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062地球のキオク✳星の瞬く夜「無数の各銀河の中心にあるブラックホールはメタ物理次元では(ほぼ)すべて同座標なの?」補完✳準惑星太陽系なかま増



 あくる日の土曜日。今日は雨模様。


 別のコミュニティハウス。こちらは昨日と違って、普通のお家風の為少し入りずらい。


 心と意識を整えて入場。


 音遊びのイベントの説明がなされる中、少し丸くなった大人数の中に入るように促されたので、ソファ/Oを送り込んだ。


 私とシェリーは円の外側で話を聞いた。


 外に出てそのままK大学へ。


 やがて雨も上がり、イベントも終了。


 私、あくびがやたら多い。



 火曜日。初めに行ったコミュニティハウスに向かうも、CLOSED。三人ともうっかりさん。


「さて、どうする?」


 シェリーが問いかける。


「私、昔よく通っていたイタリア風建物が多い街並みに行きたいわ」


 ソファもシェリーも了承してくれた。



 向かう。



 実はこないだ、☆★なプラモデルファクトリなる楽園にゴーオンしていたのでした。


 少しのお時間でしたが、ムフフしつつも、造らずに箱のまま置いていく気持ちが少しだけわかった気がしたのでした。


 ファクトリを出るやいなや、突然、


「月に代わってお仕置きよ」


 私が心の中ではそうシャウトしながら、実際に声を出すと


「「ぎょぴー」」と二人が反応するのでした。


 何らかの注意報かわかりませんが、変な人たちですね。


「「「南国少年!南国少年!」」」



「「「魔法陣ッ!魔法陣ッ!」」」



 そうくり返しながら三人は歩き続けます。



 イタリア風の街並み到着。別のアジア人観光客がゾロゾロと。



(日本エリアにあるイタリア風街並み観光してどうするの?)とは1インチも思っていませんよ。通り道なのかもしれません。



「時代ですねぇ」



「うん時代ね」



「うん」



 イタリア風公園があるので、観に行くと、ローマちっくな石像やらあって、もうアレなので、そそくさと次なる目的地へ。



 すると、道端で仕事の合間ランチタイムのカップルがディープに愛を交わしておりました。



 横を通り過ぎて私たちは球体ホログラムで会話する。


(唾液交換!唾液交換!私たちも!(私たちは外では止めましょう)(んだね(だね)))



「さぁ、着いたわ」


 お目当ての浜離宮庭園に到着です。


 概ね500米×500米くらいの広さの、江戸時代には徳川家の鴨場。よく王子と庶民が出逢っちゃう貴族の遊びの代名詞、鷹狩りなんかもしちゃう。


 そして江戸城の出城としての機能を果たしていたそう。


 明治維新後は皇室の離宮となり、太平洋戦争後に、都に下賜され一般開放されたのでした。


 季節によって紫陽花、菖蒲、牡丹、菜ノ花、秋桜、染井吉野が観られる。


「おじさん、見物(みもの)は何?」


 設定されてるプロフィールの項目に性別が記されていれば脳内の球体ホログラムで認識できる。


 私たちはメタジェンダーであり、多様な性別に対し、対応する日本語は新しくつくられていないので、お前さんと呼ばれるのが適当か。


「今の時期の見頃は少ないけれど、菖蒲や紫陽花がこことここにあるよ。この池の御茶屋で抹茶とお菓子を味わうのも粋ですよ」



「粋?是非行きましょう」


 ソファがそう言った。


(ソファったら……)



 お堀があって、どこか幽玄なのを眺めながら闊歩闊歩と練り歩く。


 何か道中に、復元された茶屋が幾つかあったのを観ながら橋を渡り、池の中の島にある御茶屋に着。



 池の水面が揺蕩うのを眺めながら、お抹茶と緑陰という生和菓子を愉しむのも風流なものですね。


 ご満悦。



 庭園の周りには川が流れており、将軍お上がり場という船の発着場もありました。何か素敵。


 近くには水上バスがあり、隅田川/(江戸城の外濠)を通って浅草、両国、お台場へ発着できる様子。色んな橋がみられるそうな。


 三百年前に記念植樹された、どでかい松を観て庭園を後にしました。


「特に秘密や秘宝の手がかりは見つからなかったけれど、満喫できたわ」


「「うん」よかった」


 

「そろそろおなかグーじゃない?」


 ソファが言う。


「築地行く?」



――というわけで築地に向かう。


 途中コミュニティハウスのような場所をみつけて探すも、実際その団体名には見つからず。諦め。


 ホテルのロビーで休憩。


 座ったソファがふかふか。ソファもふかふか。


 歌舞伎座がお休み。横を通り過ぎて松竹スクエアなるビルには図書館。営業時間終了済。


 築地場外到着。


 海鮮屋さんへ。


 もぐもぐ。


 カツオと赤貝とだし巻き玉子が美味しい!


