自分の日常が、誰かの価値になる。

ギルドハウス十日町の新しいコンテンツが公開されました。

https://www.shigoto-ryokou.com/detail/433

価格は12万8,000円!なんと強気な値段づけでしょう。売れるかどうかはともかく、第三者からそんな値段がつくなんて、思ってもみませんでした。

ギルドハウス十日町のコンセプトは《住み開きの古民家》。共同生活の住まいを一般に開放し、交流空間としている古民家です。ここを心地よいという人が集まり、ただの共同生活の住まいに10ヶ月で全国から延べ2,500人以上が出入りするようになりました。

「住み開き」という言葉は、造語で、もともと日常編集家のアサダワタルさんが提唱したもの。全国にはさまざまなスタイルで住み開きを実践している人たちがいます。自分は、旅先で実践者のひとりと出会い、数日滞在させてもらって、住み開きというものを知りました。

そのときの印象は、

「なるほど、住まいを開放するアプローチがあるのか。無理がなくて、自然体でいいな」

というものでした。住まいを全部さらけ出す必要もなく、茶の間だけでもいい、開放日を限定してもいい、その表現方法はなんでもあり。芸術のように自由です。

そして、なにも住まいとは別に物件を借りて家賃を払いながら通勤して運営する必要もない。自分の住まいがそのまま交流空間になる。それはとても無理がなく自然体に思えました。

そもそも近所づきあいが日常的にある家ならば、いつも住み開きをしているようなもの。そんな日常を再編集してちょっと言葉と定義をつければ、ギルドハウス十日町のような価値のあるコンテンツになるわけです。

このnoteでは、自分の日常をつづっています。公開から20日間で9,000回くらい閲覧されているようです。いままでは自らの手で記事化することのなかった自身の考えや経験を整理しつつ、自分の日常を《住み開きの隠居生活》と定義・再編集して始めたこと。それが、誰かにとって価値あるコンテンツになれば嬉しいです。

「自分の日常が、誰かの価値になる。」

SNSなどを通じ、個人のコンテンツを広くシェア可能な時代。あなたの日常には、たくさんの可能性が眠っていることでしょう。それを目覚めさせるには、日常への視点を変えて己(おのれ)を再編集するために、なにか行動に移してもいいかもしれませんね。

それを気づかせてくれるのは、いつも他人だったりしますから、そんなとき旅に出るのが一番ですよ、なんて。ギルドハウス十日町でも、いろんな視点で日常を編集してくれる仲間たちが、あなたをお待ちしています。


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西村 治久《ソーシャルな隠居》

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