平成XX年研修53日目(晴)

地元で今年の1月から2月の間、公民館の臨時の仕事をしていたのですが、そこで活動をされていた女性会の方たちが保護司もやっておられるようで明日、◯◯少年院へ見学に行かれるということでした。私が法務教官になったことを知り、喜んでいてくださっていたのでお会いしたかったです。地元では色々な活動を通して教員の方や弁護士、家裁の調査官など知り合いの幅が広がっていたので改めて考えて地元に採用された方がよかったかと思いました。同じ法務教官や矯正の世界の人たちとのつながりはもちろん、少年に対する思いなどが同じような様々な人との交流を現場に戻ってからも何らかのカタチで広げていけたらと思います。
以前、教官が国に採用してもらえなくなるかも、民間の少年院などがで来てくるかもしれないということをおっしゃっていましたが、給料のためにやっているわけでも公務員だからやっているわけでもないので私は民間がいい仕事をするならそれはよいことだと思いました。新しい考えを持った職員であれば民間に引き抜いてもらうことだってあるかもしれません。
今日は実力行使で(刑務官の)教官のお話を聞きました。刑務官のことだから関係ないということではなく(※「◯◯の事件ことなど恥ずべき行為だと思います。」という文が二重線で消してある。)、処遇に関して疑問に思うことが多々ありました。刑事政策的に日本の制度は問題が多いと思います。今後変わっていけばよいと思います。自分はそのために小さいことでもやっていきたいです。

※実際は就職してから外の世界の方とつながる機会は激減する時期もありましたが、最近はネットの世界が広がり初心を取り戻せ嬉しい限りです。
家裁調査官の方や保護観察官の方との飲み会などはコロナ前は開けましたし、コロナが落ち着けば児童自立支援施設や児相の職員さんとの時間外の交流の場を設ける予定です。

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