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起業家がフーモアに見たもの(取締役インタビュー前編)

フーモアの取締役として事業の指揮をとっている斉藤さんに、22卒の就活生の方々に向けたお話をお聞きしました!
斉藤さんがフーモアに辿り着くまでのお話、フーモアとエンタメ業界の展望、そして22卒への期待を前・後編に分けてお届けします。

昨年度の記事《寄稿》就活したことがない取締役が就活生に教えたい「省エネ」仕事術⑩と合わせて読めるようになっておりますので、斉藤さんについて知りたい方は是非この3つの記事をご覧ください!

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<株式会社フーモア取締役>
斉藤 隼大(さいとうしゅんた)
<経歴>
2011年 シェアコト入社 新規事業の企画を任され、取締役と二人で後に会社の根幹となるソーシャルメディアマーケティング事業を立ち上げる
    半年後独立
    (この辺りの詳細は上記の別記事にて詳しく語られています)
2014年 フーモア入社 
2015年 フーモア取締役就任


前編では斉藤さんのこれまでのご経歴やフーモアの代表である芝辻さんについて、21卒内定者の吉原がお聞きします!


①独立、そしてフーモア

吉原:まずはご経歴について教えてください。斉藤さんは「専門家になりたい、企画をやりたい」という思いで一度独立をされていますが、その後フーモアに入社したのはどのような考えからでしょうか?

斉藤さん(以下斉藤):自分で会社を経営していた時は、「少数精鋭で高粗利で稼ぐ」をコンセプトにやっていました。それでそれなりに回ってはいたんですが、やっぱり限界を感じてくるんですよね。
確かにその人数でなら儲かるんだけど、あと10年20年続けられるかっていうと疑問だったり。あとは自分が身体壊したらどうしようとかもありますよね。

だから今度は、大人数で大きなことを成し遂げたい、自分の好きなエンタメの分野で自分の企画の力を生かしたいって思ったんですよね。

久しぶりに芝辻さんに会って、フーモアに誘われたのが丁度その時期です。

吉原:フーモアに入ったのはそういう経緯だったんですね。
そのときフーモアを選んだのは、なにか特別心惹かれたものなどがあったからでしょうか?

斉藤:なんでフーモアに入ろうかと思ったかというと、久々に会った芝辻さんがめちゃめちゃ進化していて、自分もそういうふうに進化したいと思ったからですね。

シェアコト時代の芝辻さんって新しいものは好きだけど役員とかをする感じじゃなくて、例えるなら遊撃隊って感じだったんです。

でも久々に会ったらしっかり社長の顔をしてた。社長をしている人は生まれながらにして社長の顔をしているじゃないですか。だからこの人は社長になるだろうな、っていう予想を外すことってあんまり無かったんです。

でも芝辻さんがそこを外してきたのを見て、それがフーモアに入社しようと思った最初のきっかけです。

自分で会社を経営していたときに、そうやって人を引っ張って行く自分ってのがしっくりこなかったんです。それでもやりたいことをやるためには自分が進化するしかないから、芝辻さんの下で勉強しようと思いました。

②芝辻さんはどんな人ですか?

吉原:斉藤さんからみた芝辻さんはどんな人かをもっとお聞きしたいです。
斉藤:芝辻さんの面白いとこって、良い意味で経営者っぽくないところなんです。金にぎらついてたり自己顕示欲とかいうタイプじゃない。

吉原:たしかに、いかにもベンチャー企業の社長っていう雰囲気ではないですね。

斉藤:そうなんです。よく例えるのは研究者に近いっていうので、「漫画という日本のトップカルチャーが世界に通用しないのはおかしい」とか「クリエイターがやっていることにはもっと価値があるに違いない」みたいな仮説を立てて、それを実証したい。

その手段として会社を経営してるかんじですね。しかも、ただの思想家で終わらずに自らめちゃめちゃリスクを張れる。そういう人って世の中ほとんど居ないと思います。

常人がやれないようなリスクを張って、研究を立証したいっていう思いでフーモアを続けているのが面白いなっていうのがひとつ。

あとは、努力によってめちゃくちゃ化けた姿が今、っていうのも面白いですね。

アメコミのヒーローとかそんな感じじゃないですか。もとからムキムキな人が強くてもそんな面白くなくて、凡人っぽい人が進化し続けるから胸を打つんだと思うんですよね。


吉原:芝辻さんは主人公っぽいっていう感じですか?

斉藤:そうです。よく主人公補正っていう言い方をするんですけど。

ドラゴンボールでもすげー都合の良いタイプの師匠出てきたりとか丁度良いタイプの敵でてきたり、死にそうになっても以外と助かったりとか、主人公を強くするためだけにイベントが起こってるみたいな感じなんですね。

芝辻さんの周りってそういうことがめちゃくちゃ起きるんです。
ビジネスとかみてるとわかるけど、会社のビジネスモデルどうしようかなって悩んでたら丁度エンタメ業界が大きく変わる!みたいな「うねり」がきたり、もうちょっと資金欲しいなと思ってたら丁度資金調達の引き合いがきたりとか。

ほどよくフリーザとかセルがでてきたり、いきなりセルきても全滅しちゃうから最初はピッコロ大魔王、みたいに自然と丁度いいやつがくる。

吉原:持ってるタイプの方なんですね、芝辻さんは。

斉藤:はい。面接の時に「貴方たちは運がいいですか?」みたいなことを聞かれたかもしれないんですけど、芝辻さんはそういう意味ではめちゃくちゃ「運の良い人」ですね。

吉原:なるほど。運も実力のうち、という感じですね。貴重なお話ありがとうございました。

今回は斉藤さんがフーモアに入社するまでと、斉藤さんからみた芝辻さんについてお聞きしました。斉藤さんのご経歴だけではなく、経営陣のお二人の関係も垣間見れたのではないでしょうか。

後編では「フーモアとエンタメの未来」と「22卒への期待」をお聞きしていきます!

フーモアでは22卒採用を開始しています!ご応募は以下のページよりお待ちしております。(https://www.wantedly.com/companies/whomor/projects

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インタビュアー・執筆
吉原(よしはら)
「今年の内定者です。現在ゲームクリエイティブ事業部で3DCGのお勉強をさせてもらっています。好きなものは漫画とゲーム、大学の専攻は哲学です。」


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