こんな「株」見つけました②ショーボンドHD<1414>
ショーボンドHD<1414>
こんな企業
ショーボンドHDは、主に橋梁やトンネルなどの社会インフラの補修・補強工事を手掛けています。
老朽化した高速道路などのインフラの延命や、国・自治体向け耐震補強を専門とし、高度な技術力と豊富な経験を持つことで知られています。
四季報によると、6月末受注残は902億円(前年度比21%増)と過去最高水準だったそうです。
注目ポイント
1)老朽化インフラの増加
高度成長期(1955~1973年)に建設されたインフラが老朽化し、補修や更新の需要が増えています。
2)防災・耐震需要の拡大
自然災害に備えたインフラの強化が進んでおり、耐震補強や防災対策工事の需要が増加しています。
3)海外展開の可能性
日本国内だけでなく、インフラの老朽化が進む他国での需要も見込まれており、将来的な海外展開の可能性も考えられます。
4)社会貢献
創業者(故)上田昭氏の出捐により、一般財団法人 上田記念財団が設立されています。
大学等で学ぶ学生への奨学金の給付
社会資本の維持管理、長寿命化に関する学術研究に対する助成
地球環境維持活動に対する助成
配当
配当月は12・6月で'24年は139円、'25年は142.5円の予定です。(6月年度末)
株価は5,371円(10/23終値)なので、配当利回りは2.65%です。
株主優待はありません。
投資価値
指標から見ると、ショーボンドHDは建築業界において収益性が高く、投資家からの成長期待もそれなりに高いと評価できます。
個人的には、ROE、ROAともに10%を超えてくる企業は好きです。
次の決算は第1四半期決算で、11月11日 に発表される予定です。
株式分割を示唆
同社HP 9/27のニュースリリース「投資単位の引き下げに関する考え方及び方針等について」によると、実施の要否及び実施の時期について、慎重に検討するとのことでした⇩。
補足として、「本開示は2024 年 6 月 30 日時点の当社株式の投資単位が 50 万円以上であることから、東京証券取引所が定める有価証券上場規程第 409 条(投資単位の引下げに関する開示)に基づき実施するものです」とあるので形式上に留まる可能性もありますが、11/11以降に何かしらのサプライズがあるのではと期待しています。
第2回目は、楽しんでいただけたでしょうか?
ちなみに、私は同社の株を 5,553.1円 で200株保有しているので、現在は3万円以上マイナスです。
購入のタイミングはさておき、インフラの修繕・延命や耐震補強は避けて通れない課題ですので、今後どのような政権運営になっても安泰の銘柄になるのではないかと思います。
今回の記事に、少しでも興味を持っていただけたら「スキ」をいただけると今後の励みになるので嬉しいです。
それではまた