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映画「あしたのジョー」小学生の頃に憧れていた世界に入ってみた話。

最初の映画のお話は昭和の子供達の心を鷲掴みにした名作「あしたのジョー」です。
2020年9月力石役の伊勢谷さんがやらかしてしまいました。

この少し前に山下さんもスキャンダルを起こしています。

当然ながらそこには一切スポットは当てません。
それでも最初にこの作品のお話をしたかったのはこの作品が自分の初映画出演であり初セリフを頂いた作品だからなんです。
これからも自分の参加した作品を御紹介していきたいと思いますがボランティアエキストラにも守秘義務と言う物があり現場でしか知りえない事は家族にも話すなと言われているので本当の面白いネタは書けないのが残念ですがギリギリのラインで御紹介したいと思います。
この作品に参加した目的は一つ。
小学生の頃に夢中になったあの世界の中に入り込んでみたかったからです。
原作では少年院設定でしたが伊勢谷さんの年齢を考え刑務所の設定になりました。
少年院のままなら参加していなかったでしょう。
息子を誘い親子で囚人服を着て刑務所に入る事になりました。
こんな経験は絶対に出来ない!

そこにはマンモス西も丹下段平も存在するあの漫画の世界だった!
刺激しか無い1日は終わり良い歳をしたオッサンの俺はここに留まりたいと思いました。
そして後日別現場にも参加したのであった。

映画のラストバトル矢吹ジョー対力石
俺は観客の1人だった。
昭和のボクシング会場にいそうなガラの悪いシャツを着ていった。

衣装さんが衣装チェックをするのだが大絶賛される程のシャツだった。
結婚する前に勢いで買ったゼブラ柄のシャツはその後も何度もヤクザ衣装として重宝している。
その客席に天使が舞い降りたのだ。
とある事態が起きて大声で野次る客が必要となったのだ。
監督が「誰かやっていただける方いらっしゃいませんか?」と一般のエキストラの方を募りました。
大声には自信があったので即挙手!
「見損なったぞ矢吹」セリフは一言。
ピンマイクを付けて貰いすぐ本番!

その直後に丹下に一喝されます!

そしてシュンとする所までが出番。

何とか無事この大役を果たす事に成功した。このセリフは原作に実際にあるセリフなのでとても感慨深い物がありました。
監督「とても良かったです。」
転職の繰り返しで職場でも苦渋を舐めていた自分は久々に人に誉められ必要とされた気がしました。
この感動が未だに忘れられなくて新たな現場に向かうのであった。

長かったですね。
次回からもう少し簡潔にまとめますね!
映画「あしたのジョー」是非観てください。


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