていました。
酒屋の店員さんも「この値段もいつまで続くか、来年は1万円超えるかもしれませんね」と冷やかしています。

私自身、ここ数年飽きずに洋酒分析をしているのですが、「モエ・エ・シャンドン」や「ドン・ペリニヨン」の価格推移をすっかり忘れていました。

出典元:https://www.amazon.co.jp/dp/B006DB3HXM?th=1

今、アマゾンのベストセラー1位のモエ・エ・シャンドンを見て、驚いてしまいました。なんと、最安値が6,998円になっているのです!

「え!?モエシャンって3,980円じゃないっけ!?」と、変な声が出てしまいそうでした。

出典元:https://keepa.com/#!product/5-B006DB3HXM

慌てて例のkeepaで価格を調べてみると、今年の1月25日までは4,003円で販売されていました。ちなみに去年の6月までは、3,784円と私の認識と同じ価格です。
つまり、去年6月は7,500円で2本買えたのですが、現在は約1本まで上がっているのです。実質2倍に上昇しています。

【要チェック!!】キャバクラの定番人気シャンパン9種類の価格相場とは?

ふと、夜のお店の記事を思い出して笑ってしまいました。
2018年8月に執筆された記事では、キャバクラでモエを注文すると1~2万円、ドン・ペリニヨンが3~8万円と紹介されています。
現在はモエが1万円では、ほぼ原価になってしまいます。ドンペリもAmazonで「ドンペリニヨン 白 2010」が3.5万円なので、こちらも原価になってしまいます。

ほんの数年で、信じられないほど値上がりしたのが分かりますでしょうか?
私はキャバクラやホストは行かないので、今の値段は分かりませんが、2018年から2~3倍は上昇しているのではないでしょうか。

出典元:https://keepa.com/#!product/5-B00G9RLEY4

ドン・ペリニヨン2010年の価格を見ると、2020年までは15,900円、去年の2021年は18,430円になっています。現在は34,120円(2022年9月15日時点)です。

冒頭の写真は「なんでも酒やカクヤス」様で本日取らせてもらったものですが、Amazon・楽天市場の最安値よりも実店舗が安いという逆転現象が発生しています。

これは漠然とした根拠の弱い算出となりますが、何らかの政策によって円高に戻った場合はモエが5,000~6,000円を推移、もし更に円安進行した場合は来年9,000~13,000円は十分にありえるのではないでしょうか?
現在販売されている価格も、ドル円相場をリアルタイムに反映してものではありません。実際にネットショップでは7,000円程度が最安値になっています。

流通量が安定して、再びワインやウイスキーの価格が下がることも考えられますが、現状のまま悪化した場合。
早ければ来年、一般人はシャンパーニュが口に出来ない時代が到来しそうです。

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当サイトの内容は個人的な推測に基づくもので、内容の完全性や、その正確性を保証するものではありません。洋酒投資は法律上の制約や損失が発生する場合があります。必ず自己責任おいて入手・売却等をお願いします。利益が出た場合は、確定申告など税務上の申告が必要になる場合もあります、税理士や税務署職員に相談ください。大量の酒類を個人売買する際には、酒税法上の免許や認可が必要になります。

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