見出し画像

ドイツWilhelmshavenまでの移動日記

めっちゃ大変だった!!!!!
去年も同じ時期に3か月アメリカ留学したけど、あのときは直行便だったし、知り合いが迎えに来てくれたしで本当に恵まれていたんだなあと実感、、。
ドイツのド田舎ヴィルヘルムスハーフェンまでの移動記録。

飛行機での移動

羽田でのトラブル~フランクフルトまで

まずは日本(羽田空港)からフランクフルトへ14時間のフライト。
私は現地の大学から「ビザはドイツに来てから取ればいいよ」と言われていたにも関わらず、ANAのチェックインカウンターでは

「今の時点でビザがないと、もしかしたらドイツの入国審査で止められるかもしれません…入国審査官にもよるので、自分で説明を頑張ってください…!」

と言われ、大焦り💦
幸いなことに(?)、隣にも近い歳の女の子が同じことを言われていて、お互い頑張りましょう…!と少し元気をもらった。
こんなことを言われるとは予想していなかったので、もし現地で入国を止められたときのために現地の緊急連絡先を用意。ドイツの担当教員の先生が協力的で、すぐに「もし止められたら入国審査官に僕の電話番号を渡して!」とメールを返してくれました。優しくてよかった、、。

21:40発のフライトなのに空港には17:00に着いたから余裕だろうと思っていたけど、そんなこんなでトラブルだったので全然余裕はなかった。
日本円をユーロに両替して(レートは1ユーロ=166.99円。恐ろしい…!)、見送りに来てくれた母と丸亀製麺をすすった。こんなときでも丸亀はうまい。最後の日本食を嚙み締めました。

羽田空港第2ターミナル地下1階で食べた丸亀製麺の明太うどん

母と最後の会話を楽しんで、涙ながらにお別れ。やっぱり寂しくて泣いてしまった。
泣いても笑ってもここからは一人。がんばろう。

保安検査場を抜けて、出国。
去年のアメリカ留学の経験から、現地に着いた日の分くらいの食糧は用意しておいた方が楽だと分かっていたので、コンビニのおにぎりを調達。
しようとしたんだけど、まさかの第2ターミナルの出発ゲートにはコンビニがなく、、!どうしようと思っていたところに、ファミリーマートの自販機がいてくれて無事買えました。ファミリーマートありがとう。。。

長旅の間につぶれちゃったおにぎり。ドイツに到着した翌日にいただきました。うまあ、、。

出発ゲートではゆっくり時間をつぶそうと思っていたけど、万が一フランクフルトで止められたときのために、渡航目的とか期間とか説明の文章を考えて過ごした(もちろんGoogle翻訳も使った)。

空港で書いたメモ

母と最後までLINEをして、いよいよ搭乗。
お気に入りの窓側の席(飛行中の空を見るのが好き)。しかも区切りの中で一番後ろの席だったので、後ろに人がいない!ラッキー!
お隣が日本人の方だったこと、やっぱりANAで日本の航空会社だったからとっても快適でした!外国の航空会社だと、やっぱりサービスを受けるときも英語だから多少気を張るからね、、
後のことも考えて、体力温存のためにほぼ寝て過ごした14時間。途中起きたり、機内のモニターでバラエティ番組を見て過ごしたりもした(日本のバラエティ番組みてるとなんか安心する笑)けど、だいたいは寝られたので良かった。

フランクフルトでの入国審査

日本からの14時間のフライトを経て、いよいよドイツに入国!
待ち構えていた入国審査の結果は、、、?
意外にもスムーズに入国できた!!!!!(少しだけ、自分の英語力の成長も感じられた、?)

聞かれたこと一覧
1. どこに行くの?
→Wilhelmshaven
2. 観光のために来たの?それともビジネス?
→勉強のため(For study)
3. どれくらいの期間?
→3か月、92日(For about 3 month, 92 days)
4. ビザは取ってきた?それともこれから取る予定?
→ヴィルヘルムスハーフェンで取る予定(I'm planning to get a visa in Wilhelmshaven.)
5. 学校からの書類とかある?
→(書類を見せる)
⇒入国完了!!!!!

