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人生第71話 『大きなチャレンジ_最終試験前夜2』

おはようございます。今日も一日素晴らしい日になるといいと思った今日この頃です。

前回の記事では、就職最終試験前日に兄と居酒屋に行った話を発信しました。

今回の記事でも、もう少しこのお話をしたいと思います。

久しぶりに兄に会い、お酒が入った兄はとても饒舌になり色々な話をしました。

兄と私が離れ離れになったのは兄が高校に上がる時、家族は引っ越しすることになりましたが、兄は高校進学が決まっていたのでその高校に通う為、ひとり残ることになり、そこからちょくちょく帰省はしていましたが、私が高校、大学生になると帰省するタイミングも合わず、なかなか会う機会はありませんでした。

なのでこの約7年間はお互いの状況がよくわからなかったのでそのあたりを中心に話をしました。

兄に対しては今の会社や仕事はどうなのか?

逆に兄からは高校や大学生活はどうだったのか?自分の時はこんな感じだっただの、たわいもない話ですが、話が尽きることはありませんでした

そんな話が盛り上がっていた時、兄の携帯に一本の着信が入りました。

兄はその着信にで出て「そうなんだ。了解。」と一言言って電話を切りました。

私も「誰から?」と聞くのも野暮かなと思って気にせず兄と話をしていました。

その数分後、兄が私の後ろに目線を向けて「こっちこっち」と手を振って誰かを誘導しているようでした。

私も後ろを振り向くとそこには女性がこちらに向かっていました。

本当にその時は兄の会社の同僚の方かな?くらいに思っていましたが、その方が兄の隣に座るやいなや、兄が「俺の彼女の○○さん」

マジかー!!

なんというか、兄弟の付き合っている相手に会うのは初めてなのでとても新鮮で驚きました。

彼女はとても気さくな方で、明るく私達の兄弟の話にも相槌を打ってくれてなんか3人でとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

兄は私に彼女を紹介したかったから呼んだと思いますが、兄弟に彼女を紹介するってみなさんありますか?

私は兄や姉に紹介したことなんてなくて、というか恥ずかしいですよねww

ただ兄のこの行動は弟として単純に嬉しかったです。

ここまでプライベートを打ち明けてくれるのはなかなかないと思いました。

話も盛り上がり、お酒も進みましたが兄や彼女さんも明日は仕事で何より私は大事な試験があるので切り上げることになりました。

そして席を立とうとした時、兄はおもむろに財布からお金を出し、「これを就職活動の足しにして」と言ってお金をくれました。

その金額今でも忘れません。

なんと6万円!!

大学生の私からするとこんな大金もらえないと思いとっさに「いいよいいよ!」と言っても兄は引き下がらずに結局もらうことになりました。

私の家族はなかなか会う機会がありませんでしたが、家族に対する思いは強いものを持っていると改めて感じた瞬間でした。

次回は挑んだ最終試験について発信したいと思います。

次回も宜しくお願いいたします!!

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