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経営者が顧問医師を持つべき3つの理由

Wellnessは、経営者(役員含む)の方に向けて、人間ドックの手配を含めた顧問医師サービスを提供しています。自分を熟知した専属の医師を持つことによって、早期発見のために過不足のない検査を受けられ、疾病予防やパフォーマンス向上のために最適な健康行動をとり続けることができます。

勿論健康は誰にとっても大切です。しかし、経営者であるからこそ、顧問医師を持ち、より綿密な健康管理を行うべき理由があります。何となく案内が届いた人間ドックを受けて、自己流の健康法だけに時間とお金を割いているようではいけないのです。

今回は【経営者が顧問医師を持つべき3つの理由】についてお話しましょう。

1, 経営者の健康損失は、事業リスクに直結する

経営者が病気で倒れてしまうと、事業の成長速度は急激に低下します。組織化・標準化が進み自ら手を動かすことがなくなっていたとしても、『意思決定』という重要なステップは滞ってしまいます。

私たちを取り巻く環境・マーケットは常日頃変化しており、持続的な事業成長を行うためには日々重大な意思決定をし続ける必要があります。病気で倒れて入院してしまうと、意思決定の『速度』は確実に低下します。私は医師として、経営者の患者さんの元へ毎日のように部下が足を運び指示を仰ぐ光景を何度も見てきました。これは部下の時間を奪うことにも繋がります。

さらに経営者の欠員は、『この会社は大丈夫だろうか』という社員の不安にも繋がります。『社長は復帰できるんでしょうか…?』と心配そうに尋ねる社員さんを何人もみてきました。

また例え入院を回避できたとしても、健康状態の悪化はパフォーマンス・生産性を低下させること(Presentism)が証明されており、意思決定の『質』は確実に低下します。、もし今『体調が100%ではない』と感じているとすれば、それは間違いなく事業に影響を来しています。

経営者の健康損失は、本人が辛いことは勿論ですが、抱えている社員やその家族にも大きな影響を及ぼすのです。逆にいえば事業を営む以上、経営者が自身の健康に最大限の注意を払うことは『責務』ともいえます。

顧問医師を持ち疾病予防や早期発見の質を高めておくことで、入院に至るような大きなイベントを防ぎ(あるいは入院期間を最小化し)、症状の早期改善により日々のパフォーマンスを高めることができます。

法的に大きなトラブルが起こってから弁護士を雇っても遅いですよね。だから予防的に顧問弁護士をつけ、日頃からビジネスを把握してもらっているという企業は多いと思います。健康についても同様だと思いませんか?大きな病にかかってからでは遅いのです。日頃から状況を理解し、「問題が起こらないように伴走する存在」として、顧問医師をつけることは非常に合理的です。

法的なトラブルはお金で解決することもありますが、一度大きく健康を損ねると、現代医療をもってしても完全に元に戻ることはありません。そういう意味では、顧問弁護士以上に重要なリスクヘッジとなるでしょう。

2, 経営者の周りは情報に溢れている

ビジネスというのは情報戦です。日頃から情報収集に努めている優秀な経営者ほど、より多くの情報に出会います。経営者は多くの人と会うのも仕事の1つで、毎日のように様々な情報を得ます。また、様々な新サービスの営業を直接受けることも多いでしょう。

これは健康情報においても同様です。「このサプリメントが効くらしい」「ここの脱毛が効果的らしい」「この注射が美容にいいらしい」など、経営者には通常とは比べ物にならない量の噂が飛び交います。

本来はこれらの得られた情報を合理的に吟味して最適な健康行動をとるべきですが、実際には『友人が勧めているから』という理由だけで健康サービスを選んでいる方も沢山いらっしゃいます。

『この株が上がりそうらしいよ』と言われても、簡単にノリで投資をするような経営者は少ないと思います。日々ビジネスと向き合っている以上、高い金融リテラシーを持っているからです。しかし残念ながら、『このサプリメント/美容治療がいいらしいよ』という不確かな情報に惑わされてしまっているケースは多くあります。ヘルスリテラシーについては学ぶ機会がないためです。

経営者は触れる情報が多い分、当然間違った情報に出会う確率も上がります。しかし、これら全てについてエビデンスとなる論文を調べたり、副作用について調べきることはほぼ不可能です。結果的に勧められるがままに(マーケティングが巧妙な)健康商材を購入し、健康になった『つもりでいる』ことが多いのです。しかし、当然これは本質ではありません。

間違った情報に惑わされず確実に疾病予防・パフォーマンス向上に繋がる行動を取るためには、常に情報の妥当性について問い合わせられる専門家(顧問医師)を持つ必要があります。顧問弁護士や顧問税理士をつけるのと同じですね。課題を認識した頃には『時すでに遅し』となってしまう最たるもの(予防が重要なもの)は、法務でも税務でもなく、健康なのです。

3, 経営者はとにかく忙しい

経営者は四六時中、自身の事業について頭を働かせています。タスクの幅が膨大であり、忙しい時には全く休みなく働かざるを得ないことも多いです。結果的に常に『緊急な』課題に振り回されているため、『緊急ではないが重要な』課題である予防・健康には手が回らないのです。

また経営者は無理をしがちな生き物でもあり、基本的に誰かにSOSを出すということはありません。実際経営者の患者さんは、病状がかなり進行してから来院されるケースが多いです。

そんな経営者の方にとって、『困った時に気軽に聞ける医療相談/健康相談サービス』では不十分です。日々忙殺されている経営者が『やばい』と自覚する頃には、相当に病気が進んでしまっているのです。

だからこそ、困った時に聞けるサービスではなく、困らないように向こうから働きかけてくれる(プッシュしてくれる)健康サービスが必要だと思いませんか?その最たるものが顧問医師サービスなのです。自分の健康状態・リスク・生活習慣を熟知した顧問医師を持つことで、忙しい中でも過不足なく健康ケアを行うことができます。

まとめ

今回は、経営者だからこそ顧問医師を持つべき理由についてお話しました。健康を失ってしまってはあらゆる資産は無意味と化します。継続的な事業成長や家族友人の幸福のためにも、顧問医師とともに、合理的で過不足のない健康管理を始めましょう。

顧問医師サービスに興味がある方は、Wellness Scanのホームページよりお気軽にお問い合わせください。記載されていない様々なオプションも用意しております。




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