羽田で一緒に困ったあの女の子も入国できてた!よかったあ、、
入国審査官はめんどくさそうな顔した女の人だった。
ビザに関しては、「それともこれから取る予定?」って聞いてくれたのがよかったなあ。
ビビりながら挑んだ入国審査だったけど、無事に通過できました。

8時間のトランジット~ブレーメンまで

さてさて入国したのはいいが、トランジット8時間は長かった、、、
宿への到着時間を日の入り前にするためにこうなったんだけど、それでも8時間は結構地獄だった、、笑
なんといっても眠気に耐えるのが大変。日本からの飛行機で寝てきたとはいえ、浅い睡眠だったし、ケータイ触っててもいいんだけど多少充電気にしないといけないし。途中まで家族とLINEしてたけど、充電が気になってやめた。(モバイルバッテリー持ってたから全然大丈夫だったけど万が一を考えてね💦)
本読んだりしても良かったんだけど、注意力散漫になりそうで、スリに遭ったりしたら怖いから、心配性が勝って結局何もせず過ごした。
途中で睡魔に負けそうになって、咀嚼で自分を起こそうとドイツで初めてのHARIBOを購入。自販機でクレジットカードで買えた。たしか2ユーロとか。日本で買った方が安い??

眠気に耐えるために購入したHARIBO。日本で食べる味と同じ!安心感!笑

なんとか8時間を耐えて、ブレーメンまでの飛行機に乗り込んだ。
搭乗口からすぐ乗れるのかと思ったら、想定外にもそこからバス移動。
小さめの飛行機に乗り込んでブレーメンまでひとっ飛び!
またもや体力温存のために寝てたけど、一瞬だった!1時間もかからず到着。

バスから見た、ブレーメン行きの飛行機
ブレーメン空港の天井にあった国際宇宙ステーションの模型。
ブレーメンには航空宇宙系の研究機関DLRがあるからなのか?
(宇宙好きの私はここで少し元気づけられた)

ブレーメンからの大冒険

いや~、ここからが大冒険だった、、!
Airbnbで予約した宿に着くまでに乗らないといけないものは以下↓
①ブレーメン空港からブレーメン中央駅(Bremen Hbf.)までのトラム
②ブレーメン中央駅~Oldenburgまで電車
③Oldenburgから乗り換えてWilhelmshavenまで電車
④Wilhelmshavenからバス
⑤徒歩で宿まで4分

①ブレーメン空港からブレーメン中央駅(Bremen Hbf.)までのトラム

私の調査不足かもしれないけど、事前にネットで調べても情報が全然なくて、、そもそもトラムに乗らないといけないことすら、ドイツの先生にメールで教えてもらうまで知らなかった!
トラムの6番に乗ってブレーメン中央駅へ。
そもそもチケットの買い方が分からなくて、券売機で後ろに並んでいたおばさまの力を借りてやっとこさ購入。なぜか10ユーロ札が券売機からはねられてしまい、結局クレジットカードで決済。ドイツ語分からない、、分かるようになりたいけど時間かかるよなあ、。

無事トラムに乗って移動。ドイツのトラムや電車は、乗り降りのドアは手動ボタン式。私は運よく他の人が乗り降りするところに便乗しただけでどうにかなった。

日本のバスみたいにデカデカと行先が書かれてるわけじゃなくて小さなモニターに表示されてるだけだったから、乗り過ごさないか結構心配だった。ただでさえ外国の駅の名前なんて覚えられないのに、、!
なにはともあれブレーメン中央駅に到着。

②ブレーメン中央駅~Oldenburgまで電車

まずはチケットを買うところから。
もともとはDB(Deutsche Bahn)のアプリからオンラインチケットを買おうと思っていたんだけど、なぜかクレジットカードがはねられてしまい買えず。仕方なく駅の券売機で買うことに。
最終目的地はWilhelmshavenだからそこまでのチケットを買いたかったのだけど、買い方が分からずとりあえず乗り換えのOldenburgまでのチケットをゲット。