 それから銀座の趣きのあるビル、表参道以前にあった同潤会アパート系列のビル内にひしめくギャラリーへ。大方終了しており最上階のニ箇所だけ観れた。


 東海道の御宿の前で着物を着た女性が白黒で描かれたのが何枚も展示。


 もうひとつのギャラリーはグループ展で着物姿の女性が描かれていた。


 

 金曜日。都心のコミュニティハウスへ。


『存在豊』『あの方』に近づく、つながることを私たちは忘れない。



 あの夏を忘れない。


 これは言いたかっただけなの。



 そうして交流が始まるのです。



 クランメンバーのユリカ/サビアから「あの方とめぐり逢うには交流を拡げるとそうなりやすいわ」そう聴いている。


「お芝居されてる方ですよね」


「この方は面白い方なんですよ」


「生きてるだけで結果周りの人に貢献できるようになりたい」


「好きなことだけしたい」


「本当に望むことは?」


「何してる時が幸せ?どの作業が好き?」


「お酒を飲みながら仕事したい」


「写真て何?」


「写真と絵画の違いは?」


(写真ができた時、画家は焦った。そうして抽象画やらキュビズムやら生まれたはず、確か。共通点は?とも聴けばよかった)


「理想の未来は向こうからやってくるし、同期する」


「信用できる人は家族以外でいる?」


「言葉はあまり得意じゃない」


「昔と比べて太陽系のなかまは増えてる」


 太陽系の準惑星は太陽に近い順にケレス、マケマケ、ハウメア、冥王星、エリス(入れ替わりあり)



 他。



 バイバイして続いて再度、銀座趣きのあるビルのギャラリーへ。


 星をモチーフにした展示を観る。


 留守番のおじいさんが面白そうな本を読まれていたので話しかけてみる。


(プロフィールに性別は記されてないが、観ためで判断)


 聞くと漫談芸人だそう。


 そうして次第に神秘的な話が交わされて、割愛するが、大きなプロジェクトが伝えられた。


 部屋が変わり次にターコイズブルーに近い青がたくさん塗られた絵画を観る。


 脳内で色調補正をする為、作者にどういう灯りの下で描いたか質問する。


「目をお借りしますね」


 なるほど。心情もどこかわかった気がする。




 部屋が変わり、続いて幾何学模様や蝶をモチーフにした絵や立体造形を観る。


 蝶が描かれた四枚の羽根のうち左上の羽根が木枠ごと切り抜かれている。


 蝶の象徴はメタモルフォーゼだとしたら、羽根が一枚切り抜かれているのは、抵抗なのか、それとも自由に羽根を生やせるのか。


 三枚切り抜いたらどうなるのか、四枚全部切り抜いたら?


 近くにいるスタッフさんとどういうことなのか話を交わす。


 素敵なスタッフさんでした。



 続いて最上階、以前行った時にはいなかった方が着物を着ていた。今日は特別らしい。


 作家さんでした。


 着物を着ている女性がモチーフ。


(作品に性別が記されていない為、実際はわからず。正確には伝統的な女性姿としか言えない)


 描かれた絵をみながらクエスチョン。




「神話好き?」


「好き。怪談とか。ギリシャ神話とかも」


「どうして耳の近くに花火が上がってるの?」


「これは地球の記憶なの」


「大切にしていることは?」


「観てくれた方が私とは違う物語を感じてもらえること」


「何をしている時が好き?」


「目を描く時、ハイライトとか」


「この絵の方あなたに似てますね」


「この方は何か観たことありそうな」


「そのモデルはわたしです」


「隣の作品とあなたのこの作品につながりがあるとすれば?」


「友だちかな」


「その隣の作品とは?」



 そう交わした後、私は急に変なことを聞く。


「星座は何ですか?」


 答えてくれた。そして同じ質問をされたので答える。


「その星座は天動説の時代の星座で地球中心、地動説の時代の星座は太陽中心でその真逆なの」


 真逆とは六つ前か後の星座。獅子座で言えば水瓶座。


 時計の三時なら九時なのだ。


「意識すると補完されるわ。色の補色と一緒よ」


「干支もそう言いますね」


「あ、本当。素敵なこと教えてくれてありがとう」

 

 握手。

 



 そして銀河中心の星座は?


 宇宙中心の星座は?


 そう、もちろん『私』(たち)ということになる。


――夜の一刻(ひととき)


 星の瞬くそんな夜に――




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自然に最適化と呼吸、創作、踊り、珠に唄うセッション文化、メタ思考行為者。《観聴キ触レズ連綿ノ何カ…》エントロピ援用◇小説『永遠エクスファミリア♯球体幾何魔法オーケストラ♭最適システム量子ポテンシャル法◎メタ輪廻オリジナル特ヰ存在∞BANKsオーダーメイド…Nets…』
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