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BOTCHAN EFOの新プランをリリースしました!

こんにちは。wevnalのたにぐちです。この度、BOTCHAN EFOというプロダクトの新プランをリリースしました。その全体取りまとめなんかをやっていたPMとして、せっかくなので、どういった経緯でリニューアルしたのか、振り返ってみます。

■そもそも:BOTCHAN EFOとは?

新プラン、といわれてもそもそもご存知ない方に向けて、サービスを簡単に説明します。

BOTCHAN EFOはCVR向上に特化したチャットボットサービスです。会話形式で入力をすすめることでユーザーにとって入力のストレスを軽減させられるので、フォームでの離脱を抑え、その結果としてCVRを向上させることができます。

これまでに200社以上にご導入いただき、効果を実感(平均CVR向上率:130%)していただいています。

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■この記事で話すことと話さないこと

では、なぜ今回、新プラン展開に踏み切ったのか、その詳細をお話ししていければなと思います。まず、今回お話しする内容としては、そのリリースストーリー的な話です。今回のプロダクトの紹介の側面が強くなってしまいました。
こうしたらうまくいったよ!みたいな知見のお話はありません(ごめんなさい!)。

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話すこと
- BOTCHAN EFOとはなにか?
- 新プランリリースはなぜ、どうやって進めたのか?
- BOTCHAN EFOの今後
話さないこと
- 具体的な開発手法
- スケジュール管理の方法
- こういうやり方が良い、のような知見・Tips

■背景と目的

さて、これまでもCVRの改善を目的として導入いただいていたBOTCHAN EFOですが、なぜ新プラン展開に踏み切ったのか。それは、端的に言えば、「もっと多くの方に、より気軽に使って欲しい」「チャットフォームをもっと広めたい。」からです。

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これまでは、営業を通じてサービスをご紹介し、ご納得いただいて導入いただいてました。また、フォームとなるボットのシナリオも弊社のCSチームが実際にシナリオを作成したものを「納品」という形でご提供しておりました。

しかし、この方式では、「我々の営業が行き届く範囲のお客様にしか使ってもらえない」「たくさんのお客様にご導入いただくには、弊社側の人的リソースがボトルネックになってしまう」といった問題がありました。

これまで200社以上に導入いただき、効果を実感してもらったこのプロダクト、もっとたくさんのユーザーにより気軽に使ってほしい

そして、弊社のサポートを介さず使っていただくには、もっと使いやすいプロダクトにする必要がある。

というわけで、今回のプロジェクトがスタートしました。

■今回のプロジェクトでやったこと

プロダクト作りの大まかなステップとしては、進む中で行き来することはもちろんありますが、およそ下記のような感じで進むと思います。

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ビジネス面の設計、プロダクトのコンセプト(誰のどんな課題?)設計ができてきたら、MVPやプロトタイプを使ってよりプロダクトの解像度を上げる。作るものが固まってきたら開発してリリースする。リリースしたあとも、改善として機能を追加したり修正したりが待っています。

①ビジネス設計とコンセプト設計

まずは、そもそもどういったプロダクトにするのか、コンセプト設計から立ち返りました。そもそも誰に向けたプロダクトなんだっけ?このプロダクトを使ったユーザーにどうなってほしいんだっけ?

なんとなく、言語化されないままスケールしてしまったので、ここで改めて検討しなおしました。

そこで今回できたコンセプトがこちらです!

