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りすのよまい言、大きな木のうろの中から

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「だから、なんなの?」と言われてしまいそうな他愛もないことを綴っていきます。悪しからず。
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2019年2月の記事一覧

反応で分かる血のつながり

反応で分かる血のつながり

続・オレは竜宮城に行っていない!いろいろと似てないところが多い実姉ではあるけれど、やはり血はつながっているようだ。過去に姉が大ファンと広言してやまなかった米俳優のリチャード・ディーン・アンダーソンが、ちょっと見ないうちに、すっかりお爺ちゃんになっており、それを画像付きのメッセージで姉に知らせた。すると、やがて届いた返信には一言、「マジか!?」。老け込んだアンダーソンの画像を見つけたとき、思わずこぼ

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オレは竜宮城に行ってない!

オレは竜宮城に行ってない!

竜宮城に行った覚えもないのに浦島太郎になった気分だ。米テレビドラマ「冒険野郎マクガイバー」の主人公、アンガス・マクガイバーを演じた米俳優のリチャード・ディーン・アンダーソンが、ちょっと見ないうちに、すっかりお爺ちゃんになっていた。かつてファンを広言していた実姉は、このことを知っているだろうか。今度、メールで知らせてみよう。きっと、あまりの衝撃に腰を抜かすに違いない。

「冒険野郎マクガイバー」「冒

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二つの"リュウグウ"

二つの"リュウグウ"

未知への挑戦に光"リュウグウ"が関わる素晴らしいニュースが相次いだ。一つは日本の小惑星探査機「はやぶさ2」による地球と火星の間にある小惑星「リュウグウ」への着陸成功。さらにもう一つ、世界初となる深海魚「リュウグウノツカイ」の人工授精と人工ふ化の実現。それぞれ地球誕生の秘密やこれまで不明だった生態を知るための手がかりを得られるかもしれない。未知への挑戦という暗がりに光が差してきたみたいでワクワクして

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春到来、"拷問部屋"行き

春到来、"拷問部屋"行き

わが家は立地条件が自慢だ。日当たり、風通しともに抜群に良い。そのため、春はとても快適に過ごせる。個人的にわが家で過ごすことだけを考えれば、お気楽・極楽な天国のような部屋。本格的な春の訪れが待ち遠しい。ただ奥さんは別だ。そんな好条件が厄介な問題をもたらす。春のわが家は奥さんにとって、もはや"拷問部屋"だ。

重度の花粉症

奥さんは重度の花粉症だ。春になり、風に運ばれてくる花粉を感じると、目が充血し

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ノスタルジー

ノスタルジー

バレンタインデー明けの週末に職場でもらった義理チョコを噛みながら、ふと思い出したのは幼い頃に好きだった古い曲。アップビート(UP-BEAT)の『レイニー・バレンタイン(Rainy Valentine)』。ラジオ番組で流れていたのをきっかけにこの曲を知り、つい口ずさむほどお気に入りになったことを覚えている。やがて聴かなくなった理由はあいまい。ただ、あらためて聴くと、やっぱり好きだな。平成最後のバレン

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若輩者が仕掛ける頭脳戦

若輩者が仕掛ける頭脳戦

食をめぐる駆け引き若輩者による親孝行の一つとして、実父母や義母さんにヤマブシダケを食べるよう勧めたい。認知症予防に効く成分が含まれるためだ。ヤマブシダケはそれ自体に特別な香りや味はないが、スープなどの汁物として味を染み込ませて使うことが多いとか。中国ではフカヒレ、ナマコのいりこ、熊の掌と並ぶ"四大山海の珍味"とされている。それを謳い文句に、好き嫌いがはっきりしてきた両親たちを釣ってみよう。食をめぐ

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ネコ動画に興味が湧いたワケ

ネコ動画に興味が湧いたワケ

捨てられた子ネコを保護し、家ネコとして育てている人が公開している動画に興味津々だ。特段ネコを飼う気はないが、動画共有サイト「ユーチューブ」でよく見る。個人的には、飼い主に懐く子ネコの姿よりも、むしろ、家の中でネコを飼うことで部屋に染みつく臭いに飼い主がどう対応しているかに関心がある。ただ、そんな思いを説明したところで、奥さんが素直に信じるはずもない。正体不明の"含み"を込めながら「あらまー、癒やし

