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『日本社会と企業を揺るがす”難民”のチェンジメーカーと語り合う日本の未来』開催!

WELgee、そして私たちとともに活動する難民当事者の仲間たちをいつも応援し、興味を持ってくださっている企業の方たちをご招待し、「日本社会と企業を揺るがす”難民”のチェンジメーカーと語り合う日本の未来」というテーマのオンライン交流会を、2021年2月6日に開催しました!

今回の交流会の目的は、突出した個性と逆境の中でゼロイチを築く力をもった難民の若者たちと、日本のビジネスセクターの方たちとの間でシナジーを共に生み出していくこと。

司会は、昨年より特定非営利活動法人クロスフィールズの国内留職プログラムでWELgeeに参画していた東京海上日動の社員である岩瀬雅彦(a.k.a.パンキー)が行いました。

★WELgeeでの国内留職プログラムについては、ぜひこちらの記事をご覧ください。

以下で交流会当日の様子をご紹介させていただきます!

登壇した難民当事者の仲間たち

今回、WELgeeとともに活動する難民当事者メンバーの中でも社会をよりよく変革するために熱い情熱とビジョンを持つ方たちに登壇していただきました!

★東アフリカ出身 Nさん
独裁政権が大手メディアの統制をする中で、今では23万人以上のフォロワーを有する市民向けのWEBメディアを立ち上げ運営。「日本の技術をアフリカ・母国を中心としたグローバル市場に展開し、アフリカで生産した製品を日本に輸出したい。」日本の社会人大学院で奨学金を受給してMBAを取得。

★中央アフリカ出身 Gさん
鉱物を巡る紛争や汚職が蔓延する地域で、若手政治団体を立ち上げた若き産婦人科医。「自国だけでなく、世界を変えることに貢献すること。低中所得の人々の健康を支え、改善していきたい。」母国で医学を専攻。アフリカと日本の医療従事者の懸け橋となるNPOを設立。

★西アフリカ出身 Vさん
アフリカの若者たちの自立と活躍の為、母国や異国で啓発活動に従事。「日本の技術を駆使して母国で雇用を生み、母国の若者の失業問題を解決したい。」東ヨーロッパの大学へ留学、国際関係学を専攻。社会課題を議論するアフリカンコミュニティの創設、運営。

交流会スケジュール

交流会は以下のような流れで行われました。

①イントロダクション・本日の目的
②WELgee紹介
③難民当事者の自己紹介
④WELgeeの価値創造取り組みの具体例
⑤ブレークアウトルームにてグループディスカッション
⑥ディスカッション内容の共有
⑦クロージング
⑧交流会

以下にディスカッションの様子を詳しくお伝えいたします!

再認識された難民当事者の特色

グループディスカッションでは難民当事者メンバーが各グループに分かれ、参加者の方と交流を行いました。参加者の皆様からの鋭い質問に、難民当事者メンバーも熱くなり、彼らの想いやビジョンを力強く語っている様子がとても印象的でした。

対話の中から、彼らならではの特色として、いくつか挙げられたポイントとその理由について、以下で一部紹介します!

・逆境をチャンスとして捉え、挑戦を恐れない 
大変な経験を何度も乗り越えているからこそ、挑戦することに対しての恐怖心が少ない。失敗したらどうしようという心のブレーキをかけずに、挑戦し続けている。彼らのように、挑戦して変わっていけるチームメイトが組織にいることで、それが企業を変える刺激になりうるし、良い企業カルチャーにつながるのではないか。

・母国ならではのニーズを把握している
母国ならではのニーズを把握している地域と世界の橋渡し役として、日本人ではできないことが出来る。日本の英語が苦手な営業に対して非常に力になる。アフリカ出身者はアフリカの市場に進出する時に大きな戦力となる。

・新しい環境にも適応し、前に進む力がある
日本という新しい場所でも前向きにチャレンジできている難民当事者の人たちは、逆境の中でも高い自己肯定感を持ち、新しい環境に適応することができる。それは組織の中でチームの前向きなを風土を作るいい刺激になるのではないか。

また、このような難民当事者達の特色を踏まえ、ディスカッションの後半ではそれらを活かしてどんな相乗効果を生むことができるか、どんな価値を作り出せるかについて、議論を深めました!

難民当事者にとっての新たな刺激

「○○って知ってる?君のやりたいことに近くて面白い取り組みだから、参考にしてみるといいかも!」

ある参加者の方が、ブレークアウトルームでのディスカッションの際にVさんに上記のようなフィードバックをくださいました!

西アフリカ出身のVさんは、世界中のアフリカ出身の起業家精神を持った人たちで構成された社会問題について議論するオンラインプラットフォームを運営しています。

だからこそ...

「Vさんが運営しているそのプラットフォーム内でも、さまざまな起業家の取り組みや情熱を発信する事ができるのではないか?」

「日本の起業家の取り組みやその情熱を、アフリカや母国の起業家精神あふれる若者に橋渡し的に届けることが出来れば、それが彼らにとって良い刺激になり、新たな価値創造につながるのではないか。」

Vさんはこのフィードバックを聞き、とてもインスピレーションを受けたようでした。

参加者の方と難民当事者の交流により、化学反応が生まれて、難民当事者が刺激され、新たなアクションを起こしていく。そんなわくわくが生まれた瞬間でした!Vさんがこのフィードバックをもとに、アイディアをアクションへと移していくのが楽しみです!

イベント終了後の交流会でも、参加者と難民当事者の議論は白熱し、アフリカでのビジネス、現地のニーズ、テクノロジーと教育、国際経済など様々なテーマについて意見交換を行うことができました!

参加者の声

ここで、参加者の皆様から頂いた交流会の感想を紹介します!

「難民という言葉のイメージとは異なる能力ある方々の想いや志向性を知ることができました!」

「難民当事者の母国に関して、今まで私も得たことが無い情報や経験を聞くことができ、それによりアフリカのビジネスもより調べてみたいと視点が広がりました。」

「難民の方、そしてWELgeeは、自分だけの幸せ<社会の幸せ、を考える「癖」がある人たちだということがわかりました。」

「社会を良くしたいという想いはどの企業も持ってはいるが、組織の中で働いていると、その思いがだんだん薄まってきてしまう。初期のその思いを持ち続けながら仕事をするのは難しい、でもそれが大事だと再認識しました。」

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本交流会の対話を重視したセッションを通して、参加者の皆様、そして登壇してくださった難民当事者も相互に多くの刺激を与えあうことができた、そんなイベントとなりました。

難民当事者にとっても、このような交流会は、自分を応援してくれる人に出会えたり、自分のビジョンや個性を再確認し、自身のやりたいことや自己表現のブラッシュアップを行ったりするとても貴重な機会です。実際に登壇者した難民当事者の方たちは、本交流会後、さらに熱量アップして自身のキャリアパスの追求に向けて動いています!

このような交流会を初めて開催してみて、参加者の皆様からさまざまなフィードバックをいただき、より有意義な交流会にするための注力ポイントにも気づけたため、次回以降さらにパワーアップさせた交流会を開催していきたいと思います!

(なお、次回は4月下旬目途に同様のオンラインイベントを開催予定です!)


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紛争、弾圧、治安悪化などから母国を逃れざるを得ない難民の数は世界で7000万人。 祖国と未来を奪われた難民たちが、ここ日本にも。彼らの国が平和になったときに、祖国を再建する担い手として、第二の活躍を描ける未来をつくります。