ドイツの電車は改札がなく、チケットは電車で回ってきた職員さんに見せるシステム。
そして、まさかの乗る前にスタンプが必要だったらしく、、。
チケットを見に回ってきたおじさまに「乗る前にスタンプが必要だよ、次から気を付けてね。」と注意を受けたものの、見逃してくれました。本当だったら罰金、、。優しい方で良かった。。

③Oldenburgから乗り換えてWilhelmshavenまで電車

乗り換え駅のOledenburgに到着。
ここでWilhelmshavenまでのチケットを買おうと試みるも、やっぱり買い方が分からない。横にいた若い女の子3人組に声をかけて、アプリで行き先を見せながら「Wilhelmshavenまで行きたいんだけど、チケットの買い方が分からなくて…」と言ったら、ピッピッと券売機を操作してくれました。親切な人たちで良かった、、。本当ありがとうございます。

さっきの反省を活かして今度は乗車前にスタンプを押さないとと思ったけど、どこにあるのかもどうやって押すのかも分からない。それっぽい機械があったけど、チケットの大きさ的に入らない。
でも奇跡的に、その機械を使ってスタンプを押してそうな人を発見。
「スタンプが必要だと思うんだけど、どうやって押すか分からなくて…」と聞いてみると、私のチケットをのぞき込んで、

「このチケットはスタンプいらないよ!」

と。なんだって?全部のチケットに必要なわけじゃないの?
なんと、ドイツの鉄道のチケットは、ハーフサイズだとスタンプが必要。フルサイズ(大きいチケット)ならスタンプがいらず、電車で回ってきた職員さんに押してもらうのだそう。
そんなルール知らんて、、、難しい。。
でも教えてくれた人に感謝。ドイツ語若干かじってたので、kein(ドイツ語で否定の意味)が聞き取れて、なんとか言ってることが理解できた!やっぱり普段からの勉強って大切。

そこからは安心してWilhelmshavenまで乗車。
車窓を楽しみました。牛も馬も放牧されているようなド田舎。風力発電の風車もあった。
ここから電波が悪くなってきて、若干ヒヤヒヤした。

Wilhelmshavenまでの車窓

車窓で見てた景色がすごくのどかな感じだったからWilhelmshavenも何もないところなんだろうと覚悟したけど、意外と栄えていた。
マックもH&Mもあるし、駅まで出れば便利なことが分かった。(バスで20分以上はかかるけど)

Wilhelmshavenの駅構内

④Wilhelmshavenからバス

Chat GPTに聞いたときはバス停にチケットの券売機があるって書いてあったけど、見当たらず。(公式サイトももちろん調べたけど、バスの乗り方なんて書いてない)
バス停に着いたときにはもうバスが着いてて、もう行ってしまえ!!という気持ちで体当たり。「チケット持ってないんですけど、ここで払えますか?」って英語で聞いて、なんかめんどくさそうな顔されたけど、10ユーロ札を渡してチケット買えました。
後から思ったけど、このバスのチケットもバス内で打刻のスタンプ必要だったんかな、、?そのあたりは分からない。。

⑤徒歩で宿まで4分

ここまで来ればもう安心。
Airbnbのホストの方に言われたバス停で下車し、徒歩で宿まで向かう。特に迷うことなく、Google mapに言われた通りに来たら着いた!
私のスーツケースを転がす音が止まったのに気付いたのか、大家さんが中から出て来てくれて、無事挨拶をかわし、部屋を案内してくれて終了!

あー、長かった。本当に長旅だった。
日本から考えたら何時間かかったの?
フランクフルトまで14時間、トランジット8時間、ブレーメンまで1時間、その後4時間かけて宿まで移動。
合計27時間!1日以上かかっとるやないかい。
いやー、こんな長旅をすることはもう一生ないだろうな。
すっごい緊張したけど、英語でどうにかなった。これも成長を実感できる良い体験だったな。
でもやっぱり日本ってすごい、大好き。言葉も通じるし、ご飯も安くておいしくて量もちょうどいいし、安全だし。今のところ、早く日本に帰りたいと思ってしまってる。。。笑

疲れすぎて、着いてすぐ寝て、シャワーだけ浴びてまた寝た。
翌日も沢山寝ましたとさ。

おしまい。

ドイツでの生活を忘れないためにも、こまめにこのnoteに記録していきたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?