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私があなたを採った理由~はじめに~

こんにちは。フーモア人事の西尾です。
タイトルは「はじめに」ですが、この記事を書いているのも投稿したのも「あとがき」の随分後です。不思議ね。

この「私があなたを採った理由シリーズ」は1期生たちへの感謝状だ。これからフーモアに出会うかもしれない人には「伝説の先輩たち」の始まりの物語でもある。
人事がしてあげることなんて物凄く少ないので、ほんのちょっとでも何かの足しになればいいなと思っている。

それと同時に、世の中の人事と内定者への応援歌になればいいと思っている。言ってみたかった。この「世の中の〇〇への応援歌になればいいと思っている」というフレーズ。
世の中の採用担当は一人一人物凄い熱量で学生と向き合っている。そうであって欲しい。だからこそ、面談が一回ブッチされるだけで落ち込むし、辞退されるとごはんが食べられなくなる(ならない?)。
そんな想いで採用しても、事業部に配属されて、上司部下の関係が出来上がると人事の人という距離感になる。


それってめっちゃ寂しくない?????


いや、僕は寂しい。
どう考えても全身全霊の愛を持って採用したその時間に嘘偽りがないのに、採用が終わったら「会社の人」ぐらいの関係になるの、それでいいのか?

毎年毎年採用は続くかもしれないけど、その時出会って、入社した子とは毎回毎回が「全てを懸けた時間」だったはずだ。
僕はそれを忘れたくないし、忘れたくない僕以上に僕の残念な記憶装置は、都合の良いように忘却装置を発動してしまうだろう。
「今年が一番頑張った」と毎年思いそうな僕みたいな脳の容量の人間は「いや、去年も全力だったし、その前も全力だったぞ」と言ってくれる誰かが必要で、そんな誰かがいないので、自分で残す必要がある。

それは、きっと、多分、おそらく、他の人事も同じなんじゃないかと思う。だから、これは僕と一期生との物語だけど、あなたと新卒の物語でもあり、君と人事の物語でもある。

社会人は思っている以上に楽しくて、思っている以上にしんどいこともたくさんある。そんな時、あの時話したこと。思ったこと。その全てが本物だったんだということを疑わないで欲しい。

少し長くなったけど、5人の物語を読んでくれると嬉しい。

【第一話】

【第二話】

【第三話】

【第四話】

【第五話】

【あとがき】


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