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incubusの凄さを語りたい。

アメリカのニューメタルバンド。と形容するべきなのか?
オルタナティブロックバンド?プログレッシブロックバンド?

そんな一括りにジャンル分けし辛いバンドである
アメリカ出身のロックバンドIncubus。

このバンドをただのロックバンドだと思うのは余りにも浅はかである。聴けば聴くほど楽曲の魅力に気がつける。
所謂スルメ盤ってやつでしょうか?初めはサラッと聴いていた楽曲も聴き込むほどにその魅力に飲まれていく。

そんな凄えモンスターバンドを今回は紹介していく。


1995年にメジャーデビューを迎えたIncubus。
当時のサウンドはまさにレッチリフォロワーと言わんばかりに、ファンキーな楽曲が多かった。
その当時レッチリなんて凄まじいほどに人気があって、たくさんのフォロワーが世の中に出回っていた時期。
丁度Incubusもそのど真ん中で産声を上げます。

ブランドン(vo)マイク(Gt)ホセ(Dr)アレックス(Ba)の4人編成のバンドなのですが、メジャーデビュー当時から凄まじい才能と技術を持っていました。

特にリズム隊の技術が素晴らしく。
Incubusの魅力はドラムとベースにありって位
カッコ良かった。まぁレッチリフォロワーであるならば、ドラムとベースはもはや欠かせない存在なのですが
ずんとしたドラムと、非常にリズミカルでグルビーな手数多さとしっかりとしながらメロディアスなベースサウンドが素晴らしい。そしてギタリストのマイクは和音を中心としたリフワーク、プロレッシヴなコードワーク。ギターなのに踊りだしたくなる様なダンサンブルな曲まで、多分マイクが居なかったらIncubusここまで成功しなかっただろうなと思うくらい!
そしてバンドの顔であるブランドン。サッカー選手っぽいイケメンでありながら高音を主体とした歌声がとっても綺麗。そしてボーカリストという側面だけはなくアートの才能まであります。実際僕は彼のアートブックを購入する程の彼の作品ファンなんです!

ベースのアレックスが脱退後
The rootsの元ギタリストでありながら、incubusのベーシストとして迎え入れられましたが、彼のベースラインがすっごくかっこいいです。よりグループを意識してブラックミュージックの側面まで取り入れてしまいます。
このバンドの非常にベースラインが格好いいのも彼のおかげかもしれませんね!

DJライフというターンテーブリストから、DJキルモアにメンバーチェンジして、恐らく現在の形が完成されたと思っています。ターンテーブルだけじゃなしに、オルガンまで器用にこなし、また彼の奏でるメロディーが素晴らしいんです。今やロックバンドにDJが入ってくる形は珍しくないのですが、通常の派手なプレイと違って彼のスクラッチは非常に奇抜で突出しています。飽くまでも楽曲を壊さないいい塩梅のサウンドをいいタイミングで入れてくる。
テクニックは申し分ないのにけして出しゃばらないスタイルがいぶし銀のそれを感じます!

他のバンドにはない独特な世界観。
バンドをやっていて楽曲を作った人ならなわかると思いますが、こんな風に楽器を入れるんだ!?と驚くところが多いんです。基本マイクの軽めなディストーションを補う形でベースがボトムをしっかりと支える。ドラムもDJもキーボードもしっかりと形にハマってバランス良く聞こえる。
これがIncubusの最大の醍醐味だと考えています!

この曲を聴いて僕は音楽の常識が覆された気がします。
なんとも言えないサウンド。言葉では形容しようがない独特な世界観。何処か聞いたことがある様なノスタルジックさ、そして一気にドライブするコーラスパート。このMVも相まって一気に引き込まれてしまいます!


僕にとってIncubusの黄金期。
このラインナップが一番好きです!
いつもはクールにターンテーブルを回すDJキルモアですが、こちらではオルガンをしっとりと弾いています。そしてベンケニーのベースがとってもいい。一時期彼に憧れてIncubusのベースを練習していました。弾いてみるとわかるのですが、めちゃくちゃいいベースラインなんですよ!「こんなに良いベースラインどうやったら書けるんだ」と思った程です。

Incubus史上最高のライブセッション。
Nice to Know Youのベースラインから一気にドライブするマイクのギターは圧巻です。コーラスのハモリパートが凄くいいですね!ブランドンとマイクはかなりの仲良しですが、これを見るだけでかなり息があったコンビだと実感できます。


僕は過去にどれだけこの映像を再生した事やら。
この曲以上に恰好いいIncubusの曲を知りません。
めちゃくちゃいいイヤホンで聴いて見て下さい。マジで耳が幸せ状態になりますよ。ベンケニーの良さがめちゃくちゃわかる曲。ブランドンの声がまたいいですね!


オススメアルバム紹介。


Morning Viewは無人島にもし行くのならば絶対に持っていきたい名盤です。名曲揃いのこのアルバムは正に入門盤にはもってこいだと思います。先ほどあげた動画の曲が沢山入っております。特にaqueous transmissionという曲がなんとも言えない異国感があっていいんですよ〜。無人島でこれ聴いたら帰りたくなくなりそうw


Make Yourselfは今までのスタイルを継承しつつ、新たなサウンドを追求した実験的なアルバムです。
ですがこれがまた完成度が高いこと。マイクの才能が十二分に発揮されており、オルタナやニューメタル、時にグランジ的なサウンドまで聴けてしまいます!Pardon meは名曲中の名曲です!battlestar scralatchticaでのドラムとベース、スクラッチが非常にグルーヴィーで恰好いい!
いやはやすんげえバンドだよな!


ベンケニーが加入したLight Grenadesは新生Incubusとしてスタートしました。のに関わらず素晴らしい楽曲ばかりが並んでいます。楽曲的には落ち着いた曲が多めな中、緩急をつけるように激しいAnna Mollyがとても存在感が出ています!間違いないアルバムです。因みにアルバムジャケはブランドンが自ら手掛けています!

ニューメタルでもなくオルタナでもない。
かと言ってファンクでも無ければグランジでもない。
ポップなのか?ロックなのかもわからない。
色を落とせば簡単にその色に染まる、染まったかと思えばまた違う色に変わる。まるで水のようにそれぞれ形を変えながら、しっかりとIncubusとしての柱がビシッと立っている。それがIncubusというバンドなんですよ!
ただやりたいようにやって、何がしたいのかわからないバンドがいる中、彼らは決してIncubusという枠からははみ出さない。でも同じ場所には絶対対に留まらない。

簡単そうに見えて物凄い難しい事を
当たり前の様な顔をして行っている。彼らの凄さ!
しかも変に嫌味ったらしくなくとても自然体。
だからこそ愛される。あんだけイケメンでも嫌味にならないブランドンもまた凄いんですww
そのサラッとした爽やかさがあるのが彼らの魅力なのかな?と思います。
色々な年代層が聞いても嫌にならないし、またそれぞれを魅了してしまう。改めて記事にしていてIncubusの良さを再認識出来る。

こういうバンドって中々いないよなーって思うなぁ。


そうそれと彼らのファッションもまた格好いいですね。
個人的にドラマーのホセのファッション凄く好きです!


スケーターっぽいスタイルからストリート系まで着こなす。キャップとメガネのスタイルがとってもスタイリッシュです!ドラマーとしてのスキルも一流ですしね!


もしIncubus聞いたことがない人は是非この記事を参考にしていただけると有り難いです!めちゃくちゃカッコいいバンドなので、アルバムを手にとって聞いて見て下さい!

最近はサブスクでヘビロテしまくっていますww

それではまた🎸🎸🎸🎸🎸🎸

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