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Illustrator上達のために飼い猫の絵を描いてみた

「デザインのスキマ」は、制作したデザインの裏話や、デザインの過程をお話しするマガジンです。制作物の間にあるスキマを紡ぐ場所。

Illustrator初心者でも、自分で絵を描いてみたら愛着が沸き、上達もして、依頼もしてもらえました。の話。

Illustratorむずかしい期

時は7月、デジハリに入って1ヶ月。私は、焦っていました。

イラレ(Illustrator)全然使いこなせない…一生使える気がしない…

使えないよ…ってシクシク泣いてても上達はしないので、練習として日々バナートレースをしていました。
※バナートレース:すでに世に生み出されているバナーを模写すること

家族🐈を描いてみた

ある日友人と一緒に作業をしていたとき、模写も良いけど自分で絵を描いてみよう、という話になりました。

それぞれの家族🐶🐱を描きました。

アートボード 8 のコピー-100

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意外と似てる!かわいい!
Illustratorに慣れてないので、これだけで1時間くらいかかりました。

でも、自分で描いた子たちはかわいい。何より、愛着が沸きます。

まあ、自分のために作った子たちなので、言ってしまえば自己満です。自分が満足すればそれでオッケーです。

猫イラストの依頼をいただいた

後日、この絵を見た会社の先輩から、「うちの猫も描いてほしい!」と言っていただきました。

これは依頼です。人のために作る、というのは「相手のニーズに応える」ということです。

猫は大切な家族。半端なものはお渡しできません。「私にはその猫ちゃんがこう見えてます」ってことなので。

さて、描き始めました。ペンツールで写真をなぞって、なぞるだけじゃ似てないのでそこからデフォルメをします。かかる時間としては、2:8くらい。

面白いですよね、写真をなぞれば実物そのまんまの絵が描けそうなのに。ふっさふっさな毛が猫の大事なアイデンティティなのだと気づきます。

まるたん🐈イラスト完成まで

今回描いたのは、まるたんです。ふっさふっさな毛とまんまるな目が特徴的。

アートボード 428-100

なぞった段階。うーん、似てない。

アートボード 70-100

デフォルメを加え始めた段階。

スクリーンショット 2021-01-14 22.01.13

少し表情をつけて調整。目がクリクリであどけないけどキリリとした表情を意識しました。

まるたん-28

できた!完成!かわいい!
写真と絵を交互に見比べて微調整、を繰り返して3時間くらいでできました。

なぞるだけじゃなくて細かい調整もあって、結果的にIllustratorも上達したと思います。実践が何よりの練習ですね。

グッズにしたら愛着倍増

後日、描いた猫たちをsuzuriでステッカーにしてみました。

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かわいい…。先輩はステッカーをスマホに貼ってくれてます。自分が生み出したものを生活に仲間入りさせてくれたのが嬉しいし、がんばって良かったと心から思いました。

私もステッカーをパソコンに貼ってます。さらに、この絵を気に入ってnoteのヘッダーにもしています。

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練習も良いけど、なにより実践が上達への道だなと思います。

ペットのイラスト、これからも描いていきます。
良かったら、愛するペットをイラストにしませんか?





サポートいただけたら、とってもうれしいです。が、無理のない範囲で。