多様な視点は想像力を育み、想像力は創造力になる。(イキリ

はじめに

幅広くクリエイティブをする上で、想像力というものが非常に大切だと思っていて、それを育むためには多様な視点を理解することが重要だと考えています。この記事ではその「多様な視点を理解すること」について、デジタルハリウッド大学12期生(現在3年生)のwhatasodaことだーはたが書いています。

タイトルにある創造力というのはクリエイティブを考える力のことです。語呂を良くしたかった。

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この記事はデジタルハリウッド大学 Advent Calendar 2018のために書かれた記事です。僕は初日(これ)と12/12を担当しています。
12/12の記事ではfrontend engineerらしく技術の話をしたいと思っています。

TL;DR

視点とは「ものの見え方、考え方」のこと。
絶対的に正しい視点も、絶対的に間違っている視点も存在しない。
他人の視点に賛同する必要はない。でも理解することは大切。
まずは「視点を見る視点」を手に入れて視点を集めよう。
集めた視点をつかって君だけの視点を作り出せ!
視点が増えると楽しいぞ。

視点ってそもそも何?

本題へ移る前に僕がこの記事の中で「視点」言っているものが何を指しているのかについて説明しておきます。短くて書きやすいので視点と書いていますが、もう少し長く「ものの見え方、考え方」という表現に書き換えることができます。これは人間の脳が世界をどのように認知するのかという基礎的な領域の話から、食べ物の好き嫌いなどの趣味趣向の話、また政治的イデオロギーなどの高度な思考を伴う話まで幅広いものを含んでいます。これからする話はそれら全てに適応されることだと考えています。

一人ひとりが違う視点を持っている。

僕の後輩に視力が低くて普段はメガネもコンタクトも着けずに大学に来ている人が居ます。その後輩が見ている世界と大して視力が低いわけでもないのに無駄に大きな眼鏡をかけている僕の見ている世界はきっと違った見え方をしていることでしょう。厳密な検証はできませんが、おそらく世界中の誰一人としてあなたと全く同じ世界を見ている人は居ないでしょう。

すべての視点は正しくない。同時に間違ってもいない。

上の章では視力を例に挙げましたが、世の中には視力のように良し悪しを決める基準があるものばかりではありません。もっといえば視力も人間社会に合わせた評価基準が決められているから良い悪いという言い方ができるだけで、状況が変われば違った評価になります。- 絶対的に正しい視点も、絶対的に間違っている視点も存在しない。

魚を例に挙げましょう。魚の視力は人間と同じ基準で評価すると悪いと言えるでしょう。では、魚に良い視力を授けましょう。視力以外は全て他の仲間と同じなのに、視力だけは視力Aの魚を考えてみます。その魚は獲物を目で捉えることができるので他の魚よりも多くの獲物にありつけるかもしれません。しかし彼の目に入る情報の殆どは無駄で邪魔な情報でしょう。川魚であれば泡が激しく視界を遮り、海の魚は暗く深い青ばかりの世界を見ることになるからです。小さな脳味噌の限られた処理能力をそういった無駄な情報に使うのは賢い選択とは言えません。この魚の例はあくまで僕の想像の話ですが十分にありえる話です。ダーウィンの進化論的にも大体の生物は色々な面でちょうどいいところに収まっているはずですし。

さて、人間の基準で良いと評価される視力は、魚にとって悪い視力と言えるのではないでしょうか。言い換えれば、人間の基準では悪いと評価される魚の視力は、魚にとって良い視力であるということです。

少し極端な話でしたが言いたいことをまとめます。
- いかなる視点に対してもそれ単体で絶対的な評価はできない。
- 特定の視点に対する評価はその視点が適用される状況によって変化する。
- 絶対的に正しい視点も、絶対的に間違っている視点も存在しない。

他人の視点を「理解すること」と「賛同すること」は別物。

前述の通り、どんな視点も絶対的に正しいとか絶対的に間違っているとかそういうことはありません。誰かの考え方を聞いて、あなたがそれを間違っている、つまり賛同できないと感じてもそれはあなたが無意識に組み上げた前提条件に則った評価でしかありません。どこか別のシチュエーションではその考え方がとても効果的に物事を解決してくれるかもしれません。賛同できないからといってその視点自体を否定してしまうと、解決できた問題が解決できなくなってしまうかもしれない。だからせめて理解する努力はしてみてください。これは僕自身も一生の課題だと思っているのですが、「こういう視点があるんだなぁ」程度でいいのでその視点の存在を認めてあげてください。

少し穏やかではない話をしますが、敵を倒すためにはまず敵のことを理解する必要があると言うことがあるかと思います。僕は人を嫌うことが少ないほうだと思っているのですが、嫌いな人が多い人にはこうやって考えてみると良いかもしれません。

理解と賛同の違いを認識できると、柔軟に物事を考えられると思います。例えば有能で偉い人が言ってること全てに賛同する必要はないです。そういうのはとりあえず理解だけしておけばOKです。

まずは「視点を見る視点」から始めよう。

多様な視点を理解するといっても、何をすればいいのかと思うかもしれません。正直僕も最適解はわかりませんが、とりあえず必須だと思っている視点が一つあります。「視点を見る視点」です。言い換えると「複数の視点の存在を俯瞰して見る視点」でしょうか。いろいろな人の視点を一つひとつ根を詰めて向き合うとめちゃくちゃ疲れると思うので、全知全能の神になった気分で世界を上から見てみると良いです。個人を個人として見るのではなく、人間という動物として見るという表現が正しいかもしれません。デジハリにいると面白いように色々な視点が見つかるので楽しいです。当然、常に人を動物として見ろと言っているわけではありません。そういう見方をしてみると面白いという話です。

複数の視点から新たな視点を生み出そう。

このあたりからは、こんなことができるよ〜という話になってきます。
まず、別の視点を理解することに慣れてきてストックが溜まってくると、新しい視点に触れなくても別の視点を発掘できることがあります。これを続けると無限に視点が増えていくので楽しいです。僕がイメージしている想像力というのはこのあたりが該当すると思います。

色々な視点を手に入れると楽しいぞ。

楽しいです。何をするにしても詰まったときに自力で解決できる確率が上がります。それは特にクリエイティブについて考えるときに顕著だと思います。

また、今まで悪いと思っていたことが実はそうでもなかったりします。(同時に逆もありますが……。)

まとめ

色々な視点を手に入れて最強の人間になろう。

正直魚の例はめちゃくちゃ分かりづらいと思う。文章書くの難しいね。

ツイッターフォローしてください。@whatasoda

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frontend engineer / a.k.a だーはた / デジタルハリウッド大学12期生(3年生) / 札幌北高66th
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