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リーダーってなんだろう。

組織におけるリーダーってなんでしょう。



人をまとめること?

なんでも仕事ができること?

いざって時に頼れる存在のこと?

組織の決定をしていくこと?




人それぞれ、「リーダー」の定義は
異なるとおもいます。


今回、ゼミ協議会主催
「国際日本学部 ゼミ対抗プレゼン大会」に
出場する中で
私は「リーダー」的な立場を担当しました。




小中高大と生きてきた中で
部活のキャプテンに立ったことも
学級委員になったことも
〇〇長にもなったことのないぼくにとって



はじめて「リーダー」としての
役割を担当する機会でした。




これまで色んな組織のリーダーを見てきました。

ずっと

「仕事ができる人」がリーダーである。


と思い込んできました。



今回のプレゼン大会を経て
そんなぼくの「リーダー論」は

ひっくり返されることになりました。






ぼくが思う本当のリーダーは

「役割を人に配分できる人」


つまりは「頼り上手」ってことです。





リーダーは責任が1人に集中しないように
分散させることが大事な役割です。

そのために誰がどんな分野で得意なことを
発揮できるのか、
組織を作る一人ひとりの力を
知っていることが必要です。


究極的なことを言うと
「リーダーは何もしない」ことが
ベストなのかなって。
(言い方がほんとに極端だから訂正すると
まぁそのくらい仕事を人に振れるってこと。)




今回のプレゼン大会にて
ぼくは完全に抱え込みすぎました。

分配がうまくできず苦しみました。



「何か困ったことがあったら言ってね」

「手伝ってほしいことあったら言って」



そんな声をかけてくれる人の思いとは裏腹に

一体何を頼ればいいんだ。

何を手伝ってほしいのかわからないままでした。
手伝ってあげるという相手のオファーに対し
アクセプトまではできるものの
そのオファーを活かせずにいました。








プレゼン大会本番間際になって
ようやく出せたわずかなSOS。


そうしてプレゼンに動画が生まれ
プレゼンを客観的に改善してもらうことも
できました。

ようやくリーダーとしての役割を
少し担えたところでプレゼン大会は終了。

ぼくにとってリーダーとしての1番の役割も
同時に終わりました。




組織を動かしていくことの難しさ。

なんでもできると思っていた自分への過信。

そして何よりゼミとしての完成度の低さ。




このプレゼン大会で「大切な役割」を
いただけたからこそ、ここまで
自分自身とそしてゼミと向き合えたと思います。


まずはこの役割をいただけたことに
感謝して、さらなる成長をしていきたいです。





そして「リーダー」としての最も大事な役割は
終わりましたが、

ぼくの役割はまだ残っています。






今回のプレゼン大会を
「最初の一歩(きっかけ)」とすること。








ステキな映像編集力。
演出のアイデア。
話し合って話し合ってたどり着いた答え。

そしてぼくのプレゼン力。





これらは十分に誇れる部分だと思います。





ただやはりコンテンツの部分。



1位のゼミとのコンテンツのレベルの差に
ぼくは立ち尽くすしかありませんでした。





コンテンツに深みを。

実践的な研究分野である「教育工学」だからこそ
ゼミ生全員で実践的に取り組める場が
あってもいいと思います。

"あってもいい"なんて他人事な表現じゃなくて
そんな場を「作り出す(デザインする)」必要が
あります。




ゼミ生全員で実践的に取り組める場を生み出す。





そこまでやってぼくのリーダーとしての役割は
終わります。








あんなにユニークで個が強い人たちが
もっともっと自分を発揮できる場。


そんなものがあるべきだと
ぼくは常におもいます。









今回はほんとに感情の浮き沈みがすごくて
「いけるいける!」って思うこともあれば
「もう無理...」って思うこともあって。




でもそんなときに
「大丈夫か?」って声かけてくれる友達が
たくさんいてほんとに救われました。





ゼミとゼミ生に対する愛が
ほんとに増し増しになったプレゼン大会でした。








ぼくはまだまだ頑張っていきます!





Wataru


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