「遺伝のしくみ」を理解しよう(9)
毎週水曜日は、Newton「遺伝のしくみ」を理解するシリーズを配信しています。
どんなに難しい本でも、少しずつ読めば必ず理解できるはずというコンセプトですすめています。
人の遺伝子はもう少し複雑だ
血液型の遺伝はメンデルの法則が当てはまる典型例ですが、遺伝の全てがそれで説明できるというわけではないそうです。
本書ではその例として、「身長」が挙げられていました。
実際、身長に関わる遺伝子は数十~数百個あり、多因子遺伝と呼ばれているそうです。
多因子遺伝を身長の例を使い簡単にまとめると、「高身長になる確率は、高身長になる遺伝子を、両親からいくつ受け継ぐかによって変わる」です。
属に、病気になりやすい体質や性格など、個人差と言われるものの多くは、この多因子遺伝だそうです。
次回は、「体格や顔つきには、数百の遺伝子がかかわる」です。
それではまた
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