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【インタビュー】「~はありますか?」ではなく「~は何ですか?」

インタビュー経験のある方はわかっていただけるかと思うのですが、結構神経を使う仕事ですよね。
文章の構成を思い浮かべながら質問しますし、相手に失礼のないような聞き方もしなきゃいけませんし。

その中で、僕が個人的に心がけていることがあります。
今回はそのことについて紹介いたします。

「~はありますか?」はなるべく控える

人に質問をするとき、「~はありますか?」をよく使いますよね。

たとえば、

「意識していることはありますか?」
「印象に残っていることはありますか?」

といったもの。

非常に便利な言葉で、ついつい僕も使いがちなのですが、できる限り使わないように心掛けています。

理由は単純で、相手に失礼だからです。
僕だけかもしれませんが、僕の考えを記す場なので、思っていることをそのまま記します。

上の例でいうと、

「意識していることはありますか?」→あるに決まってる
「印象に残っていることはありますか?」→あるに決まってる

何かを懸命に取り組んでいる人に対して、あるかどうかを聞くのは失礼だと感じているから。
レベルを下げた質問に思われたら嫌だなー、と思い、なるべく使わないようにしています。

「~は何ですか?」に変えれば万事解決

でも、この手の質問は絶対したいですよね。
具体例を聞くときには必ずしたい質問です。

そんなときに、僕は「~は何ですか?」と聞くようにしています。

上の例は、

「意識していることは何ですか?」
「印象に残っていることは何ですか?」

となりますね。

意識していることや印象に残っていることはある前提で、その内容について聞く、という意図です。

ちょっと細かい技術ですが、これをしておくことによって、何よりインタビュアー自身が安心すると思っています。

インタビュアーが自身のインタビューを不安に思わない

今回はこの「~は何ですか?」という質問について紹介しました。
本当にちょっとしたことですが、心がけておくと得の多い技術です。

前述のとおりですが、何よりインタビュアーが不安にならないためのものです。
自分の不安は相手にも伝わりますし、インタビューというある程度緊張感を持った場だとなおさらです。

そうならないためのおまじないだと思って、ぜひ活用いただけると嬉しいです。

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