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心身ともに、ほぐれる。ととのう。おいしい。

サウナラボを知るきっかけ 

GWに行った生活のたのしみ展で、サウナ用のバッグを買った。当日は人が多くて、熟考する余裕もスペースも無く、勢いで財布の紐をゆるめた。

いつも自転車に乗って銭湯へ向かうので、
斜めがけタイプは身軽でいい感じ

会場ではちゃんとチェックできなかったけど、「SaunaLab」と書いてある。

サウナラボ?なんだろう、サウナに関するサイトかな?と思って調べてみると(サウナラボ知らずにバッグ買ったんかいという感じですが)、実店舗があるサウナ施設らしい。

店舗は、神田・名古屋・福岡の3つ。

お、名古屋。ちょうどその週末行く予定。名古屋に住む友人との待ち合わせ予定を夕方にしてもらい、サウナラボに行ってみることにした。予約制なので、12:00から3時間予約した。

名古屋へ。そして、サウナラボへ。

さっそく、名古屋の栄にあるサウナラボへ向かう。出張でチラッと通ったことはあったけど、ガッツリ街を歩くのははじめて。

昼間だけど酔っ払いの人がいたり、警察に取り押さえられている人がいたりと、なんだか不穏な雰囲気にビビりながらも、お店に着いた。警察の人がたくさん街にいたし、ちょっと特殊な日だったのかも。あとで行った久屋大通公園は平和だった。

外の不穏な雰囲気とのギャップもあり、サウナラボの店内に入った瞬間ほっとした。

12:00が予約時間の最初なので、オープン待ちをしている方が他にも数名。私も含め、ひとりの人が多い。(ソロ活女子のススメみたい)なんて思いながらオープンを待った。

スタッフさんによる「どうぞ」の声を合図に、ぞろぞろとフロントへ向かう。

素敵廊下
向こう側がエントランス
フロント側から撮影

自分の順番が来て、フロントでスタッフさんから館内の説明を聞いた。「?」な部分も質問に丁寧に答えてくれて、快活でとても丁寧なスタッフさんだった。ありがたや。

普段よく行く銭湯とは違って、ここでは裸にならないらしい。巻き布というデニムのバスタオル的なものを体に巻いてサウナに入る。サウナハットも貸してくれる。水風呂は無くて、アイスサウナ。館内の移動は上からかぶるタイプのガウンを着る。説明を聞いた段階では「?」がたくさん浮かんでいた。

ちなみに、巻き布をしているということで撮影はOKとのことだった。(とはいえ自分が撮られたら嫌なので、人がいないときに撮るようにしました)

男女兼用サウナと女性専用サウナがあるとのことで、さっそく女性専用サウナへ。

いざ、サウナ内

それぞれ個室になっていて、奥の右側にある瞑想サウナだけは定員1名らしい。他は何名かで入ってOKとのこと。

瞑想サウナは誰かが入っていたので、ガウンを脱いでほかの個室に入ってみる。かなり暗く、ささやかな間接照明だけが、ぼうっと光っている。静かだな…と思ったけど、テレビがついていないんだ。私がいつも行くところは常にテレビが付いているので、この静けさは新鮮。

サウナストーンがあって、そこに自分でロウリュするスタイル。

ロウリュは、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つである。熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進する効果がある。サウナストーンに掛ける水には、アロマオイルなどが加えられる。
ロウリュ - Wikipedia

個室内には私の他にもうひとりいたので、「いいですか?」と声をかけてから水をかける。もくもくもくーっと白い蒸気が部屋を満たす。個室で狭いので、あっという間に温度が上がる。

音もなく、会話もなく、ただただサウナを楽しむ。自分が無になっていく感覚があった。

ひとつだけ困ったのは、入っている時間が分からないこと。砂時計があるんだけど、ひっくり返してみても部屋が暗くてどれくらい砂が落ちているのか分からない。いつも10分で出るのだけど、今回は体感で出た。時間に縛られずに、自分の感覚を信じるんだってことなのかな。

熱を帯びた体で、アイスサウナに突入。1人分しか入れないスペースに椅子があり、白い蒸気に包まれてほぼ何も見えない。椅子に座って上を見上げると、視界が虹色に変化した。「あ、やばい、のぼせた?」と一瞬不安になったけど、虹色の照明だった。水風呂に入ったときの「キーーーン」と体が張り詰める感じは無いけど、じんわりじんわり解された。

 施設内ではずっとサウナハットをかぶってた

個室サウナの外にあるベンチで外気浴をして(これも時間分からないので体感)、2セット。

最後に、せっかくだから1人部屋の瞑想サウナへ。座布団1枚くらいのスペースと、向かいにサウナストーン。1人だから好きにロウリュしまくった。「あれ?あんまり蒸気出ないな」と思って調子に乗って水をかけまくったら、あるタイミングからもくもくもくもくーッとすごい勢いで蒸気が出たので注意。

ほうじ茶のような香りに包まれて、無の空間と時間を存分に楽しんだ。

サウナラボ飯

1時間くらいサウナを楽しんだあとは、お昼ごはんを食べることに。

木がふんだんに使われたおしゃれ癒し空間が、休憩スペース。食事もここで食べられる。

フロントで注文して、席に座って待っているとスタッフさんが食事を運んできてくれた。

サーモンスープとマッカラ(ソーセージ)。近くにいた女性がサーモンスープをひと口食べて思わず「やさしい…」と呟いていた。ひと口食べてすぐ「わかる…」となった。

芋がコロンと丸くて柔らかくてお気に入り。よくあるジャガイモの表現「ほくっ」ともまた違うような。「ふわっ」かな。

そしてウインナーもすごく美味しかった。

手前にある黒い容器に入ったソースとも、奥にあるマスタードとも合う合う。あっという間に完食した。

残り時間を満喫する

さて、サウナも入ったしお昼ごはんも食べたし。3時間パックなので、残り時間はのんびり過ごす。

ここで寝ている男性もいた

手前にあるハンモックで思わず寝た。たぶん、クルクル回っていたことでしょう。


私は行って無いけど、こんな場所もあった。山で休めるのかな。

ワークスペースもあったので、テレワークや作業にも良さそう。サウナ入ったあとに作業したら捗りそうだなあ。

最後の方はカメラも携帯もロッカーに入れてまどろみ、そして終わりの時間を迎えた。いやあ、癒された。滞在料金+食事代をお会計して退館。

おわりに

行く前に見たクチコミで「ととのわなかった」というものをいくつか見た。たしかに銭湯でのサウナ→水風呂よりは、物理的なととのいは弱かったかもしれない。でも、満足感はすごくあった。「心と身体を休めて、心身ともにととのいましょうね」というウェルビーイングを実現する場所なんだと私は感じた。

また、心身ととのいに行きたいなあ。

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