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心の鍵が…。

なんでだろう?
小学2年の時、よく給食の配膳や片付けを積極的に手伝っていた。

カッコつけていたのかもしれない、褒められたかったのかもしれない、もしくはモテたかったのか(笑)

でも、やっぱり人の役に立ちたいという想いがあったんだと思う。歩行が苦手でも、自分ができることをしたかったんだと思う。

その後、筋力が衰えて重いものを運ぶことができなくなった。小学3年から教室が2階になったことで、すぐに外に行くことができなくなった。

教室内で一緒に遊んでくれるクラスメイトはいた。消しゴム飛ばし、バトル鉛筆、トランプ等々、それはそれで楽しかったなぁ。

でも、高学年になるにつれてこんな気持ちが湧いてくる。私はみんなに気を遣わせているのかな?迷惑かけてるのかな?

その気持ちが最も強くなったのは、小学6年のキャンプだ。なぜかというと母親が付き添うことになったからだ。

普通だったら子どもたち同士で切磋琢磨してカレー作って、遊んで、キャンプファイヤーで踊って楽しむのに、そばに母親がいる。

思春期に足を踏み入れていた私は恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。

もちろん、先生やクラスメイトにもサポートしてもらいながら非日常を楽しんではいたが、恥ずかしさが上回っていた。

家に帰ってきて、家族から『キャンプ楽しかった?』と聞かれた私は、こう答えてしまった。

『楽しくなかった』

母親にめちゃ怒られました…(笑)

できることが少なくなり、みんなとは異なる状況になったことで、自分の気持ちに鍵をかけ、周りの気持ちを察するようになった私であった。

次回に続く…

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