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#35 病院も会社と同じでタテ社会なんだね。


こんにちは(*´ω`*)

このnoteは続きになっています。前回のはこちら↓



前回までは、相変わらずやらかしみかんのお話しと、同室の患者さんからの学び、そして生き方戦略についてお話ししました。
前回お聞きの方で自分の生き方戦略に気づいた人はいらっしゃいますかね?
本日はそこから先どうなっていくかを少しずつお話しします。

(この物語は#27からの続きになっていますので、よかったら最初からお読みください。)


 
今回は
 〇医師が怖くなった理由
 〇入院生活で追い詰められた話
 〇状況説明とその対策の話をすることの大切さ  
  の3点をお話しします。



検査こそすれど、処置以外の医療行為は行われず…日にちだけは過ぎていくし、私は2、3日で退院できると聞いている上、これからどうなるかも聞いていない。
元々受け身体質の私は言われるがままなすがまま。


整形外科と言えば、リハビリ今でこそピンと来ますが当時はハテナマークが頭に浮かんでいました。

そういえば…手首を腱鞘炎で痛めたときに整形外科でお世話になった経験はあれど、国家資格を持つ理学療法士が行う行為という認識もなく、手首の時は電気をかけたりだったので、マッサージや電気をかける物程度にしか思っていなかったです。


リハビリテーション(rehabilitation)の語源は、
ラテン語でreは「再び」、habilisは「人間らしい」、「できる」という語で、「 再び人間らしく生きる」、「再びできるようにする」という意味になります。その後、長い歴史の中で使用方法が変化し、「権利の回復」、「名誉の回復」など様々な意味で使われるようにもなってきました。
(新百合ヶ丘総合病院/リハビリテーションの語源と歴史 引用)



分からないことだらけの入院生活は毎日のように色々な科の医師が覚えているだけで7人代わる代わる来ていきました。

救急救命医、整形外科、耳鼻科、歯科医、リハビリテーション医師、精神科医、形成外科医など。

ある日の回診で、とても驚くことを言われました。

それは、整形外科医に
「痛いはずがない!痛いというなら精神科に行け」
というような事を言われました。


私はものすごい衝撃的でした。
えっ?!どういうこと?

仮病でもなく、何の治療も足が動かない具体的な説明もなしで突然こんな事を言われて途方にくれました。

元々自分を無意識に責めてしまう思考の癖を持っている私はものすごく怒らてたような感覚になっていたと思います。

医師がそういうならば、搬送当時過呼吸を起こしてしまっていたのもあり、その後事故のフラッシュバックや眠れないなどはなかったのですが、念のため精神科医のお世話にもなりました。

すんなり治療が進むかと思っていたら、ここで更にびっくり!
精神科医に、整形外科医に言われた内容を説明すると
「怪我して間もないし痛くて当然だよね…」
(ハッキリなんて言われたかは覚えていませんが肯定的な事を)

ちょっとまったーーー!
どっちなの?痛みは錯覚なの?あっていいものなの?
ちゃんと説明してほしい。
そう思いました。

形成外科の先生は呪文のように
いつも、いつも、同じことしか言わないし(笑)

当たり前ですが、それぞれの科の先生は自分の担当の箇所しかみないというかそういう感じがひしひし。
大きな病院の弊害でしょうか?横のつながりが乏しくなってしまっているような…


続言う町医者では、患者さんから様々な話を聞くと思いますし、専門医という医師免許とは別に別途専門性を付けるために勉強する医師もいますが、基本的に医師免許を取得するに当たり全ての科を勉強すると言われているけれどもそれを生かすほどの余裕はなくなってしまうのかな。

そのせいか、無意識に〇〇科の医師にする話としない話を分けていた気がします。
それは、例えば耳鼻科の先生に足が動かないですと言ったところでお門違いになるように、〇〇科の先生以外に余計な事を言っても無駄に終わるんだろうなというのはなんとなくわかっていたから。


私は単なる素人で専門的な医療知識はないけれど、それにしても、今まで経験したことのないような酷い頭痛が毎日続いていたし、もしかしたらそれだって何かしら関係があるのかもしれないけれど、「あっそれ、関係ないです」というような否定的な事を言われたくなかったからお口にチャックを自然としていく習慣がついてしまった。


足は動かないけれども、すぐ退院できると聞いていたし忙しい医師の時間を無駄に使うのは申し訳ない気がしたから何も言えなかったけれども、今思うとせっかくの自分の権利を自ら放棄していたなと思います。

聞き分けのいい患者に成り下がってしまっていた。

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