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『どろろ』推し

『どろろ』推し

手塚治虫原作のアニメ『どろろ』がとても面白い。アニメ作品に心が痺れたのは、直近で『ゴールデンカムイ』を見て以来だ。人間のやさしさと残酷さを同時に浮き彫りにし、一話一話それぞれ見終わった後、何かを考えさせられるところに魅力がある。アニメにとどまらず、こうした趣きがある作品が好み。早くも次話が楽しみになっている。

※関連リンク:「ゴールデンカムイが面白い!」

これまで放映されたエピソードを"イッキ

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25%減を埋める理不尽な方針

25%減を埋める理不尽な方針

眠い。ひたすら眠い。どうもぐっすり眠れていないようだ。「それはそうでしょう」と、奥さんは呆れ顔。さらに"プチお小言"が続く。「ベットに入った後、長時間、スマートフォンを見るのは今後、やめた方が良いよ」。いや、もう仰る通り。返す言葉もございません。

光に弱いメラトニン

良い睡眠には「メラトニン」というホルモンが深く関係しているそうだ。このホルモンは暗さを感知すると、脳内の松果腺と呼ばれる小さな組

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豚コレラ報道がもたらしたもの

豚コレラ報道がもたらしたもの

弛緩と緊張漢字の読み方は難しい。NHKのアナウンサーが豚コレラを「とんコレラ」と読んでいたのに違和感を感じ、急ぎインターネットで確めてみると、その読み方で間違いなかった。「ぶたコレラ」と思い込んでいただけにちょっと感動。ただ、さらに調べを進めると、ぶたコレラでも特段問題ないらしい。つまり、両方とも正解。それが分かった瞬間、気分が一気に白けて弛緩した:

おい、こら、感動を返せ!

豚コレラの感染が

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しっかり歯磨き、アルツハイマー病予防

しっかり歯磨き、アルツハイマー病予防

歯医者に通うことに新たな価値を見出せそうだ。ニューズウィークによると、米ルイビル大学の研究チームが、歯周病の病原菌がアルツハイマー病に関係している可能性があるとした研究結果を発表したという。裏付けが取れれば、歯周病の予防はアルツハイマー病の発症を抑えることにつながることになる。そんなわけで気分を新たに頑張って通院。そして、今日もしっかり歯磨きしよう。

前向きに予防歯科

先日、歯の詰め物が取れ、

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神さま、プリーズ!

神さま、プリーズ!

平成最後の節分の日が終わり、ハッと気づく。恒例の豆撒き、恵方巻きはこなしたが、そもそも作法に沿っていなかった。ご利益はどうも得られそうにない。ただ豆も恵方巻きも予想外に美味しかったので、気分は上がった。だから、あまり欲張らず、節分の日に備えて買い物してくれた奥さんに感謝するにとどめよう。そんな謙虚な姿勢もたまには良い。

ど忘れと勘違い

豆撒きは、一般に「鬼は外、福は内」と声を出しつつ、煎り大豆

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ベトナム紀行「行かずに死ねるか」(4)

ベトナム紀行「行かずに死ねるか」(4)

簡単に死なせないー後期高齢者と旅するベトナム4日間後期高齢者3人と奥さんの付き添いで旅行したベトナム。高齢者たちの反応から察するに、旅行の評価を天気で表現すると「雨」だろう。ただ、ずっと不満気だったわけではない。時には笑い、時には満足気な表情を浮かべる瞬間もあった。それを3人が思い出せば、評価が「曇り」程度には上振れするかもしれない。楽しかった記憶を思い出すには時間がかかりそうなので、一緒に行った

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ベトナム紀行「行かずに死ねるか」(3)

ベトナム紀行「行かずに死ねるか」(3)

8割「雨」評価ー後期高齢者と旅するベトナム4日間「これが最後になるかもしれないから」ーー。こんな義母さんの切なる叫びに応え、後期高齢者3人とわが夫婦が一緒に旅行したベトナム。きっと喜んでもらえると信じていたが、最初からトラブルが続いたこともあり、どうもそれは期待通りに行っていなそうだ。義母さんを含む後期高齢者3人による評価を天気に例えて推し量るに、いずれも「雨」と答えるだろう。奥さんもきっと「雨」

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