吐き散らした詩もどきなものたち

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記事

標(しるべ)の星

† 葡萄の美酒を傾けて見上げる 白玉の夜光杯にも その光はあったのだろう 駱駝の脊に揺られ ...

ランドルト環の夜

本質を欠いたランドルト環の夜空に 冷たいターコイズブルーの タイルが張られた洗面台 銀の錆...

【罪びと】

† 罪びとが図々しくも人の素振りをしているよ お前は美しい銀食器で飾られた静寂の朝を汚し ...

衣がえしの秋

† 回転木馬のように 季節は移ろい変わりゆき 次第に次第にこれからと 街も葉っぱも色褪せて...

「生きてくれ」

† 秋の虫たちが恋を響き鳴らせる夜 冬を越えられぬものもあるのだと 生きるってことをひど...

『Love has no pride』~my favorite songとオマージュ詩作について~

今日は映画『天気の子』を観に行ったのですが、暑かった~(汗)。 帰りに空を見上げれば、映...

Layer、Liar、Cruel Sky

† 今日も仮面を身につけて Layer、Liar、 Cruel Sky 嘘でかためた真実も そのまま冷えて岩...

「わたしは怖いのです」

† わたしは怖いのです 無敵の人のあるを 破れかぶれなる者のあるを 何がお前を追い詰める ...

囀り-田村隆一に捧ぐ‐

† 僕らは言葉(それ)を知ってしまった それは太古の呼子鳥 口笛なんて独白が 迸る(ほとば...

赤い花

† もう夏なのだろうか なんだか酔ってるわ シロッコのような風 空赤く火照る 砂が目にしみ...