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チベット体操といえばこの一冊

わたしがはじめて「若さの泉」(ピーター・ケルダー著)を読んだのは5年前。表紙のそでにある〈たった5つの体操だけで心身がリフレッシュ!〉というフレーズに惹かれてでした。

5つだけならわたしもできるんじゃないか、続けられるんじゃないかと思ったんですね。

チベット体操は1~5までの儀式(儀式=体操)を1日それぞれ3回ずつ行うところからスタートします。そして徐々に回数を増やしていき21回を目指します。

そして無理をしないということ。
できる範囲の中で少しずつ行ってもよいということ。
少しづつ行ってもそれでも効果はあらわれると書かれています。

わたしがチベット体操を知った当時、はじめての入院手術経験後でしたからけっして無理せずという言葉は今まで以上にわたしにとても響きました。

わたしは「若さの泉」をいっきに読了!

早速自宅でやってみました!
5つの体操をそれぞれ3回ずつ!
5つのチベット体操×3回ずつなのでトータル15回、本を見ながら行ったのですが10分かからずできました!

お!これならできる!
なんだか気持ちがいい!
これがわたしのチベット体操デビューです。

とはいえ、思うように足が上がらなかったり、身体を反らせるのが苦しかったり。まぁ不格好なものでした。

でもでも、それでいい。当時のわたしのできる範囲、それでよかった。やれたことの歓びのほうが大きかったんです。

療養中で外出することも少なくスーパーに買い出しに行くだけで疲労困憊。そんな状態のわたしでもやれた!ということが嬉しかったんです。

それから3回から徐々に回数を増やして21回までやり切りました!やり切ったころにはすっかり体調も落ち着き、職場復帰していました。

21回まで行ったら、また3回から仕切り直してもOK。21回をキープしてもOK。わたしはどちらかというと仕切り直す派。体調が悪ければお休みすることもあります。

わたしはチベット体操をするとすっきりと軽くなる感覚があります。そして今日も一日がんばるぞー!っとエネルギッシュに軽やかに過ごせるように感じています。だからこそ楽しみながら今まで続けこれて、これからもずーっと続けるんだなぁと。

時折「若さの泉」を読み返すのですが、読むたびに新しい気づきがあります。その時々のわたしの状態によってアンテナに引っかかる箇所が違うようです。

今回読み返してわたしのアンテナに引っかかったのは〈呼吸〉。チベット体操は呼吸と動きを連動させるのが特徴のひとつなのですが、動きに慣れてくると流れで行ってしまったり、時には時間に追われて急いで行ってしまったり…やっぱりそれじゃもったいない!

回数も大事ですが、1回ごとに深い呼吸を意識して動きと連動させたらもっと良いはず!もっと気持ちよくできるはず!

わたしはチベット体操講師として歩きはじめたばかり。日々新しい気づきとともに勉強です。いつかどこかのお教室でお会いできますように。

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