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だれでも手っ取り早くCVR改善できる、チャットボット。

とりあえず導入すればCVRがあがる。そして、導入も運用も改善も簡単で誰でもできる。そんなプロダクトにしようということになりました。

プランの内容も、これまでのプランとは異なり、サポートなしでご利用いただけるようになったので、これまでより安価になってご提供できるようになりました。

一方で、これまで200社以上導入サポートを行なってきた知見のある弊社のメンバーがコンサルタントとして、運用のサポートだったり、よりCVR改善を行っていくためのご提案してほしい。そんな声もありますので、これまでのプランを引き続きご利用いただくことも可能です!(※その場合はお問い合わせください)

②プロダクト設計・管理画面アップデート

簡単に導入ができるプロダクトに、といっても、これまでのBOTCHAN EFOの管理画面は初めて使うユーザーにとって決して使いやすいものとは言えませんでした。

そこで、より使いやすいものにするために機能の整理とUIの変更を行いました。ここで決めたことは2つ

- 完全に新しいプロダクト、管理画面としてではなく、既存のバージョンとの互換性を保つ
- 追加追加で散らかった機能設定を改めて整理しなおして、初めてでも迷いにくい画面設計にする

これまでの管理画面から全体のトンマナをアップデートして、BOTCHANのプロダクトとしてのイメージの統一化を図りました。

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■TOPページ

ログイン後にされるページはこれまではボット一覧を表示するのみだったのに対して、リニューアル後では、お知らせやピックアップ情報を載せるなど、よりダッシュボード的な側面を強めました

また、ボットの一覧も、アイコンだけではなく、設定しているボットのメインカラーを一覧でも確認できるようにすることで、複数ボットがあるときにも視認性が高いデザインに変更しました。

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■ボットTOPページ

編集ボットを選択したときも、ただ作成したシナリオ一覧が表示されるのみで、何をしたら良いか迷ってしまいそうなページでした。ここで簡単なレポート情報を表示して、全体のダッシュボード的なページを新たに作成して、簡単な結果はすぐに確認できるようにしました。

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■パーツのコンポーネント化

また、せっかく管理画面を設計し直すということなので、ボタンや色のルールを作成しました。なんとなくで作って来ているなかで、迷わず、簡単な修正ならデザイナーが介在しなくても「こうだよね!」と作成できるようにすることが目標です。(実は作りきれていない部分もあるので、まだまだこれからです!)

この記事でわかること (3)

(80ページ近く作ってからコンポーネント化作業を始めたので大変でした、最初からやっておくべし。反省。)

もう少しルールを明確化したドキュメントにするところまでやりたいところですが、現状はこんな感じです。


■今回のプロジェクトに付随してできたもの

①URLからのボット自動生成プロジェクト

簡単にボットを作成するにはフォームのURLからボットを生成すればいいじゃないか。誰かがそんなことを言ったので始まりました。だいぶ苦労しましたが、開発チームがめちゃくちゃがんばってくれました。この話はまた後日。

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自動生成を試してみたい方はぜひこちらから!

②ヘルプページ

これまでのBOTCHANのヘルプ資料はPDF化されたマニュアルのみでした。なかなか更新されずに古い情報が残ってしまっていたり、その存在を知らない方もいらっしゃったりと課題がありました。

メンテナンス性・閲覧のしやすさを考慮して、ヘルプページをNotionで構築しました。ちゃんと書こうとするとここだけでまたnote1本くらいかけそうなので割愛します。

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■今後について

今回、リニューアルとして、BOTCHAN EFOをリリースしましたが、まだまだやっていきたいことはたくさんあります。BOTCHAN EFOは「導入するだけで」「手っ取り早く」CVRを改善するプロダクトとして、より効果のでるチャットフォームにしていくような改善を行っていきたいと考えています。

すでに、初期リリースに含めなかったけど今後やっていきたい項目が積まれています。様子をみて重要なところから少しずつリリースしていく予定です。

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また、より多くのお客様につかっていただくことで、「チャットフォームはCVR改善に効果がある」ということを実感する方を増やしていくことが、今回のBOTCHAN EFOのミッションです。

■最後に宣伝です。

BOTCHANシリーズは、お客様の売り上げ貢献にコミットするマーケティングチャットボットです。

30日間は無料で全機能使えます(無料期間中は支払い登録不要でご利用いただけます)。導入までも最短5分で設置までできるので、お気軽に試していただけるかと思います。

もし気になった方は、新規登録はこちらからお願いします!





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