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エプソン EW-M752Tの購入

 プリンターが故障したので買い替えた。その機種選定と初期設定の話をする。

 今まで使っていたのは2012年に発売されたキヤノンのMG5430という複合機。多くは子供の勉強用にスキャン、コピー、印刷する。最近B200というエラーコードが時々出るようになったので買い換えることに。

 今のインクジェット複合機を大きく分けているのがエコタンク式かガードリッジ式か。今までは高機能な機種を比較的安価に売ってインクカートリッジで回収していく販売方法だった。最近のエコタンク方式はインクカートリッジにマージンを乗せない代わりに本体のコストダウンと値付けで儲けを出す。なのでエコタンクは本体が高くインクが安い。

 キャノンのエコタンク方式はA4カラー印刷コストが一枚0.9円。一方エプソンの同等モデルは1.3円。今回買ったモデルは2.7円。インクコストだけでみればCanon一択。が、実物を見てもらえばわかるがコストダウンと機能カットが激しい。

 エコタンク式は本体価格が高いが本体はそうそう売れるものではないし自分たちのメーカーが選ばれるかもわからない。カートリッジ式が定期的に売れなくなると売り上げが安定しない。メーカーにすればサブスクリプションから売り切りに逆戻りしたような形だ。なのでカートリッジ式が売れるように機能に明らかな差をつけたい。ユーザーから見ればランニングコストの安いエコタンクがいいが機能が劣る。

 その両方の落とし所を探しているのがEPSONのいくつかの機種。ある程度の機能を持たせるかわりにインクを多少値上げしているんだと思う。今回のEW-M752Tはカートリッジ式のEP-882と比べるといくつか機能が省かれているが概ね満足できるレベル。デザインもほぼ同じなのに自動廃止トレイオープン機能が省かれてるあたり明らかに差別化されているが…。

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 ということで、久しぶりのEPSON購入。キヤノンとの文化の違いに苦しむがまた別の機会にする。ちなみに、キヤノンのKXというシリーズもカートリッジ式ながらインクコストを抑えたとウェブサイトで言っている。インクの値段が3割ほど低くなっているようだ。ご参考までに。




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